セルフケアブランド「pace」が女性のライフステージの移動に寄り添う理由

セルフケアブランド「pace」が女性のライフステージの移動に寄り添う理由

ファシリテーター:吉村 典也

イントロダクション

プロテカ:PROTECA」のスーツケースでも有名な、老舗カバンメーカー「エース」から、フェムケアを扱う女性のためのセルフケアブランド「pace」が、2022年5月20日(金)よりローンチ展開されています。

今回は、社内の新規事業企画にエントリーして採用され、事業責任者として活躍している、市川美樹さんに、女性の一人として、多くの同じテーマを持つ多様なライフステージの女性に対して伝えたいブランドメッセージと商品・サービスとしてお届けしたい体験についてお伺いしてきました。

セルフケアブランド 「ペース(pace)」公式サイトを見ながら、こちらのインタビュー記事をお読み頂けるとよりメッセージが伝わると思います。

セルフケアブランド 「ペース(pace)」公式サイトはこちら
https://your-pace.jp/

先ずは事業内容や、ローンチ商品については、プレスリリースをご確認ください。

PRTimeプレスリリース

バッグメーカーのエース株式会社から、女性の移動をサポートするセルフケアブランド「pace」誕生

paceとは

「どんなときもあなたのそばにいられるセルフケアブランド」をコンセプトに、女性の移動とフェムケアを含むセルフケアをトータルサポートします。ブランド名には「人生という長い旅路を、どんなときも自分のペースで歩めるように」との意味が込められています。

Souce*PRTimeプレスリリース
バッグメーカーのエース株式会社から、女性の移動をサポートするセルフケアブランド「pace」誕生

pace誕生のきっかけ

エース株式会社は鞄を通じて「ひとの移動をサポートする」ことを企業ビジョンとして参りました。

コロナ禍をきっかけに移動の制限が強いられるなかで改めてその意味を見つめ直し、女性の移動に寄り添うセルフケアブランドを立ち上げました。

Souce*PRTimeプレスリリース
バッグメーカーのエース株式会社から、女性の移動をサポートするセルフケアブランド「pace」誕生

「私自身も以前から吸水ショーツなどフェムテックのアイテムに興味がありました。鞄を通じて『ひとの移動をサポートする』ことがエースの企業ビジョンです。その企業ビジョンを拡大解釈して女性の人生を『長い旅路』=『移動』にたとえ、女性の移動とフェムケアをトータルにサポートするものを提案したんです」(市川さん)

Souce:CREA*バッグ会社が生理用ショーツを販売!?老舗メーカー「エース」が吸水ショーツを作った理由 

商品紹介

【オーガニックコットン吸水サニタリーショーツ】

企画採用から約1年かけて商品開発に取り組み、生理のときなどに使用する吸水サニタリーショーツや、デリケートゾーンのケアアイテムなどを次々と商品化。商品開発にあたり、市川さんが意識したのは、“ふだん使いの身近なケアアイテム”ということでした。そのため、フェムケアブランドではなく、セルフケアブランドとして商品を展開。気軽に手にとりやすいアイテムのラインナップと価格設定も意識したそう。

「最近、“フェムケア”が注目されつつありますが、その言葉を聞いて自分事だととらえられる人はまだ少ないように思います。どちらかといえば“一部の意識が高い人が使うもの”という印象をもっているケースも。【pace】は女性のためのケアアイテムではありますが、あえて“フェムケア”とくくってしまわず、日常を心地よく過ごすための、身近なセルフケアアイテムとして提案しました。フェムケア商品が気になっている人や初めて使う人に届いてほしいですね」

Souce:FYTTE*吸水ショーツなど、老舗カバンメーカーからフェムケアが登場! 女性の悩みに応えるブランド【pace】

【デリケートケアミスト】

「ウォシュレットだけでは解消できない気になるにおいや不快感を、外出先でもケアできます。ティッシュやコットンに吹きかけて使用できるミストタイプのケアアイテムなので、ポーチに入れて持ち運びやすいサイズを意識しました」

Souce:FYTTE*吸水ショーツなど、老舗カバンメーカーからフェムケアが登場! 女性の悩みに応えるブランド【pace】

【和漢ブレンドティー】

天然の和漢植物エキスを配合したブレンドティーはお湯に溶かして飲むだけの手軽な粉末タイプ。

味は3種類で、

リラックスしたい人には、ジャスミン茶をベースにクコの実や菊の花を配合した「解(ほぐす)」

肌の調子が気になる人には、緑茶をベースにハトムギやナツメを配合した「満(みちる)」

冷えが気になる人には、ルイボス茶をベースにシナモンや密花豆などを配合した「巡(めぐる)

