【2026年最新】楽天の最強翌日配送とは?獲得条件と現状・対策法

最強翌日配送
【2026年最新】楽天の最強翌日配送とは?獲得条件と現状・対策法

楽天市場では、配送品質の向上を目的とした新たな取り組みとして「楽天最強翌日配送」が導入されています。対象商品にラベルが表示されることで、ユーザーはより早く確実に商品を受け取れるようになり、店舗側にとってもクリック率の向上や売上増加につながる重要な施策のひとつです。

しかし、最強翌日配送ラベルを取得するには、店舗基準と商品基準の両方を満たす必要があり、365日出荷体制の構築、休業日の設定など細かな対応が求められます。 

本記事では、2026年3月時点の最新情報をもとに、「楽天最強翌日配送」の仕組みやメリット・デメリット、ラベル取得に向けた7つの条件を詳しく解説します。配送品質を上げるための具体的な対策も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Rakuten最強翌日配送とは|配送品質を保証するサービス

Rakuten最強翌日配送とは|配送品質を保証するサービス

2024年7月から開始された「楽天最強翌日配送」は、楽天市場に出品された商品の配送品質を保証するサービスです。店舗側が楽天が認める配送基準をクリアすることで、商品画像の下に「最強翌日配送」という配送認定ラベルが付与される仕組みです。

2024年7月から開始された「楽天最強翌日配送」は、楽天市場に出品された商品の配送品質を保証するサービスです。店舗側が楽天が認める配送基準をクリアすることで、商品画像の下に「最強翌日配送」という配送認定ラベルが付与される仕組みです。

出典:楽天市場公式サイト

配送認定ラベルが付与されると、配送の利便性が高い商品として購入者の目に留まりやすくなります。加えて、楽天ユーザーは以下のサービスが受けられます。

  •       翌日配送:12時までの注文で翌日にお届け(※土日祝は9時まで)
  •       配送日時指定:翌日以外の配送日時も自由に選択可能
  •       送料無料:1回の注文が3,980円(税込)以上の場合

ユーザー側には、配送品質が高いサービスとして安心して利用できるメリットがあり、店舗側にとっては配送品質の信頼性が高まり、売上向上やリピーター獲得にもつながりやすいメリットがあります。

この制度はYahoo!ショッピングでいうところの「優良配送」にあたる仕組みです。「優良配送」の仕組みも以下の記事からチェックしてみてください。

<関連記事>「ヤフーが定める優良配送とは?条件やメリット、土日の取扱まで徹底解説!

楽天最強翌日配送と従来のあす楽との違い

旧サービス「あす楽」は、集客力や売上向上を目的として多くの店舗が導入していたサービスです。あす楽は2024年6月30日にサービスを終了し、2024年7月1日からは「楽天最強配送」として新しいサービスが誕生しています。

楽天最強翌日配送とあす楽の主な違いは、以下のとおりです。

項目

旧サービス「あす楽」

楽天最強翌日配送

サービス提供期間

2008年10月~2024年6月

2024年7月~

条件

店舗が任意で設定可能

配送品質基準をクリアした店舗・商品のみ

お届け日

翌日

翌日

注文締切時間

平日(火)~(金)の13時まで

(金曜日の13時以降、土日祭日の注文は翌営業日の対応)

12時まで

(土日は午前9時設定可)

時間指定 

不可

可能

 

どちらも翌日配送に対応したサービスで、「あす楽」では時間指定ができませんでしたが、「最強翌日配送」では時間指定が可能となり、より利便性の高いサービスへと進化しています。ただし、楽天最強翌日配送を利用するには、楽天が定める厳しい配送基準をクリアする必要があります。

Rakuten最強翌日配送の現状と課題点(2026年3月時点)

Rakuten最強翌日配送の現状と課題点(2026年3月時点)

