
ゆうパックは、日本郵便が提供する全国対応の宅配サービスです。
本記事では、料金体系やサイズ区分、送り方、配送日数、追跡方法などの基本情報をわかりやすく解説します。あわせて、送料を安くするコツや、フリマ・オークション利用時の料金設定、レターパック・クリックポストなど他の配送サービスとの違いについて、ポイントを整理して紹介します。
ゆうパックの概要
ゆうパックは、60サイズから170サイズまで、25kg以下の荷物を全国に発送できる宅配サービスです。まずは、ゆうパックの概要を次の6つの項目に分けて、基本情報を紹介します。
- サイズと重さごとの料金一覧(2025年7月最新)
- 梱包方法
- 送り状
- 配達日数
- 着払いサービス
- 送れるものと送れないもの
サイズと重さごとの料金一覧(2025年7月最新)
ゆうパックの料金は、荷物のサイズと配送先によって異なります。以下は、「東京から大阪」へ荷物を送る場合のサイズ別料金です。
サイズ |
重量 |
料金(税込) |
60サイズ |
25kg以下 |
990円 |
80サイズ |
1,310円 |
|
100サイズ |
1,620円 |
|
120サイズ |
1,940円 |
|
140サイズ |
2,300円 |
|
160サイズ |
2,610円 |
|
170サイズ |
3,750円 |
ゆうパックの荷物のサイズは「縦・横・高さの合計」によって決まります。
また、荷物には以下のように最小サイズの規定が設けられています。
- 円筒形または類似の形状:長さが14cm、直径または短径が3cm以上
- 円筒形以外の形状:長さが14cm、幅が9cm以上(はがきサイズ程度)
- 例外:厚紙や布などで作成したあて名札が長さ12cm・幅6cm以上であれば、最小サイズの制限を満たすことが可能
重量は一律25kg以下に制限されていますが、25kgを超え30kg以下の荷物は「重量ゆうパック」として発送が可能です。(通常料金+560円)
出典:ゆうパック_日本郵便
EC事業者向けお得情報
EC・通販事業で商品を発送する場合、発送代行を利用することで送料を削減できる可能性があります。当メディアを運営する富士ロジテックホールディングスでは、60サイズが全国一律640円(離島は別途料金)で発送可能です。お気軽にご相談ください。 |
梱包方法
ゆうパックを発送する際、荷物の梱包は利用者自身で行う必要があります。集荷時や持ち込み時に、梱包サービスは提供されていないので注意しましょう。
なお、梱包する際は運送に適した荷造りが必要です。梱包方法のポイントは以下のとおりです。
- 運搬中の振動や衝撃に備えて、壊れやすいものには緩衝材(新聞紙・プチプチなど)を入れる
- 布団・衣装ケースなどの大型・特殊品は、破損防止のために専用の梱包資材を使用する
また、すべての荷物の重量が25kg以内であれば、複数の箱を1つに結束して発送することも可能です。ただし、輸送中のずれや切断により荷物が分解しないよう、頑丈に結束する必要があります。
梱包資材は、サイズ規定内であれば手持ちの資材の利用が可能です。郵便局では、ゆうパック専用の箱や袋を販売しています。
ゆうパック専用ボックスを使えば、規定サイズに合わせて梱包を調整する手間が省けるため便利です。専用資材の料金は、小サイズのクッション封筒が81円、60サイズ(小)の箱が100円、120サイズ(特大)が380円ほか、各サイズが用意されています。
さらに、酒やワイン、ゴルフバッグ、スノーボード、スキー板、キャスター対応カバーなど特殊な梱包資材もあります。
送り状
ゆうパックを利用する際は、荷物1個につき送り状(ゆうパックラベル)が1枚必要です。以下のいずれかの方法で準備しましょう。
- 手書き専用の「ゆうパックラベル」
- 自宅で印字できる「Webゆうパックプリント」
手書きの「ゆうパックラベル」は、郵便局やコンビニ、ゆうパック取扱店で無料配布されています。必要な情報を記入し、荷物に貼り付けて差し出します。