Souce:FYTTE*吸水ショーツなど、老舗カバンメーカーからフェムケアが登場! 女性の悩みに応えるブランド【pace】

【美容健康業界で注目のCBDオイル】

「CBD5%オイル」は、初心者にも始めやすい高品質なスイス産アイソレートCBD5%を含有。付属のスポイトでオイルを取り、そのまま舌下に垂らす、もしくはお茶に垂らして飲みます。

ノンフレーバーはクセがなく、ドリンクやサラダにあわせても味が変わらず、初めてのかたにオススメ。ピーチフレーバーは、和漢フレーバーティーやヨーグルトと好相性。ミントフレーバーは爽快感が口に広がりリフレッシュにピッタリ。

市川さん「ノンフレーバーもありますが、ピーチとミントはpaceの和漢ブレンドティーにも相性のいい香りなので採用しました」

Souce:OTANA SALON*更年期こそ「フェムケア」に頼る! 話題の「吸水ショーツ」について聞いてみた

【CBDロールオン】

「CBDロールオン」は、肌と女性にやさしいホホバオイルをベースに、CBDと精油をブレンドしたオイル。うなじやこめかみ、肩や手首などにコロコロなじませて使用します。香りは3種類。

リラックスは、ゼラニウム&ラベンダーの精油をブレンドした心をやわらげる香り。

ポジティブは、グレープフルーツ&オレンジの精油をブレンドして、前向きになる香り。

リフレッシュは、ベルガモット&ミントの精油で、頭をすっきりクリアにしてくれる香りです。

市川さん「女性の移動とフェムケアを考えて開発したので、外出に持ち運びやすいサイズにしました。更年期の女性にはリラックスがおすすめです。ゼラニウムの精油は女性ホルモンによる心の揺れを和らげるとも言われています」

Souce:OTANA SALON*更年期こそ「フェムケア」に頼る! 話題の「吸水ショーツ」について聞いてみた

「pace」(ペース)に込めたブランドメッセージ

ファシリテーター 吉村(以下 吉村):

ブランド名には「人生という長い旅路を、どんなときも自分のペースで歩めるように」との意味が込められているとお伺いしています。

女性のライフステージは、

①思春期 8-18歳という大きな定義で10代

思春期とは「初経(初潮)が始まってから月経が安定するまでの期間(日本産婦人科学会)」

②成熟期 18~19歳から44~45歳くらいまでの期間

ここには、

20代 インナーセルフケアとしては「ホルモンの安定期」30代 「ホルモンのピーク期」
40代 更年期に向けての2回目の身体の大きな変化

というステージがあります。

③更年期

閉経が起こる前後の5年間、年齢的には45歳ぐらいから55歳ぐらいまでを更年期の期間(日本産婦人科学会)

④老年期

更年期が過ぎた50代半ば以降

があると言われています。

この、身体の変化を軸ベースにして、日々と、月齢という時間軸の「旅」、地理的な移動という「旅」、生活空間の選択としての「旅」、家族との紡ぎとしての「旅」といった、オケージョンやライフシーンが投影されているシーンがあると思います。

これらのシーンから、市川さん自身の経験から伝えたいメッセージを教えていただき、女性のみなさんの共感を紐解いていただけますか。

エース株式会社 市川美樹 さん(以下 市川 さん):

エース株式会社 市川美樹 さん

はい、先ずは、わたし自身の世代でもある20代について、自身の体験から生れたメッセージをお伝えできればと思っています。

私自身も、社会人として働いている立場でもあり、仕事を離れた場では個人消費者として、Shoppingや、旅行などを楽しむ立場でもあります。

その中で、自分自身しか判らない身体と心の「ゆらぎ」でも、女性特有の事象があります。

それが、「生理」とそれと関連している身体と心への影響でした。

「生理」はとても健康的な身体のリズムであるのですが、女性にとっては生活スタイルが制限されるという不満と、心配という不安があります。

先ずは、これを解消していくことが、他の多くの女性のセルフケアを提供するためにもよい商品・サービスになると考えて、オーガニックコットン吸水サニタリーショーツを開発しました。

吉村:

具体的にライフスタイル、ライフシーンについて教えていただけますか。

セルフケアにとってのフェムケアの重要性

市川さん:

そうですね。「生理」期間中のお悩みでは、

仕事という時間と場所とチームという環境の中では、服選びに気を遣わなくてはならなかったり、トイレに行く回数が増えたり、ナプキン用のポーチとか、人目を気にするとか、面倒なことが、さまざまあるということが、モニターアンケートでも数多くの声が寄せられていました。

それを、少しでもカバーして解消できることを目的として、他のブランドの利用者でもあった顧客視点から、機能面での付加価値や実現したいことを調査して、開発コンセプトと試作を重ねて商品を創っていきました。

仕事の職場というシーンだけはなく、友人や家族やパートナーとの会食や、トラベルや、ショッピングという楽しみを通常のように満喫できるウエアのサポート環境を得ることができるということです。

これは、ウエルネスでも心理的にもとても大切なことだと、アンケート回答からも支持を頂ける利用シーンでした。

吉村:

身体にとって必要なリズムでもありながら、気分的にも「ゆらぐ」期間を、少しでも快適に過ごそうと女性たちは自分自身で工夫をしているということですね。従来の生理用品では、デザイン的にもそれに答え切れていなかったのは、海外のフェムケアのDNVBで有名なLOLAの創業ストーリーがそうですね。

お伺いするきっかけともなりましたが、
FemtechFes!「吸水ショーツラボ」 in New Stand Tokyo 

【イベントレポート】FemtechFes!「吸水ショーツラボ」 in New Stand Tokyo

にお伺いして、ブランドに触れたことなのですが、フェムケアとして、吸水ショーツはブランドが数多くあることや、参入がしやすい領域でもあると考えていますが、

paceとしての

  • 機能訴求
  • デザイン訴求
  • 価格訴求
  • ブランドコンセプト訴求

について、顧客視点の開発から生まれ得た、特徴について詳しく教えてください。

市川さん:

私自身が既存商品に対して感じていた改善点を盛り込みながら企画したポイントですが。

先ずは、基本的な機能を満たすことです。それは、生理は約1週間あたり20~140mlの経血を3~5日で排出すると言われています、多い日・少ない日に合わせて使い分けることで十分カバーすることができるように、

  1. 吸水量35mlのレギュラー
  2. 吸水量50mlのボクサー

をラインナップしています。

開発前に女性の声を聞いてみたところ、吸水パッド部分への不満でした。黒だと吸水されているのかよくわからなくて不安という声が少なくなかったのです。そのための解決策として、ちゃんと吸水されているのがわかり、ハッキリとは見えない色をいろいろと試してみて、グレーを選択しました。

これは、吸水量もわかりやすくなるので、自分の今回の体調チェックもできるというメリットもあります。

環境は様々なので、女性の心配を少しでも解消できるように、それでも漏れてしまうのではという不安もあるかと思います。そのような不安に向き合うために、ショーツのおもて生地と、吸水パッド部分を縫い付け無いようにして羽つきナプキンと併用できるようにしています。

私たちは、かばんメーカーですので、機能を充実させれば、デザインもそれに併せて語り始めると考えています。

アパレルの3要素

  1. デザイン
  2. シルエット(形)
  3. 素材と色

については、拘りを持っています。

1. のデザインのポイントは、幅の広いウエストラインです。柔らかいゴムをおもての生地で包んでいるので、デザインのアクセントとしてだけではなく、締め付けのストレスを和らげることができるという機能目的を満たしています。

2. 吸水ショーツにおいては、「安心感」がポイントになってくると考えています。レギュラー・ボクサー共に通常のショーツよりもハイウエストなシルエットで冷えを防止し、さらにボクサーでは太ももまで丈があるので鼠径部を包みつつ、パンツスタイルでもヒップラインが出ないようなシルエットになっています。

3. 素材と色ですが、機能と履き心地に一番関係してきます。

先ずは、おもて生地ですが、アンケートからも、女性ホルモンの影響で肌が敏感になったりすると、ふだんは大丈夫な繊維でもかゆくなってしまうという声を解決するために、肌にやさしいオーガニックコットンを使っています。

そして、吸水パッド部分は、アンケートでも声の多かった、肌に接触する部分は不快ではないか、一番しまったと感じる、表側の生地から漏れて洋服についてしまわないのかの不安を無くすために、4層構造にしています。

詳細は、吸水パッド部分は素材を変えて4層構造をご確認ください

女性の長い旅路から、顧客中心ブランド・顧客購買体験とは

吉村:

ありがとうございます。商品のポイントが、女性の声「顧客視点」から生まれていることが理解できてきました。20代の同世代の女性以外に、たとえば、お子様がいる女性の声にはどのようなものがありましたか。