楽天最強翌日配送は2024年7月の開始から、多くの出店者やユーザーに浸透しています。2026年3月時点での現状と課題をわかりやすく解説します。

  •       条件の一部緩和
  •       検索順位において優遇傾向に
  •       「あす楽」からの完全移行とユーザーの認知

条件の一部緩和

サービス開始後、以下の一部の条件が緩和されています。

店舗基準

商品の特性上、季節のイベント商品や先行予約の商品など、6日以内の配送が難しい場合は対象外に設定可能

商品基準

      土日祝の注文締切を午前9時に設定可能

      年末年始(12/31〜1/3)、月に1回の特定日に休業可能

 

条件の一部緩和により、従来は配送条件に制約があった商品や特定日出荷が難しい商品も、店舗側で柔軟に対応できるようになっています。また、休業日を設定できるため、繁忙期や特定日の出荷負担の軽減にもつながるでしょう。

一方で、依然として土日の出荷体制や送料無料対応は欠かせません。運用コストを踏まえた物流体制を整えることが課題です。

検索順位において優遇傾向に

「最強翌日配送」の基準を満たした商品は、楽天市場の検索結果で上位表示されやすい傾向です。ネットショップ担当者フォーラムの記事では、楽天グループの松村氏が検索優遇について、「開始当初より段階的に行なっている。」と言及しています。

当初、ショップオーナーや外部コンサルタントからは「検索順位に影響はない」と囁かれていましたが、「優遇が始まったのでは」との声も上がるようになってきました。

しかし現状、検索画面上には通常商品も多く上位に上がっており、明らかな優遇は報告されていません。今後も動向を注視する必要があります。

出典:「最強翌日配送」の手応えは?2025年の成長戦略は?「楽天市場」の展望を松村常務執行役員が語る_ネットショップ担当者フォーラム

「あす楽」からの完全移行とユーザーの認知

長年親しまれた「あす楽」から「最強翌日配送」へ移行し、少しずつユーザーへの認知は進んできました。

しかし、「あす楽」とは異なり、最強翌日配送ではユーザーが手動で翌日指定をおこなう必要があるため、仕組みの違いに戸惑う声もあります。

長年親しまれた「あす楽」から「最強翌日配送」へ移行し、少しずつユーザーへの認知は進んできました。  しかし、「あす楽」とは異なり、最強翌日配送ではユーザーが手動で翌日指定をおこなう必要があるため、仕組みの違いに戸惑う声もあります。

出典:楽天市場公式サイト

注文時にお届け日指定欄で指定日時をおこなっていない商品は、配送が遅れる可能性もあるため注意が必要です。

なお、サービス開始当初は「最強翌日配送の商品」を特定する絞り込み検索ができませんでしたが、現在ではラベル付きの対象商品のみを絞り込んで検索できます。

現在では利便性は向上した一方で、ユーザーの新ルールへの理解度や、店舗側の365日体制にともなう物流面の負担が課題となっている状況です。

365日対応の発送代行は以下をクリック

365日対応の発送代行は以下をクリック

楽天最強翌日配送ラベルを獲得するメリット

楽天最強翌日配送ラベルを獲得するメリット

楽天最強翌日配送ラベルを獲得すると、ユーザーに選ばれやすくなります。具体的なメリットは以下の通りです。

  •       クリック率が上がり購入されやすくなる
  •       競合との差別化が図れる
  •       楽天経済圏のユーザーに訴求できる
  •       ショップの信頼度が増す

4つのメリットを見ていきましょう。

クリック率が上がり購入されやすくなる

ラベル付与により検索順位が優遇され、視認性が高まるとクリック率が向上します。「今すぐ欲しい」という緊急性の高いニーズに対し、翌日配送が提示されることで、購入を促しやすいでしょう。

楽天側のカスタム指標では、「最強翌日配送が検索ロジックに影響する可能性」が明示されています。カスタム指標とは、特定の条件をクリアした商品を、一時的に検索結果で上位表示する仕組みです。売上への影響を考えると、早い段階で導入を検討するとよいでしょう。

