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これだけはやろう!ECサイトへの集客を伸ばす3つの施策!

スタートアップ マーケティング 成長のためのTips 成長ブランドケーススタディー

【D2C eコマース に関するマーケティング運用Tips・研究シリーズ】

Written by  中島 布美子

ECサイトへの集客はECプラットフォームでは解決しません。

Shopify」「BASE」「STORES」などの簡単にECサイトが立ち上げることのできるサービスが普及して、手軽にECサイトを立ち上げることができるようになった昨今、よく聞く悩みが『ECサイトを立ち上げたが集客ができない』ということです。

『ECサイトさえ作ればモノは売れる』と漠然とECサイトを立ち上げる方は多くいらっしゃいますが、実際のところ、ECサイトを作っただけではモノを売ることはできません。

また、いくら「Shopify」「BASE」「STORES」などのプラットフォームがよく出来ていても、プラットフォームは集客の助けにはなりません。

人が集まるECサイト=モノが売れるECサイトを構築するためには、SEO対策やWEB広告の活用といった施策が重要です。

そこで今回は、売れるECサイトを構築するための集客テクニックをご紹介します。

1.SEO対策による検索エンジンからの集客

ネットで何かを調べる時には「Google」や「Yahoo!」で〈シークワーサー+ジュース〉などと入力して検索をします。

そして、検索後はブラウザ上には、シークワーサーを売っているECサイトや育て方などのサイトがいくつも表示されます。

そうした検索の結果に対して、自分たちのECサイトが上位に表示されるように、ECサイトの内容を調整することをSEO対策と言います。

上位に表示させようと思えば、広告を購入するという手段もありますが、広告枠は上位に表示されるにもにもかかわらず、クリック率はオーガニック検索の方が上回ることをご存じでしょうか?

つまり、よりクリックされやすいオーガニック検索で上位表示されれば、高い集客率につながるということが言えます。

ではSEO対策で重視されることはなんでしょう?

主には下記の3つが挙げられます。

1) ECサイト内の仕組み(HTML構造など)を改善する→内部対策

検索エンジンがECサイト内を巡回しやすいサイト構造で、ECサイトを作成する。
内部対策が不十分だった場合、良いコンテンツを作成してもクローラーが巡回してこず、いつまで立ってもGoogleでの検索に表示されなかったり、巡回してきたとしても適切にサイト内容を理解してもらわないと、検索エンジンには評価してもらえません。
まず、Googleにインデックスをしてもらえるように、ロボットの巡回を促す構造にすること、ページの内容を正しくロボットに伝えることが重要です。
参考:ウェブマスター向けガイドライン

2) ECサイトに掲載するコンテンツ〈内容〉を適正化する→コンテンツ対策

例えば先程例に出した、〈シークワーサー〉ですが、沖縄では一般的に〈シークヮーサー〉と〈ヮ〉と小さい<ヮ>を利用しています。
その他の県ではどうでしょう?一般的に〈シークワーサー〉ではないでしょうか?この1文字の違いはSEOに大きく影響をします。
実際にGoogleトレンドで調べてみると、〈シークヮーサー〉は〈シークワーサー〉の半分にも及びません。

検索エンジンは、検索ユーザーが検索した文字列に沿って、最適だと思われるサイトを表示しています。

そのため検索結果の順位付けには、ページ内のコンテンツを重要視しています。
ですから、ECサイト内では正確なキーワードを使い、ユーザーにとって有効であると思われるコンテンツを作ることを意識し、Googleに好まれるコンテンツを作ることが重要です。
具体策としては、検索キーワードに関連性の高い情報の掲載やブログなどをはじめとするコンテンツマーケティングであると言われています。

3) ECサイトのSEO対策に必須のブログ運営

ECサイト内でブログを運営しているところはたくさんありますが、そのほとんどはSEO対策のためと言えます。
先に記載したように、ユーザーにとって有益な情報を発信することがGoogleに高評価をもらうコツなので、従来のような商品を並べて価格や産地だけをただ載せるだけではなく、仮にシークワーサーのECサイトであればレシピを掲載したり、畑や仕入れなどの様子を記事にしながら、幅広いキーワードでブログ記事を作成することにより、集客効果が上がっていきます。