「Webゆうパックプリントサービス」を利用すれば、自宅で送り状を印字することが可能です。手書きが面倒な方や複数の荷物を送る際におすすめです。
匿名配送を希望する場合でも、差出人の氏名・郵便番号・住所・電話番号の記載は必要です。差出人情報が記載されていないと受付できない場合があるため、忘れずに記入しましょう。
配達日数
ゆうパックの配達日数は地域によって異なり、日本郵便の公式サイトで調べることが可能です。
一例として、東京・大阪間と東京・沖縄間の配達日数の目安は以下の通りです。
例)東京(新宿)から大阪(中央区)に送る場合
- 午前に差し出し→翌日の午前中に配達
- 午後に差し出し→翌日の午前中に配達
例)東京(新宿)から沖縄(那覇市)に送る場合
- 午前に差し出し→翌々日の午前中に配達
- 午後に差し出し→翌々日の午前中に配達
ゆうパックは、土日祝日も含めて毎日配達しています。なお、実際の配達日数は以下の条件により前後する場合があります。
- 一部地域では郵便局の締切時刻が早めに設定されている場合がある
- 天候不良や道路状況により配達が遅れることがある
- 離島などの遠隔地では検索結果よりも日数がかかることがある
- 特産品の出荷時期などは、特に重量のある荷物を中心に通常より1日程度遅れる可能性がある
着払いサービス
ゆうパックでは、着払いサービスが利用できます。利用時は「着払い専用のゆうパックラベル」に必要事項を記入して、荷物に貼り付けます。
ラベルは郵便局やコンビニ、ゆうパック取扱店で入手できるほか、Webゆうパックプリントサービスからの印字も可能です。着払いの際は、差出人に手数料はかかりません。
ただし、送料は荷物の受取人が支払うため、事前に受取人の承諾を得ておく必要があります。了承がないまま着払いで送ってしまうと、受け取り拒否などトラブルになる可能性があるため注意しましょう。
送れるものと送れないもの
安全上などの理由から、以下のものはゆうパックで送ることができません。
- 爆発性・発火性・その他危険性のあるもの(※アルコール飲料は濃度70%まで可能)
- 毒薬・劇薬などの毒物や劇物
- 生きた病原菌や病原体を含有した物
- 哺乳類を含む愛護動物
- 複数の個人情報を含むもの
- 外貨を含む現金
- 信書(請求書・納品書・契約書など)
信書とは、特定の受取人に対して差出人の意思を伝えたり、文章を証明したりする文書のことです。ゆうパックでは、信書の同梱も認められていません。
出典:Q.ゆうパックで送ることができないものは何ですか?_日本郵便
ゆうパックの送り方
ゆうパックの発送方法は、以下3つがあります。
- 郵便局へ持ち込み
- コンビニ・ゆうパック取扱所へ持ち込み
- 集荷を依頼する
それぞれの送り方を詳しく解説します。
郵便局へ持ち込み
ゆうパックを郵便局へ持ち込むことで、発送手続きができます。持込割引として荷物1個につき120円の割引が適用されます。
コンビニ・ゆうパック取扱所へ持ち込む
ゆうパックはコンビニやゆうパック取扱所からの発送も可能です。なお、重量ゆうパックはコンビニや取扱所に持込みができないので、ご注意ください。
郵便局への持ち込みと同様に、1個あたり120円の持込割引が適用されます。受付可能な店舗と対象外の店舗については、以下のリストをご参照ください。
◯受付可能なコンビニ
- ローソン
- ローソンストア100
- ミニストップ
- セイコーマート
- ハセガワストア
- タイエー
- ハマナスクラブ
✕受付NGなコンビニ
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- デイリーヤマザキ
集荷を依頼する
日本郵便では、自宅やオフィスへの無料集荷サービスを実施しています。集荷の際は、手数料や追加料金は一切かかりません。
集荷対象の荷物は、ゆうパックのほかレターパックプラスやEMS、国際小包が可能なため、複数の荷物を一度に発送したいときにも便利です。