出典:プラットフォームの透明性及び公平性の向上に関する取り組みについて_Rakuten出店案内

競合との差別化が図れる

競合との差別化が図れる点も、最強翌日配送ラベルを取得するメリットの一つです。数多くのショップが出店する楽天市場では、ユーザーは商品選びに迷いやすい状況です。

商品ページに赤字の「最翌日配送」ラベルが表示されると、一目で配送の速さをアピールできます。

ショップの優位性が高まると購入意思の決定が早まり、カート投入率の向上にもつながるでしょう。

楽天経済圏のユーザーに訴求できる

楽天最強配送ラベルの取得は、楽天経済圏のユーザーに訴求できるメリットもあります。

最強翌日配送配送ラベル付き商品へのポイント施策が強化されています。 2025年以降、最強翌日配送配送ラベル付き商品を購入した人を対象に、「1000万ポイント山分け」キャンペーンのような施策が定期的に開催されました。

最強翌日配送配送ラベルは、「ポイント還元を受けられる目印」になるケースもあります。

ショップの信頼度が増す

最強翌日配送ラベルを取得すると、ショップの信頼度が増します。ラベルは楽天が定める配送品質基準を満たした証明でもあるため、購入者に「確実に早く届く商品」という安心感を与えられる点もメリットです。

それにともなって高評価のレビューが増加し、ショップの信頼性が高まり、リピーター獲得や新規顧客の導入にもつながります。

最強翌日配送ラベルを獲得するデメリット

最強翌日配送ラベルを獲得するデメリット

最強翌日配送ラベルには以下のようなデメリットも存在します。

  •       土日祝対応が必須になる
  •       業務内容が複雑化しやすい
  •       配送コストに負担がかかりやすい
  •       指定日時に届かない場合は補償のペナルティが発生する

デメリットを事前に理解しておくと、無理のない運営計画を立てやすくなります。

土日祝対応が必須になる

最強翌日配送ラベルを維持するには、年末年始や月1回の休業日を除き、365日配送できる体制を整える必要があります。自社運営の場合、人材確保や物流体制の強化が欠かせません。

土日祝対応には、受注から出荷までを自動化する取り組みが有効ですが、システムの導入や新たなオペレーションの構築が日常業務の妨げになるケースもあるでしょう。そもそも、EC運営は多岐に渡る業務が負担となりやすい傾向です。

業務負担とメリットを比較して、最強翌日配送に対応するか、慎重に検討してみてください。

業務内容が複雑化しやすい

最強翌日配送ラベルの基準を満たすには、出荷率や配送品質など楽天が定める複数の条件をクリアする必要があります。そのため、通常のEC運営よりも管理項目が増え、物流業務が複雑化しやすい点がデメリットです。

出荷遅延はペナルティの対象となるため、欠品を起こさないよう正確な在庫管理が必須です。また、楽天スーパーセールや新商品の販売で出荷数が伸びた際にも、翌日配送に対応しなければなりません。

例えば、ハンディターミナルやWMS(倉庫管理システム)などのツールを導入し、伝票処理やピッキングを効率化する工夫も必要になってくるでしょう。

小規模店舗では、人員不足や倉庫スペースの確保が課題となる場合もあります。こうした課題を解決する手段として、小ロットから対応可能な発送代行サービスを活用するのもひとつの手です。

物流コストに負担がかかりやすい

最強翌日配送を利用するには、土日祝の出荷体制や日時指定への対応など、通常よりも物流業務が増える傾向があります。そのため、休日出勤にともなう人件費の増加や、倉庫稼働による光熱費の負担などの物流コストが増えやすい点もデメリットです。

商品の保管・梱包・配送にかかる物流コストと利益率のバランスが取りづらくなるリスクもあります。利益を確保するには、最強翌日配送に適した商品を見極めるなど、商品ごとの利益率を考慮した運用が必要です。

