物流会社で20年経験しD2C EC スタートアップから中規模、大規模のeコマース事業者へフルフィルメントサービスの提供や物流の見直し・改善、スピード配送、複数拠点展開を設計して提唱している。 事業者様の売上貢献するために 「購買体験」 「リピート施策」 「Unboxing」 やOMO対応での「オムニチャネル」 「返品交換物流」 を提案し、事業者と常に伴走して最新の物流設計を試みる。
シリーズ1:製造費用(コスト)編 最小ロットは、費用はどれくらい必要 D2C ブランド・ビューティ&スキンケア&コスメティックス(化粧品)の企画方法
【D2C/eコマース/OMO 商品開発編】
D2Cブランドとしてビューティ&スキンケアコスメティックスカテゴリーの商品を企画・製造する場合についてシリーズで解説して行きます。先ずはじめに、一番気になるとの意見がある企画プロセスと製造費用(コスト)について
お話していきます、製造するビューティ&スキンケアコスメティックスカテゴリーの種類、採用する容器・化粧箱、生産ロット量によって変わってきますが、目安として参考値として認知ください。
D2Cブランドとしての、製品のコンセプトはしっかりとしてイメージとして書き出すことが、最初の1歩でとても大切です。これが無いと依頼・相談が出来ないばかりか、成分・処方について迷走していつまで経っても製品化が実現しないままに試作コストだけが積みあがっていきます。
日本では従来の化粧品のOEM会社へ、商品化の相談・見積もりを依頼すると開発費や人件費、OEMメーカーの営業にかかるディレクション費、各種必要書類作成費などさまざまな費用をひとまとめにした費用が見積もりとして提示されます。
何にどれだけの費用がかかるのかが理解出来ないとともに、妥当性が判断出来ないと思います。そこでこの記事では、製造費用(コスト)にはどのようなものがあり、どれくらいの費用がかかるのかについてを解説します。
また、コスメ開発のプロのパートナーに相談してみることも近道です。
https://bentenmarket.com/
化粧品・美容業界のビジネスマッチングプラットフォーム「Benten」
なぜ? BENTENを利用すると化粧品の商品開発は効率化でき、顧客に支持されるのか 第1回
製品の製造に関する費用を9項目に分類してみました。
(1)成分・処方開発費用
(2)試作品サンプル費用
(3)パッチテスト等の試験費用
(4)モニターテスト費用
(5)成分原材料費用
(6)製品製造費用
設備使用料などの埋没原価や管理コスト
(7)容器充填費用
(8)容器包装費用
容器包装費用容器への各種シールなどの包装や、容器を化粧箱に入れる工程の費用です。バージンシール貼り、シュリンク加工、化粧箱の組み立てと商品箱へのキット、追加の作業としてアイキャッチシール貼り、ラベル貼り、化粧箱へのキッティング梱包、外箱ダンボールへの梱包などがあります。また、複雑な包装形態をとると費用は、当然工数分高くなってしまうとともに、納期までの時間が掛かるようになります。
(9)検体の菌検査費用
容器に関する費用は7項目に分解できます。
※袋状の詰替えは対象外、ロット等の条件により異なります。
(1)デザイン基準となる容器代
(2)着色追加費用
(3)印刷の色数
(4)キャップやポンプへの着色・加工
(5)パッケージデザイン
(6)化粧品本体を覆うもしくは入れる容器(素材)
(7)アイキャッチシール、ラベル
容器を配送・保管する際に使用する梱包ダンボール費用
(1)中箱、外箱
(2)外装箱印刷費用
大まかな費用項目を列挙しましたが、シリーズではコスメ企画から、製造までのプロセスに添って、ポイントを解説していきます。
また、日本での企画・開発を検討するだけではなく、韓国の大手OEMやベンチャー企業を中心に、「コスメ開発プラットフォーム」をサービスとして展開するプレイヤーが続々と登場しています。D2Cブランドがアイディアだけ持ち込めば、企画から製造、マーケティングまで、コスメビジネスに関連するさまざまな業務を丸ごとサポートし、ノウハウを提供してくれますので検討してみてください。
「コスメ開発プラットフォーム」韓国版
■ Beauty Makers
https://www.beautymakers.net/home
■ Planit 147
https://www.planit147.com/ko/main
■ woohwaman
https://woohwaman.com/
■YOUR BRAND
https://www.yourbrand.kr/brand
■COS247
https://www.cyglobal.net/cos247/
<化粧品製造業ライセンスについて>
化粧品や医薬部外品は、薬機法などに基づいて、製品の生産や販売といった行為が厳格に管理されています。物流業務についても例外ではなく、これら製品を取り扱うためには、製造業認可(包装・表示・保管)を受ける必要があります。その対象は日本国内で生産された製品のみならず、海外生産品も含まれています。
近年、国内で流通している化粧品や医薬部外品の海外生産比率は徐々に高まりつつあります。それに伴い、国際物流サービスを展開する当社には、海外で生産された化粧品や医薬部外品の国内での物流管理を担ってほしい、というニーズが寄せられています。
当社はお客様に代わって、①輸入通関後の倉庫(物流センター)での製品検査(受け入れ検品)、②製造行為としての化粧箱包装、③法定指示に基づく表示物(成分ラベル等)の貼付、④一時および長期保管、⑤ピッキング・出荷といった物流業務を実施することが可能となっております。
ご質問などございましたら、お気軽にお寄せください。
D2C ブランド・ビューティ&スキンケアコスメティックス(化粧品)の企画方法 :シリーズ2:
ブランドデザインのポイントなど
発送代行完全ガイド
発送代行に関しての基礎知識が全てわかる徹底ガイドです。発送代行サービスを検討されているEC事業者様は是非ご覧下さい。
監修者
株式会社富士ロジテックホールディングス
西間木 智 / 通販営業部 部長
物流会社で20年経験しD2C EC スタートアップから中規模、大規模のeコマース事業者へフルフィルメントサービスの提供や物流の見直し・改善、スピード配送、複数拠点展開を設計して提唱している。 事業者様の売上貢献するために 「購買体験」 「リピート施策」 「Unboxing」 やOMO対応での「オムニチャネル」 「返品交換物流」 を提案し、事業者と常に伴走して最新の物流設計を試みる。
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