集荷はWebからの申し込み(事前にゆうびんIDの登録が必要)、または下記の電話番号から依頼できます。集荷の際は、梱包資材や送り状の手配も合わせて依頼できます。
集荷専用ダイヤル:0800-0800-111(固定・携帯電話からの通話は無料)
出典:Q.集荷の際に箱やラベルを持ってきてもらえますか?_日本郵便
追跡方法
ゆうパックの荷物は、日本郵便ホームページにある郵便追跡サービスから追跡できます。追跡番号は、専用ラベルの右上に記載されている12桁の番号(0000-0000-0000のハイフンを省いた数字)を入力します。追跡番号を入力しても反映されない場合は、以下の手順で確認しましょう。
- 追跡番号が正しく入力されているか再度確認する
- 発送後すぐにはデータの反映に時間がかかる場合があるため、しばらく経ってから確認する
- 翌日以降も反映されない場合は、荷物を差し出した場所の最寄りの郵便局に問い合わせる
追跡情報を照会した後、メールアドレスを入力すると配達完了の報告メールを受信できます。さらに、複数の荷物を送る場合は、追跡番号をまとめてCSV形式でダウンロードすることも可能です。
ゆうパックを安く送る方法
ゆうパックにはさまざまな割引サービスがあり、上手に活用することで送料を抑えられます。ゆうパックに適用される主な割引サービスは、以下のとおりです。
割引サービス |
1個あたりの割引額 |
割引対象 |
持込割引 |
120円 |
郵便局・コンビニ・ゆうパック取扱所に持ち込む場合 |
同一あて先割引 |
60円 |
1年以内に発送されたゆうパックの依頼主控えを添えて、同一のあて先に再度荷物を送る場合 ※複数口割引との併用不可 |
複数口割引 |
60円 |
同じ種類の荷物を同一のあて先に2個以上送る場合 ※同一あて先割引との併用不可 |
ゆうパックスマホ割サービス |
180円 |
● 郵便局アプリでカード事前決済した場合 ● ゆうパックスマホ割アプリでクレジットカードで支払いした場合 |
郵便局受取割引 |
100円 |
ゆうパックスマホ割アプリを利用して発送時に郵便局を受け取り場所に指定する場合
|
継続利用割引 (ゆうパックスマホ割サービス限定) |
割引後の料金からさらに10%割引 |
郵便局アプリ・ゆうパックスマホ割アプリ利用時に前月までの1年間に10個以上の発送があった場合 ※持込割引・同一あて先割引・複数口割引との併用不可 |
「持込割引」は「同一あて先割引」または「複数口割引」と併用可能です。割引サービスを組み合わせることで、1個あたり最大180円の割引が受けられます。ただし、「同一あて先割引」と「複数口割引」は併用できないため、いずれか一方のみの適用となります。また、ゆうパックと重量ゆうパックの組み合わせや着払い配送は割引が適用されません。
ゆうパックスマホ割アプリを利用する際は、「持込割引」「同一あて先割引」「複数口割引」はいずれも対象外です。なお、ゆうパックスマホ割アプリは2025年8月をもってサービスを終了し、「郵便局アプリ」に統合する予定です。
出典:お得な割引_日本郵便
フリマ・オークションのゆうパック料金一覧
以下のフリマ・オークションサイトでは、日本郵便との提携により、ゆうパックの特別料金が設定されています。
- ヤフオク!(おてがる配送)
- メルカリ(ゆうゆうメルカリ便)
- ラクマ(かんたんラクマパック)
詳しい料金は、以下の料金一覧表にまとめています。
ヤフオク!(おてがる配送)
ヤフオク!では、「おてがる配送」の一部としてゆうパックが利用できます。出品者が送料を負担する場合、全国一律料金であるため通常のゆうパック料金よりも割安になるのが特徴です。一方、落札者が送料を負担する場合は、発送元や配達先によって料金が変動します。
おてがる配送は、郵便局またはローソン、ファミリーマート(ファミロッカー設置店のみ)から手続きができ、置き配にも対応しています。