指定日時に届かない場合は補償のペナルティが発生する

最強翌日配送では、指定した日時に商品が届かない場合、購入者への補填として商品合計金額(税込)の5%相当の楽天ポイントの付与が必要です。遅延が発生するとポイント付与のコストが発生し、商品の利益率を圧迫する可能性があります。

また、配送遅延が続くと低評価のレビューにつながりやすく、ショップの信頼性低下や売上減少のリスクも考えられます。

最強翌日配送ラベル獲得の7つの条件

最強翌日配送ラベル獲得の7つの条件

最強翌日配送ラベルを付与する仕組みは、配送品質向上制度の一部です。最強翌日配送ラベルを獲得するには、楽天市場が定める配送品質の基準を満たす必要があります。楽天が定める計7つの条件は以下の通りです。

項目

条件

自社・外部委託倉庫

からの出荷に必要な条件

RSLに必要な条件

店舗基準①

納期遵守率96%以上

免除

店舗基準②

6日以内のお届け件数比率80%以上

免除

 

店舗基準③

月100件以上の出荷件数の確保

免除

店舗基準④

共通の送料込みラインの導入(39ショップ)

商品基準⑤

月一の休業日と年始年末以外、毎日営業すること

商品基準⑥

午前中の注文は翌日届け

午後の注文は翌々日届け

商品基準⑦

最短お届け可能日表示機能の設定

 

楽天の公式物流サービスである楽天スーパーロジスティクス(RSL)を利用する場合、一部の店舗基準が免除される仕組みです。店舗基準と商品基準は、達成状況によって判定方法が異なります。

店舗基準は、前月の約30日間の出荷実績をもとに判定されます。例えば、集計対象期間が2026年4月22日〜5月22日(31日間)の場合、その結果をもとに翌月6月にラベルが表示される仕組みです。

一方、商品基準はユーザーが楽天市場にアクセスした時点での最短お届け可能日の情報をもとに、リアルタイムで判定されます。商品基準を達成していても、店舗基準を満たしていない場合はアイコンが表示されないため、両方の基準を同時にクリアする必要があります。

具体的には、以下の7つの店舗基準・商品基準をクリアすることが前提条件です。

【店舗基準①】:納期遵守率96%以上

納期遵守率とは、指定された納期に発送できた注文の割合を示す指標です。なお、この基準は実際に購入者へ商品が届いた日ではなく、発送した日を基準に判定されます。

納期遵守率は「納期内発注件数 ÷ 日付指定注文数」で計算されます。例えば、100件の注文があった場合、96件以上を納期どおりに発送できれば基準をクリアできる仕組みです。

最強翌日配送ラベルを取得した後も、継続して基準を満たす必要があるため、1日の受注件数を考慮し、最短で当日発送ができる体制を整えておきましょう。

【店舗基準②】:6日以内のお届け件数比率80%以上

2つ目の店舗基準も、納期遵守率と同様に実際の到着日ではなく発送日を基準に判定されます。「6日以内のお届け件数比率80%以上」とは、受注した注文のうち80%以上を6日以内に発送していることを意味します。

納期指定のない注文は、6日以内に商品が届く出荷体制が必須です。なお、受注生産品など商品の特性上6日以内の配送が難しい商品は、集計の対象から除外されます。

【店舗基準③】:月100件以上の出荷件数の確保

「店舗あたりの月間出荷件数が100件以上あること」も基本条件です。ただし、100件に満たない場合でも、以下のいずれかに該当する場合は、例外として基準を満たすことができます。

  •       前月平均客単価が5万円以上、または直近12ヵ月の売上総額のうち、特定の1ヵ月が全体の3割以上を占める
  •       上記に加えて、直近12ヵ月の出荷件数累計が500件以上の場合

1ヵ月100件以上の出荷件数をクリアするには、30日営業日では1日あたり約3.3件の出荷が目安です。注文数が月100件未満の場合は、販促施策やセット販売の活用など注文数を増やす工夫が必要です。

【店舗基準④】:共通の送料込みラインの導入(39ショップ)