4) 優良サイトからリンクをもらう→外部対策

検索エンジンは、多くの人に紹介されているサイトを『ユーザーから評価されているサイト』だと捉え、検索順位を上げる判断にしています。
リンクを貼って紹介されることを「被リンク」と言います。昔は被リンクを増やすために、リンクを買うということもありましたが、現在ではGoogleはそれをペナルティの対象としていますので、純粋にこのサイトは良いサイトだと思ってもらい紹介してもらうことが重要で、そのために充実したコンテンツで、他の人が紹介したいと思うコンテンツ作りをすることが重要です。


2.ネット広告からの集客

ネット広告とは、PCやモバイル端末で利用するインターネット上に表示される広告で、インターネット広告、オンライン広告、WEB広告、デジタル広告などと言われています。

インターネットの普及率が90%を超えた今、インターネットは生活の基盤となりつつあり、ネット広告はかなりの確率で顧客の目に触れるものです。
ネット広告に注目が集まる理由の一つとして、広告の種類が多様であり、予算管理が行いやすく、小規模事業者でも手軽に利用できる点にあります。
4マス広告と比較しても、コロナ後も比較的影響も受けないで順調に推移し、2020年の広告別の売上構成比は
インターネット広告費 36.2%
マスコミ4媒体広告費 36.6%
プロモーションメディア広告費 27.2%
となっており、マスコミ4媒体全体とほぼ並ぶ結果となりました。

インターネット上の広告は、種類が沢山あるので、わかりにくいと思ってらっしゃる方も多いと思いますが、大きく次の4種類に分けられます。特にリスティング広告は、検索したキーワードに対して広告を表示することができるので、購買意欲が高いユーザーを集客することができます。
  • リスティング広告
  • アドネットワーク広告
  • SNS広告
  • 動画広告

3.SNSを利用した集客

現在では、日々の生活の中でSNS に接する(利用する、見聞きする)ことがない日の方が少ないぐらい、身近なものになっています。日本国内におけるソーシャルメディアの利用者は、8,300万人(2020年3月現在)になり、いまや日本の人口のおよそ65%以上が月に一回以上は何かしらのソーシャルメディアを利用し、友人、親戚、企業とつながり情報を得たり、発信をしたりしています。
SNSでの集客は、スマホで商品を買う傾向が強くなりつつある昨今では、ますます重要な集客の手段です。




また、SNSは集客だけでなく、店舗のブランディング、商品の認知拡大に効果を発揮する点でも重要視されています。商材やターゲットによって向いている媒体は違いますが、基本的にFacebook、Twitter、Instagram、YouTubeなどがそれに当たります。特に拡散能力に優れているのはTwitterは、リツイートボタンを押すだけで自分のフォローワーに共有したい情報を拡散することが可能で、この拡散力を利用し、今まで手の届かなかった客層に対してもアプローチが可能です。
例えば、企業アカウントをフォローしているユーザーであれば、その企業の商品を頻繁に購入するファンであることが多いですが、そういったユーザーが情報を自分のフォローワーに拡散することで、今までは企業の存在を知らなかったユーザーにも情報が届くようになります。

またSNSはその特性上ユーザーからの生きた反応を、リアルタイムで聞くことができます。それは商品に対する意見であったり、発信したコンテンツに対する反応であったりしますが、そこにはWEBマーケティングで必要な施策のヒントが隠れており、そのヒントを元に商品やECサイト等を修正することで集客に結びつけることができたり、顧客の喜びにつなげることが可能になります。

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以上、ECサイトの集客を伸ばす施策をご紹介しました。
ECサイトは、ただ単純に商品を掲載すればよいというわけではありません。
人気のECサイトでは商品情報だけでなく付加価値を提供しています。
ただ商品を売るだけのECサイトではなく、掲載されている商品が好きな顧客の集まるサイトのような、顧客に楽しんでもらえる、交流ができ、楽しく見て、買い物ができるサイト作りを目指すことで、来訪者が増え、最終的に購入者が増え、売上が伸びるイメージを持って運用をしてください。

 

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