サイズ |
ヤフオク!おてがる配送 (ゆうパック) |
通常のゆうパック(東京〜大阪)
|
|
出品者負担の場合 ※全国一律料金 |
落札者負担 の場合 (※東京~大阪) |
||
60サイズ |
750円 |
780円 |
990円 |
80サイズ |
850円 |
910円 |
1,310円 |
100サイズ |
1,050円 |
1,140円 |
1,620円 |
120サイズ |
1,200円 |
1,390円 |
1,940円 |
140サイズ |
1,400円 |
1,640円 |
2,300円 |
160サイズ |
1,700円 |
1,850円 |
2,610円 |
170サイズ |
1,900円 |
2,210円円 |
3,750円 |
出典:おてがる配送(日本郵便)の料金を表示します_Yahoo!オークション
メルカリ(ゆうゆうメルカリ便)
メルカリでは「ゆうゆうメルカリ便」として、ゆうパックが利用できます。全国どこでも一律料金で、通常のゆうパックより割安で発送できます。郵便局またはローソンから発送ができ、受け取りは自宅のほか、郵便局、ローソン、ミニストップ、日本郵便の宅配ロッカー「はこぽす」でも可能です。
サイズ |
ゆうゆうメルカリ便(ゆうパック) ※全国一律料金 |
通常のゆうパック |
60サイズ |
750円 |
990円 |
80サイズ |
870円 |
1,310円 |
100サイズ |
1,070円 |
1,620円 |
120サイズ |
1,200円 |
1,940円 |
140サイズ |
1,450円 |
2,300円 |
160サイズ |
1,700円 |
2,610円 |
170サイズ |
1,900円 |
3,750円 |
ラクマ(かんたんラクマパック)
ラクマでは「かんたんラクマパック」としてゆうパックが利用できます。
利用対象は商品価格が750円以上の商品に限られ、全国一律の料金設定です。
140サイズから170サイズまでは同一料金のため、大きい荷物もリーズナブルに発送できます。発送手続きは、郵便局またはローソンから行えます
サイズ |
かんたんラクマパック (ゆうパック) ※全国一律料金 |
通常のゆうパック |
60サイズ |
700円 |
990円 |
80サイズ |
800円 |
1,310円 |
100サイズ |
1,150円 |
1,620円 |
120サイズ |
1,350円 |
1,940円 |
140サイズ |
1,500円 |
2,300円 |
160サイズ |
1,500円 |
2,610円 |
170サイズ |
1,500円 |
3,750円 |
出典:かんたんラクマパック(日本郵便)のご利用方法_ラクマ公式ガイド
ゆうパックと他サービスとの比較
ゆうパックと似た特徴を持つサービスに、レターパックやクリックポスト、他社の宅配便サービスがあります。ここでは、各サービスの特徴や違いを、項目ごとに比較します。
- ゆうパックとレターパックの違い
- ゆうパックとクリックポストの違い
- ゆうパックと宅急便の違い
ゆうパックとレターパックの違い
日本郵便では、ゆうパックと用途が似ている配送サービスとして「レターパック」があります。レターパックには、レターパックライトとレターパックプラスの2種類があり、それぞれの特徴は以下のとおりです。
|
ゆうパック |
レターパックライト |
レターパックプラス |
サイズ |
3辺(縦・横・高さの外寸合計)が170cm以内 |
340mm×248mm (A4サイズ) ※厚さ3cm以内 |
340mm×248mm (A4サイズ) |
重量 |
25kg以内 |
4kg以内 |
4kg以内 |
料金 |
サイズ・配達料金により異なる |
430円 ※全国一律料金 |
600円 ※全国一律料金 |
配送日時の指定 |
可能 |
不可 |
不可 |
発送方法 |
郵便局・コンビニ・ゆうパック取扱所に持ち込み |