送料込みラインは、同一店舗・同一注文・同一配送での購入金額が基準を超えた場合に送料が無料になる、楽天市場での共通ルールです。最強翌日配送ラベルを取得するには、3,980円以上(税込)で送料無料となる送料込みラインの導入が必須です。

無料設定の金額は、配送先によって以下のように異なります。

  •       北海道・本州・四国・九州地方:3,980円(税込)以上
  •       沖縄・離島など:9,800円(税込)以上

送料無料分は自社負担となるため、利益率を確保できるよう原価や販売価格を見直しましょう。

【商品基準⑤】:月一の休業日と年始年末以外、毎日発送すること

最強翌日配送ラベルを維持するには、基本的に365日発送が求められます。ただし、以下の条件のみ休業が認められています。

  •       月に1回
  •       年始年末(12/31〜1/3)

休業日の定義は、楽天の配送品質向上制度に基づき「受注および発送の両方が同日に対応可能な場合を営業日とみなし、それ以外の日は休業日」と判定されます。稼働して受注業務を行っていても、発送ができない日は休業日とみなされるため注意しましょう。

休業日の設定は、RMSの基本情報設定内にある「休業・対応時間」から行い、判定は月次で実施されます。

毎日発送にハードルを感じる方向けに、最強翌日配送のラベル取得に対応可能な発送代行業者を以下の記事で解説しています。あわせてご覧ください。

<関連記事>「楽天対応のおすすめ発送代行業者8選!RSLと外部倉庫の特徴

【商品基準⑥】:午前中の注文は「翌日届け」、午後の注文は「翌々日届け」

最強翌日配送ラベルを獲得するには、午前中の注文を「翌日届け」、午後の注文を「翌々日届け」に設定することが求められます。ただし、土日祝のみは午前9時に翌日届けを締め切ることも可能です。

「通常注文締切時間」を次のように設定します。

  •       平日:12時まで
  •       土日祝:12時まで、または午前9時まで

※年末年始や月に1回の休業日は対象外

設定方法は、RMSの「通常注文締切時間の設定」から行います。なお、沖縄・離島・一部地域など物理的に最短翌日配送が不可能な場合は、商品ページに最強翌日配送ラベルは表示されません。

楽天市場ではイベントやトレンドによって注文件数が変動するため、常日頃から余裕を持った出荷体制が求められます。

【商品基準⑦】:最短お届け可能日表示機能の設定

「最短お届け可能日表示機能」は、商品が最短でいつ届くかをユーザーに表示する機能です。商品ページで表示されるタイミングで、リアルタイムで判定されます。

最強翌日配送ラベルを獲得するために必要な設定は、以下の3つです。

最短お届け可能日表示機能の項目

設定方法

    RMSの最短お届け可能日の設定

出荷リードタイム新規登録で「出荷リードタイムを1日」に設定

②配送リードタイムの新規登録

      佐川急便・日本郵便・ヤマト運輸を利用している場合:出荷元の郵便番号の登録

      上記以外の場合:出荷元から47都道府県ごとの配送リードタイムの登録

    配送日時指定

「買い物ステップを表示する」に設定

 

認定基準の達成状況は、RMSの「店舗基準レポート」で前回の判定結果や次回に向けての達成状況が確認できます。定期的にレポートをチェックし、基準を下回る可能性が出てきた場合は、早期に軌道修正できるよう運営体制を整えましょう。 

出典:店舗運営に関するガイドライン_Rakuten出店案内

配送品質向上制度への対策方法

配送品質向上制度への対策方法

配送品質向上制度に対応し、最強翌日配送ラベルを取得するには、以下の4つの対策が効果的です。

  •       土日対応の外部倉庫に物流委託する
  •       RSL(楽天スーパーロジスティクス)を利用する
  •       楽天市場と提携する受注管理システムBOSSを利用
  •       自社で土日祝に対応できる体制を整える

