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【D2C eコマース 事例研究シリーズ】
日本で人気のECサイトといえば、ユニクロと無印良品が思い浮かぶ人も多いでしょう。ネット売り上げが好調なユニクロと無印良品は、どのような戦略を取っているのでしょうか。
今回は、ユニクロと無印良品のEC戦略について解説していきます。ユニクロと無印良品の購入を検討する場合にも意識しておくと役に立つ情報です。
ユニクロと無印良品のEC戦略
ユニクロと無印良品は、世界的な不測の事態で大部分の店舗が休業したにもかかわらず、2020年8月期決算で40%前後売り上げを伸ばしました。
ユニクロと無印良品は共にリアル店舗を抱え、自社アプリをリリースしているという共通点があります。それぞれのEC戦略を詳しく見ていきましょう。
ユニクロのEC戦略
ファーストリテイリングのユニクロは、デジタル広告やテレビCM上にてECサイトの宣伝をしたこともあり、売り上げが急増しました。ここでは、さらに特徴なユニクロのEC戦略をご紹介していきます。
アプリを活用した戦略
ユニクロでは、リアル店舗とスマホアプリを活用したバーチャル戦略を取っています。ユニクロでは、自社アプリスタイルヒントをリリースしました。スタイルヒントでは、ユニクロとジーユーの着こなしやコーデが紹介されています。気になるコーデがあった場合、スタイルヒントの「アプリの購入する」というボタンを押せば、そのまま購入も可能です。
手間なく流行りのファッションを取り入れられるというメリットが、購入者から支持されています。
また旗艦店である原宿店と銀座UNIQLO TOKYO店の専用売り場に足を運べば、アプリかの人気コーディネートを活用した着こなしディスプレイを確認するが可能です。洋服は実物を見て購入したいという消費者のニーズにも、マッチしたサービスと言えるでしょう。
さらにユニクロでは、アプリ会員に割引価格で商品を提供しています。その結果。アプリを使って商品を購入する人も増加しました。
https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/feature/app/
ECサイトのunboxing戦略
ユニクロでは、アニメやアーティストとコラボする際、ECサイト購入者限定でキャラクターがデザインされたオリジナルボックスが使われることがあります。
ECサイトのそのキャラクターの箱が欲しいと好評のサービスで、SNSへUnboxing投稿される例も増えてきています。
満足度を上げることができれば、継続利用に繋げられます。ユニクロのunboxing戦略は今後も続くと考えられるため、注目しておきたいサービスです。
送料無料サービス
ユニクロでは、サイト上で購入した商品を自分が指定したユニクロ店舗で受け取れるサービスが好評です。送料無料化どうかは、購入者にとってECサイトを選ぶ際の判断基準になることも多いです。14日間の取り置き可能なため、普段在宅時間が短い方も都合のいい時に取りに行けばいいため、ストレスを感じることなく商品が受け取れます。
また東京区内にお住まいに場合、店舗受け取りであれば朝10時までに注文するとその日の17時以降に商品を受け取ることも可能です。忙しいけれど早く商品を手にしたいという方にも魅力的なサービスと言えるでしょう。
無印良品のEC戦略
それでは、無印良品のEC戦略についてご紹介していきます。自社アプリの活用
無印良品では、自社アプリMUJI パスポートを活用して取り組みが見られます。MUJI パスポートを活用すれば、無印良品の商品をお得に利用できます。
MUJI パスポートでできることは、以下の通りです。
商品やセール情報が受け取れる
ネットストアアカウントとMUJI passportの会員情報を連携可能で、ネットストアと店舗で獲得したMUJIマイルを合算して使える
集めるとクーポンが貰えるMUJIマイルが手に入る
購入者としてもお得なサービスのため、MUJI パスポートの活用は必須と言えるでしょう。
ネットストア限定の大型商品の割引キャンペーンを実施
ネットストア限定のキャンペーンも数多く実施されています。2020年には対象家具・家電が10%OFFのセールが開催されました。大型家具や家電は実店舗で申し込みしても、自宅に配送してもらうことが多いです。そのためネットで購入した方が手間にならないと考えている購入者も少なくありません。そのため、ネットストアの割引サービスを活用したいと考える消費者も少なくないでしょう。
https://www.muji.com/jp/passport/
アマゾン、楽天市場へと初出店
今まで無印良品は自社のECサイトでの展開でしたが、2020年にアマゾンと楽天市場でも購入できるようになりました。アマゾンと楽天市場は利用者が多く、初めて無印良品の商品をオンラインで購入するという人も手軽に利用できます。また自社サイトを利用する際の会員登録が面倒で利用を避けていたという人もいるでしょう。アマゾンと楽天市場に会員登録していれば、再度面倒な会員登録をせずに済みます。手軽に利用したいと考えている人にとっては、活用すべきサービスでしょう。
オンラインでも常に会社の理念やコンセプトを伝える
無印良品では、実店舗でもECサイトでも商品開発のストーリ、改良点を説明しています。特にECサイトであれば、時間帯や周りの目を気にせず商品の説明に目を向けることが可能で、商品に対して思いれを持つこともできるでしょう。
まとめ
ユニクロと無印良品は、それぞれにECサイト戦略に力を注いでいます。ユニクロと無印良品のECサイトを利用する場合、アプリを活用しない手はありません。今後もお得なセールやキャンペーン情報も公開される可能性が高いため、この機会にECサイトを利用してみるといいでしょう。
発送代行完全ガイド
発送代行に関しての基礎知識が全てわかる徹底ガイドです。発送代行サービスを検討されているEC事業者様は是非ご覧下さい。
物流企業
株式会社富士ロジテックホールディングス
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