● 郵便局に持ち込み ● ポスト投函 |
● 郵便局に持ち込み ● ポスト投函 |
集荷 |
可能 |
不可
|
可能 |
お届け方法 |
対面手渡し |
郵便受けに投函 |
対面で手渡し |
受領印 |
あり |
なし |
あり |
補償 |
あり(30万円まで) |
なし |
なし |
出典:レターパック_日本郵便
レターパックは事前に専用封筒を購入し、距離や地域に関係なく全国一律料金で利用できます。一方、ゆうパックは荷物のサイズや配送地域によって料金が変わるため、送付先に応じた使い分けが必要です。
レターパックは梱包資材を用意する必要がなく、ポスト投函で簡単に発送できる点がメリットです。ただし、集荷や配送日時の指定には対応していないため、注意が必要です。
また、レターパックは信書の送付も可能なので、契約書や請求書などの信書を着実に届けたい場合は、対面手渡しのレターパックプラスがおすすめです。
ゆうパックとクリックポストとの違い
クリックポストは、日本郵便が提供するA4サイズや小型荷物向けの配送サービスです。利用するには、Yahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントの取得と、Yahoo!ウォレットまたはAmazon Payでクレジット払いの利用登録が必要です。
ゆうパックとクリックポストの違いは、以下のとおりです。
|
ゆうパック |
クリックポスト |
サイズ |
3辺(縦・横・高さの外寸合計)170cm以内 |
長さ:14cm~34cm 幅:9cm~25cm 厚さ:3cm以内 |
重量 |
25kg以内 |
1kg以内 |
料金 |
サイズ・配達料金により異なる |
185円 ※全国一律料金 |
配送日時の指定 |
可能 |
不可 |
発送方法 |
郵便局・コンビニ・ゆうパックと扱い所に持ち込み |
● 郵便局に持ち込み ● ポスト投函 ※ポストが設置してある店舗のみコンビニも利用可 |
集荷 |
可能 |
不可
|
お届け方法 |
対面手渡し |
郵便受けに投函 |
受領印 |
あり |
なし |
補償 |
あり(30万円まで) |
なし |
出典:クリックポスト_日本郵便
クリックポストは3cmの厚さ制限があり、重さは1kg以内、信書の送付はできないため、レターパックライトよりも軽くて小さな荷物に適した配送方法です。ネット上で宛名入力からラベルの印字ができポスト投函も可能なので、手間をかけずに発送したい方に向いています。
ただし、クリックポストは補償制度がないため、小さな荷物でも高価なものや精密機器などを送る場合は、補償がついた対面手渡しのゆうパックを利用すると安心です。
クリックポストの送り方など詳しい情報は、以下の記事で紹介しています。
<関連記事>「クリックポストとは?送り方や配達日数、料金、追跡を完全解説」
ゆうパックと宅急便との違い
代表的な宅配業者としてヤマト運輸の宅急便と、ゆうパックとの違いを解説します。東京から大阪に発送した場合の料金の違いは、以下のとおりです。
|
ゆうパック |
ヤマト運輸(宅急便) |
||
|
重量 |
料金 |
重量 |
料金 |
60サイズ |
25kgまで |
990円 |
2kgまで |
1,060円 |
80サイズ |
1,310円 |
5kgまで |
1,350円 |
|
100サイズ |
1,620円 |
10kgまで |
1,650円 |
|
120サイズ |
1,940円 |
15kgまで |
1,970円 |
|
140サイズ |
2,300円 |
20kgまで |
2,310円 |
|
160サイズ |
2,610円 |
25kgまで |
2,630円 |
|
170サイズ |
3,750円 |
- |
- |
|
180サイズ |
- |
- |
30kgまで |
3,730円 |
200サイズ |
- |
- |
30kgまで |
4,500円 |