具体的な対策を解説します。

土日対応の外部倉庫に物流委託する

自社発送で土日祝が休みの企業は、最強翌日配送ラベルの取得条件である365日出荷への対応が困難です。その課題を解決する有力な選択肢が、土日祝も稼働できる外部倉庫への物流委託です。

委託範囲を柔軟に調整できる物流会社を選べば、受注処理から出荷管理までを一括で任せることができ、コストと利益のバランスを考慮しながら運用できます。さらに、OMS(受注管理システム)とWMS(倉庫管理システム)を自動連携させると、人の手を介さず自動で出荷できる仕組みが整い、ミスのないスピーディーな物流体制の構築にもつながります。

<関連記事>「EC物流の比較ポイントとおすすめ発送代行会社7選、その特徴

RSL(楽天スーパーロジスティクス)を利用する

RSLとは「楽天スーパーロジスティクス」の略で、楽天が運営する出店者向けの物流アウトソーシングサービスです。日本郵便と提携しており、荷受けから保管、梱包、出荷までの物流業務を一括で委託できます。

土日祝出荷にも対応しているため、最強翌日配送ラベルの取得を目指す店舗にとって活用しやすいサービスといえるでしょう。

また、AmazonやYahoo!ショッピングなど、他モールの注文も楽天市場向けと同一料金体系で出荷できる点も特徴です。複数モールを運営している場合でも、物流業務を一元管理できます。

なお、冷凍・冷蔵商品や3辺合計160cm以上の商品には、対応していない点には注意が必要です。

出典:RSLを活用してショップ運営効率化|楽天市場

RSL、または外部の発送代行業者を検討している方に向けて、どちらの選択肢を取るべきかをチェックリストで確認できる資料をご用意しています。無料で配布していますので、以下より「【Yahooストアと楽天市場のEC担当者向け】ラベル取得に向けた物流攻略ガイド」をぜひ、チェックしてみてください。

\無料でダウンロードする/ 

【Yahooストアと楽天市場のEC担当者向け】ラベル取得に向けた物流攻略ガイド

楽天市場と提携できるBOSSを活用する

「BOSS」とは楽天市場と連携できる受注管理システムです。前述のRSLと連携させると、受注から出荷までの自動処理が可能となり、効率的な物流体制が構築できます。

BOSSを導入することで、次のようなメリットがあります。

  •       受注処理の自動化
  •       作業時間が短縮
  •       人的ミスの削減
  •       顧客満足度の向上

BOSSは委託先倉庫との連携も可能です。また、他のECモールやECカート、実店舗で利用するPOSシステムとの連携でき、複数チャネルの一元管理や在庫切れのリスクを抑えられます。

自社倉庫の出荷フローを改善する

自社で最強翌日配送に対応する場合、物流面の出荷フローの見直しが効果的です。具体的な改善方法は以下のとおりです。

出荷フローの改善方法

内容

人員配置の最適化

繁忙期と閑散期の作業量に応じて、物流倉庫の人員を調整する

商品の特性に合わせた出荷方法

商品ごとのサイズや重量、形状に応じて適切な梱包や配送をおこなう

顧客対応の強化

土日祝日も発送・問い合わせに対応できる体制を整える

注文締切や休業日の管理

注文締切時間を午前・午後に明確に設定し、年間の休業数を抑えることで出荷の安定性を図る

出荷・配送リードタイムの改善

注文から出荷までの時間を短縮できるよう作業効率を改善し、迅速な配送が可能な配送業者を検討する

 

上記のポイントに応じて見直すことで、出荷業務の効率化と配送品質の向上が期待できます。

富士ロジテックホールディングスが最強翌日配送ラベル獲得に有利な5つの理由

富士ロジテックホールディングスが最強翌日配送ラベル獲得に有利な5つの理由

富士ロジテックホールディングスでは、最強ラベル獲得の厳しい条件をクリアするために、EC事業者向けにさまざまな物流サポートを提供しています。

弊社のサービスが最強翌日配送ラベルの獲得に有利な理由を5つご紹介します。

  •       3温度帯の倉庫を完備
  •       カスタマーサポートも代行可能
  •       土日も自動出荷に対応可能
  •       高額商品も受け入れ可能
  •       実績20年!高品質で柔軟な物流サービス