市川さん:

そうですね。とてもハットする日常のシーンを教えていただきました。子どもと公園に遊びに行くときに子供から目が離せずトイレに行けないとか、スーパーなどに行くとき、習い事にいくときにナプキンを持っていくのは億劫だととか、子供の友だちの家にいったときにナプキンを捨てる、持ち帰る方法に困っているとか、日常の小さな生活空間移動での課題を聴くことができました。

吉村:

まだまだ、女性の生活空間でのシーンは沢山ありそうですね。子供の成長とともに、親の世代も成長を重ねるわけですが、親は「更年期」という期間、子供が女の子であれば、「初潮」を迎えることになりますが、どのような「声」がありましたか。

市川さん:

はい、先ずは、「初潮」からの女の子の心理面ですが、多くは小学生から中学生に迎える1回目の大きな変化でもあり経験です。環境からしてみて決して充足されているわけではないことは想像がつきます。

従来の、ナプキンでなければどれだけ快適に過ごせるかという声は多く聴いています。私たちの商品では、まだサイズ対応出来ていないのですが、少しでも早く対応して、母から子供へのプレゼントとしても選択、利用いただける環境をご提供したいと考えています。

更年期の女性にとっては、生理の起こり方に変化が現れてくると言われています。生理の周期が少しずつ短くなってきたり、しばらくすると逆に周期が長くなったり、生理の回数が減ってきたりします。出血量や日数も不安定になりますので、不安に向き合っている時期でもあります。これに対応するために従来の生理用品を準備して用意しているよりは、吸水ショーツの方が、利便性だけではなく経済性や、環境面からもメリットがあるとの利用者ならではのご意見がありました。

吉村:

人は、時を経るにつれて、経験した場と環境を移動して得たもので、いろいろなシーンでさまざまな価値観があることがあらためて理解できますね。

「pace=あなたのペース」ですね。

最後になりますが、下着に限らず、アパレルは最初に素材などの実物を確認をしたくなるものだと思っていますが、POP-UPなどでのタッチポイントはありますか。

POP-UPで顧客とのタッチポイントを大切にしたい

市川さん:

常設ではライフスタイルブランドのアフタヌーンティー・リビング限定5店舗(宮城・東京・大阪・福岡)と、高島屋新宿店2Fのショールーミングストア Meetz Storeで実際に商品をお手に取り、ご購入ができます。

POP-UPでは、東京ですと、

Femtech Fes! 2022

Femtech Fes! 2022
が、10月14日(金)・15日(土)・16日(日)に六本木 アカデミーヒルズで開催されますので無料のチケットをご予約して頂いてご来場ください。こちらには他のブランドさんも一緒に出店するので是非お越しください。

まだまだ、知られていても利用を躊躇している女性も多いです。多くのブランドの商品に触れていただいて、自分にあう、共感できる商品に出会って頂ければと思っています。

フェムテックトーキョー
は、10月22日土曜日が一般デーで その場で商品を「見て」「触れて」「購入」ができますので、サイトで登録して無料の招待券をお持ちになって東京ビッグサイトまでお越しください。

吉村:

ありがとうございます。
セルフケアにとって、女性の身体のリズムと快適に向き合うために、機能的な商品と出会うことの大切さをお伺いできました。

女性ってそれぞれのライフステージ、スタイル、シーンは、場所だけでは無い、「移動」に満ちていることにも気付かされました。

次回は、ブランドのコンセプトである、セルフケアを提供する商品アイテムについて、女性の人生の旅路の歩みに沿ってお伺いしたいと思っています。

セルフケアブランド「pace」は、心と身体の「旅」をサポート

よろしくお願いいたします。

セルフケアブランド 「ペース(pace)」公式サイトはこちら
https://your-pace.jp/

ファシリテータ:

吉村 典也

吉村典也_note

日本の製造業を強くするためのコンサルティング会社、外資システム会社などを経て、通販、Eコマースの事業運営・CRM運用・フルフィルメント運用のアドバイザーからBPO受託までを担ってきた。OMOシステム設計・運用の視点まで含めて事業会社ととも一緒にグロースしてきた。

やずやグループの基幹CRMシステムの外販のための導入サポート業務委託を終え、そこで出会った事業者とのコミュニケーションから、まだまだ、日本のDNVBビジネスには成長の可能性、未知のカテゴリーがあると確信しつつ、1社でも多くの30億、100億円事業にグロースするためのアドバイス・サポートを提供している。