ゆうパックと宅急便の料金を比較すると、ゆうパックの方が若干安い傾向です。ただし、宅急便には、以下のような割引制度もあるため、上手く活用すればゆうパックより割安になる可能性もあります。
- クロネコメンバー割:10~15%割引
- クロネコメンバーズ(にゃんPay)支払い:12%割引
- デジタル割:60円引き
- 往復割引:200円引き
- 複数口減額制度:100円引き
ゆうパックの重量は一律で25kg以下ですが、宅急便の場合はサイズに応じて2kgから30kgの重さに対応しています。さらに、以下のように発送できるコンビニの種類が多い点もメリットです。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- デイリーヤマザキ
- ポプラ
- ニューデイズ
- スリーエイト
- オダキューマート
- リトルスターなど
小さくても重量がある荷物を送りたい場合はゆうパック、大型サイズで重量のある荷物を送りたい場合は宅急便が適しています。
ゆうパックを利用するメリット
これまでの比較を踏まえると、ゆうパックで発送するメリットは以下のとおりです。
- 全サイズ最大25kgまで対応
- 全国の郵便局で利用可能
- 豊富な割引サービス
- オンラインで送り状の作成が可能(Webゆうパックプリントサービス)
- 自由な梱包資材の利用
- 補償制度が充実
- チルドゆうパックなど用途に合わせたサービスの展開
ゆうパックには上記のようなメリットがあるため、安心してお得に利用できるサービスといえるでしょう。荷物のサイズや用途に応じて、自分に合った送り方を選びたい方におすすめです。
以下の記事では、各配送業者の宅配便の料金を比較しています。
<関連記事>「【2024年9月】宅急便・宅配便・郵便の料金比較!送料が安い業者は?」
ゆうパックの廃止が懸念されたワケ
日本郵便はトラック運行時の点呼業務の不備が発覚したことにより、国土交通省からトラックの事業許可を取り消す行政処分を受けました。この影響で全国の郵便局の約2,500台のトラックやバンが5年間使えなくなる見込みです。
この報道を受けて、一部のSNSやメディアでは「ゆうパックが廃止されるのでは」という懸念の声が広がっています。
この状況に対し日本郵便は以下のコメントを発表しています。
”行政処分執行後においても、郵便物および荷物(ゆうパックなど)のサービスについては、ご利用いただいているお客さまにご迷惑をおかけすることのないよう、引き続き確実 かつ適切に提供してまいります。” |
引用:点呼業務不備事案に関する行政処分及び当社の対応について|日本郵便株式会社
現在日本郵便では、他の運送会社への委託や軽四輪車両への切り替え対応が実施されており、今後は通常どおりサービスが継続される見通しです。
ゆうパックなら大きくて重い荷物も割引きでお得に!
ゆうパックは郵便局やコンビニからの発送、集荷にも対応しており、追跡サービスや補償制度のついた便利なサービスです。さらに、サイズによる重さ制限がなく、割引制度が充実している点も魅力です。
一方で、日本郵便の点呼業務の不備により行政処分が下され、ゆうパックの廃止を懸念する声も一部で上がっています。富士ロジテックホールディングスではこのような変化に対応し、他社サービスへの切り替えも柔軟に提案いたします。
複数の宅配・輸送業者と提携しているため、最適な発送方法の提案が可能です。なお、宅急便サービスでは60サイズの荷物が640円から送れます。
配送方法にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。


発送代行完全ガイド
発送代行に関しての基礎知識が全てわかる徹底ガイドです。発送代行サービスを検討されているEC事業者様は是非ご覧下さい。

ライター
森恵
貿易事務と物流代行営業の経験を活かし、専門知識に基づいた記事作成を行っています。お客様に寄り添い、分かりやすく役立つ情報を提供します。
タグ一覧
カテゴリー