3温度帯の倉庫を完備

富士ロジテックホールディングスでは、常温・定温・冷蔵・冷凍の4温度帯の倉庫を完備しているのが特徴です。24時間365日温湿度をモニタリングしており、防鼠管理、防虫機器設置、防塵塗装床によってクリーンな倉庫環境を維持しています。

温度管理が求められる商品でも安定した配送品質を保ったまま保管、出荷できるため、配送品質向上にもつながり、最強翌日配送ラベルの獲得にも有利に働きます。

<関連記事>「3温度帯とは?4温度帯との違いや冷凍・冷蔵倉庫の温度について解説

カスタマーサポートも代行可能

受注業務からコールセンター対応まで、カスタマーサポートを一括で代行できる点も富士ロジテックホールディングスの大きな強みです。返品対応にも迅速に対応できる体制を整えており、早めにトラブルを解決できるため、顧客満足度の向上やクレームの未然防止が期待できます。

顧客対応の質を保つことで低評価レビューのリスクを抑え、ショップの信頼性維持にもつながります。店舗の評価が上がれば、最強翌日配送ラベルの取得・維持にもプラスに働くでしょう。

土日祝も自動出荷に対応可能

富士ロジテックホールディングスでは、OMS(注文管理システム)とWMS(在庫管理システム)を連携させた一体型システムによる自動出荷にも対応しています。さらに、365日体制を整えており、土日祝の出荷も対応可能です。

受注から出荷までの処理を自動化しているため、出荷遅延を防ぎ、安定した配送スピードを維持できます。その結果、最強翌日配送ラベルに求められる迅速な出荷体制の維持にもつながります。

<関連記事>「ECの発送の手間を簡素化!自動出荷システムで解決できることと代表的なシステムを紹介

幅広い商材に対応する柔軟な保管体制

アパレルや日用品、温度管理が必要な食品をはじめ、医療機器・精密機器・化粧品・家具など、幅広い商材に対応できる保管体制を構築しています。また、医薬品製造業(包装・表示・保管区分)や化粧品製造業(包装・表示・保管区分)にも対応しており、商材ごとに必要となる許可・登録を踏まえた運用が可能です。

このように柔軟な物流体制により、さまざまな商品を安定して出荷できるため、最強翌日配送ラベルの対象商品を広げやすい点がメリットです。

実績20年!高品質で柔軟な物流サービス

富士ロジテックホールディングスは、物流会社として100年以上の歴史を持ち、EC物流で培った20年の経験を基に楽天市場出店者様向けの物流サービスを提供しています。

これまで多くの通販事業者様の要望に応えてきたノウハウがあり、「商品が指定日に届かない」「誤出荷が減らない」「システム連携がうまくいかない」といった現場の課題にも、一つひとつ丁寧に向き合いながら解決してきました。

誤出荷防止や業務効率化のノウハウを活かし、安定したオペレーションで最適な物流体制を構築します。出荷ミスや遅延を抑えた安定運用により、最強翌日配送ラベルの取得・維持を支える物流体制づくりをサポートします。

最強翌日配送ラベル獲得に向けて配送周りの改善を検討中のお客様は、まずは無料相談フォームよりお気軽にご連絡ください。

楽天最強翌日配送についてよくある質問

楽天最強翌日配送についてよくある質問

楽天最強翌日配送に関するよくある質問を確認しておきましょう。店舗側も押さえておきたい質問と回答をピックアップしました。

  •       Q1.「最強翌日配送」はいつから始まった制度ですか?
  •       Q2.「最強配送」と「最強翌日配送」の違いは何ですか?
  •       Q3.ラベルのある商品とない商品を一緒に購入した場合、翌日配送の指定は可能ですか?
  •       Q4.楽天あんしんショッピングサービスの遅延補償はどういう場合に適用されますか?
  •       Q5.届け先や自宅が対象エリアかどうかを確認したい
  •       Q6.対象になる配送方法は?
  •       Q7.注文のキャンセルはできますか?

