D2Cブランドの成功事例

D2Cとは製造業者が直接消費者に営業し販売することをいいます。そのため、製造業者がECサイトを通して直接消費者に販売をします。SNSを使って製造者が消費者とコミュニケーションをとるのが一般的で、消費者にとってもっとも製造者が身近に感じられるビジネスモデルです。

D2Cの特徴として消費者に製造者のビジョンや思いを伝えられる点が挙げられます。消費者一人ひとりの声を聞くことでフィードバックを得ることができ、製品開発やサービスの向上に活かすことができます。

 

D2Cの成功要素

D2C(Direct to Consumer)の成功要素には次の点が挙げられます。

  • ターゲット顧客が明確
  • サービスや商品の品質が高い
  • SNSの活用
  • 商品やブランドの世界観がある

ターゲット顧客が明確

D2Cは消費者とコミュニケーションをとりながら商品開発やサービスの向上を進めることにより、ファンを増やしていきます。そのため、ほかの販売方法よりもターゲットを明確にすることが重要になります。年代や性別、職業といった属性だけでなく一人ひとりのニーズを聞いてセグメンテーションをすることが一般的です。

サービスや商品の品質が高い

D2Cはサービスや商品を消費者に気に入ってもらわなければ、うまく活用できないビジネススタイルです。さらに、いい商品を作ったと満足するのではなく消費者と交流をしながら常によい商品に改良していくことが求められます。

SNSの活用

D2Cで成功している多くの企業がSNSを活用して消費者と交流しています。消費者からニーズや商品に対する意見を聞くだけでなく、消費者にとっても身近な存在に感じられる特徴があります。そのため、SNSでは一方的に商品を紹介するわけではなく、より良い顧客体験を提供しています。

商品やブランドの世界観がある

D2Cで成功している企業はそれぞれ独自の世界観を持っています。ブランドや商品の世界観があることで消費者に共感してもらうことが重要です。つまり、消費者に対するブランディングが必要で、企業が考えているブランドの魅力と消費者が感じているものが共通していることでブランドのファンが増えていきます。

D2C導入のステップ

D2Cを導入するためには次のステップが必要になります。

  1. マーケティングリサーチ
  2. 競合他社をリサーチ
  3. ターゲットユーザーの設定
  4. EC構築

マーケティングリサーチ

D2Cにおけるマーケティングリサーチとは、商品やサービスに対して世間がどのような感想を持っているかを把握する必要があります。マーケティングリサーチをすることで企業側も理解していなかった商品や検討していたターゲット以外の人達に対して需要が高い場合は珍しくありません。

競合他社をリサーチ

次に競合他社の商品の内容やSNSでの発信情報などをリサーチして、市場の動きや消費者のニーズを把握することが重要です。この時点で他社の方が上回っていると判断したら、ほかの商品やサービスを選択する必要がある場合があります。

ターゲットユーザーの設定

マーケティングリサーチや競合他社のリサーチで集めた情報をもとに、自社の強みや弱みを判断し需要が高いと思われるターゲット層を決めます。このとき、消費者のニーズ以外にもブランド世界観を理解してくれるターゲットを選ぶことが重要です。

EC構築

ここまで集めた情報やブランドイメージ、ターゲット層にあわせたECサイトを作成していきます。ECサイトには自社がどのような目的で商品を作っているのか、サービスを提供しているのかを明確にする必要があります。製造者の思いやブランドイメージをECサイトの閲覧者が共有することでファンを増やすことができます。

他社D2Cの成功事例

D2Cの需要は年々高まっており、さまざまな成功事例が見られます。

COLORIS

COLORIS は前もってユーザーが髪質や悩みを伝えることにより、一人ひとりにあったカラー剤を生産販売しています。商品の使い方や注意点、これまで利用した人の感想などをSNSや資料請求などで宣伝をしており、実際に使ったユーザーがさらに情報を拡散しています。製造会社が販売者であるため消費者にとっても正確に伝えられるため、安心して利用することができます。

COHINA

COHINA は155cm以下の小柄な女性を対象としているアパレルブランドです。自社のECサイトのみで販売をしており、21万人以上のフォロワーがいるインスタグラムを使って宣伝しています。インスタグラムではライブ配信を毎日することでフォロワーを増やすことに成功しています。

インスタグラムのほかにもSNSを活用し、主にユーザーの口コミをもとに購入者を増やしています。

Minimal

Minimal は原材料となるカカオ豆の仕入れからチョコレートの製造、販売まで全て自社でおこなっている会社です。販売方法は直営店とECサイトを活用しています。販売店では製造スタッフが販売もおこなっているため、直接消費者からの感想を聞くことができます。

FABIUS

すっきりフルーツ青汁で有名なFABIUS は健康食品のほかに美容製品を販売しています。販売方法は自社のECサイトのみで、健康食品や美容製品といった定期的に必要な商品を扱っていることから毎月定期便が定着しました。

新商品が出るたびにLINEやメルマガを使って宣伝をすることでユーザーを増やしています。

BASE FOOD

BASE FOOD は累計販売食数が1,000万食を突破している栄養豊富なパンをはじめとした健康食を販売しています。販売方法は自社のECサイトのみで、TwitterやインスタグラムなどのSNSで積極的にユーザーとコミュニケーションをとっています。

富士ロジテックグループの特徴

通販物流にはさまざまな特徴がありますが、富士ロジテックグループは以下のような特徴があります。

  • データ連携ができる
  • 独自でシステムを開発している
  • D2C eコマース物流フルフィルメントサービス

データ連携ができる

  • 受注があるのに発送が遅れている
  • 出荷ミスでリピートユーザーが減っている

上記のようなミスがあると、どれだけ商品がよくても安定した顧客がつくことはありません。

そこで、これらのミスを減らすためにも富士ロジテックグループでは、既存のシステムとデータ連携をすることにより顧客管理や受注管理などをスムーズに進めることができます。

独自でシステムを開発している

通販物流において、システムは必須になっています。しかし、既存のシステムであれば、それぞれの企業の業務内容や商品にあわせてシステムを選ぶ必要があります。そのため自社にあうシステムを選ぶのがむずかしい場合があります。

しかし、富士ロジテックでは物流経験のあるSEがシステムを企業のニーズにあわせて開発をしています。そのため、システムを使ったけど機能していない、システムが使いづらいといったことがありません。

D2C eコマース物流フルフィルメントサービス

富士ロジテックは2021年6月にD2C eコマース物流フルフィルメントサービスを開始しました。サービスの特徴は次のようになっています。

  • 事業規模の拡大や急な出荷量の増加に柔軟に拡張できる
  • すぐに始められて必要なだけ使える
  • D2C eコマースの受注から出荷まですべてを自動化
  • フルフィルメントサービスの幅広い要望にマルチに対応
  • 物流サービス大手の富士ロジテックグループにて運営
  • D2C販売チャネル拡大

まとめ

D2Cは製造者が直接消費者とやりとりをしながら、一般的には自社ECサイトのみで販売をします。間に広告店や販売店が入らないため製造担当者が製造以外にマーケティングや宣伝、消費者へのフィードバックをおこないます。消費者と直接コミュニケーションをとりながら、企業や商品のブランドを育てていくビジネススタイルです。

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