Q1.「最強翌日配送」はいつから始まった制度ですか?

楽天最強翌日配送は、もともと2024年7月から「最強配送」として始まった制度です。その後、2024年11月20日から「最強翌日配送」に名称が変更されています。

Q2.「最強配送」と「最強翌日配送」の違いは何ですか?

「最強配送」から「最強翌日配送」へと名称が変更され、買い物カゴ内で最短お届け日が表示されるようになりました。ラベルの獲得条件は一部緩和されておりますので、最新の情報をご覧ください。

Q3.ラベルのある商品とない商品を一緒に購入した場合、翌日配送の指定は可能ですか?

ラベルが表示されていなくても、翌日配送に対応している商品との同時購入の場合は、翌日配送指定が可能です。一方で、翌日配送に対応していない商品が含まれる場合は、納期の遅い商品にあわせて最短お届け日が表示されるため、注意が必要です。

Q4.楽天あんしんショッピングサービスの遅延補償はどういう場合に適用されますか?

遅延保証が適用されるのは「最強翌日配送」商品が対象で、指定日に届かなかった場合です。商品が指定日より遅れた場合、お詫びとして合計購入額の5%相当の楽天ポイントが付与されます。

また、以下の場合は補償対象外です。

  •       届け先がショップが設定している配送可能エリア外
  •       追跡不可能な配送方法
  •       追跡可能メール便
  •       発送前の事前確認が必要な商品(第一類医薬品など)

Q5.届け先や自宅が対象エリアかどうかを確認したい

商品検索画面の右上に表示されるお届け先を、配達したいエリアに設定します。商品ページに最強翌日配送ラベルが表示されていれば、対象エリアです。

Q6.対象になる配送方法は?

最強翌日配送の対象になる配送方法は、以下の通りです。

  •       宅配便
  •       クール便
  •       クール冷凍便
  •       小型宅配便
  •       大型宅配便
  •       宅配便(特定送料)
  •       追跡可能メール便
  •       追跡可能メール便(特定送料)

Q7.注文のキャンセルはできますか?

最強翌日配送ラベルのある商品で最短お届け日を指定した場合、注文後30分以内であってもキャンセル不可です。

最強翌日配送ラベルの取得にはまず物流網の整備を!

最強翌日配送ラベルの取得にはまず物流網の整備を!

楽天市場の最強翌日配送ラベルを取得するには、4つの店舗基準と3つの商品基準を満たす必要があります。これらの基準をクリアすると、配送品質を満たしたショップの証明となり、安心して利用できる店舗としてラベルが表示されます。

ラベルが付与された商品は信頼性が高まり、クリック率の向上や売上アップ、競合との差別化にもつながるでしょう。

一方で、最強翌日配送ラベルを取得・維持するには、365日出荷や迅速な発送対応など、安定した物流体制が欠かせません。自社での対応が難しい場合は、物流会社のサポートを活用するのも有効です。

富士ロジテックホールディングスでは、365日出荷に対応した倉庫運営や自動出荷システム、カスタマーサポート代行などを通じて、最強翌日配送ラベルの取得・維持に必要な物流体制の構築をサポートしています。

最強翌日配送ラベルの取得に向けて物流体制の見直しを検討している場合は、ぜひ富士ロジテックホールディングスの発送代行サービスをご検討ください。

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発送代行に関しての基礎知識が全てわかる徹底ガイドです。発送代行サービスを検討されているEC事業者様は是非ご覧下さい。

森恵

ライター

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貿易事務と物流代行営業の経験を活かし、専門知識に基づいた記事作成を行っています。お客様に寄り添い、分かりやすく役立つ情報を提供します。

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