西間木 智
西間木 智

物流会社で20年経験しD2C EC スタートアップから中規模、大規模のeコマース事業者へフルフィルメントサービスの提供や物流の見直し・改善、スピード配送、複数拠点展開を設計して提唱している。 事業者様の売上貢献するために 「購買体験」 「リピート施策」 「Unboxing」 やOMO対応での「オムニチャネル」 「返品交換物流」 を提案し、事業者と常に伴走して最新の物流設計を試みる。

EC物流とは?倉庫の選び方のポイントや物流代行会社10選を徹底解説

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EC物流とは?倉庫の選び方のポイントや物流代行会社10選を徹底解説

ECサイトの運営にとって、EC物流は顧客満足度の向上や効率化、コスト削減などに欠かせない重要な要素です。

しかし、在庫管理や配送、返品処理などの課題が存在し、改善が求められます。本記事では、EC物流の改善ポイントや種類、物流代行サービスの利用などをまとめ、ECサイト運営者にとって有用な情報を提供しています。

また、EC物流では、EC物流センターについて知っておくことが大切です。

そこで、本記事ではEC物流センターについても解説をしていきます。

EC物流センターにはさまざまな種類があるため、倉庫の有無、食品の加工ができる、品質の向上ができる、スピーディーに対応できるなど目的によって使い分けられます。

大きくわけるとDC、TC、PDCの3種類であり、ニーズにあった物流センターを選ぶことが重要です。また、物流センターを提供している企業によって、サービスはそれぞれ異なります。

ECサイトを運営している企業にとっても、物流センターの対応によってユーザーの満足度に影響があるため、どの物流サービスを選ぶかは企業が成長していくうえで重要な要素です。

EC物流に関する知識を深め、スムーズなEC物流の実現につなげましょう。

EC物流とは?ECサイト運営における全般的な物流業務

EC物流とは?ECサイト運営における全般的な物流業務

EC物流とは、ECサイト運営における商品の入荷・保管・出荷・配送などの物流業務全般を指します。顧客満足度の向上や効率化、コスト削減などに貢献する点がEC物流の重要なポイントです。

EC物流では、商品の流れが重要であり、受注処理、商品の入荷・検品・保管、出荷準備・発送、配送、返品処理などの工程が含まれます。特に、スムーズな出荷プロセスがEC物流の成功に不可欠です。

 EC物流は、ECサイトの成長の大きな役割を担います。EC物流を改善すると、コスト削減や配送期間の短縮、迅速な対応など、ECサイト運営者にとって大きなメリットがあります。発送代行や物流代行サービスの利用も、EC物流の改善につながる有効な手段の一つです。

EC物流に関する知識を深め、適切な改善策を講じることで、ECサイト運営の効率化や顧客満足度の向上につなげましょう。

EC物流における商品入荷から出荷までの流れとは? 

EC物流における商品入荷から出荷までの流れとは?

EC物流における商品の流れは、受注処理、商品の入荷・検品・保管、出荷準備・発送、配送、返品処理などの工程から構成されます。

これらの工程をスムーズに遂行すると、EC物流の成功に必要不可欠なスピード感や正確性の確保が可能です。

受注処理では、注文商品や配送方法、支払方法などを確認し、発注書などの作成を行います。商品の入荷・検品・保管では、ECサイトで注文が入った商品を受け取り、数量や品質を確認した上で保管します。出荷準備・発送で行う業務は、配送方法や発送先の決定、梱包やラベル貼りです。

配送では、発送した商品を顧客に届けます。返品処理では、商品の返品や交換に関する手続きを行います。

 EC物流では、これらの工程をスムーズに遂行すると、迅速かつ正確な配送が可能です。

また、顧客に対する返品対応や問い合わせ対応なども、スピーディーに対応すれば顧客満足度を向上させられます。

 以上のように、EC物流における商品入荷から出荷までの流れは、ECサイト運営で重要な要素であり、スムーズな流れの確保がEC物流の成功には必要不可欠です。

EC物流の6つの特徴とは?

EC物流の6つの特徴とは?

EC物流には、以下の6つの特徴があります。

  • 一件あたりの配送量は少ないが配送先が多くなりやすい
  • 短期間での配送を求められる
  • ギフトラッピングへの対応が求められる
  • 顧客に合わせた個別対応ができる
  • 顧客とのコミュニケーションがポイントになる
  • 返品や交換への対応が求められる

EC物流の特徴を把握した上で、課題の改善や施策を考えていきましょう。

以下では、EC物流の6つの特徴をそれぞれ解説します。

特徴①一件あたりの配送量は少ないが配送先が多くなりやすい

ECには、BtoBとBtoCの両方の形態がありますが、BtoCの場合には一件あたりの配送量は少なく配送先が多くなりやすいです。

配送先が多くなればなるほど、ミスも起こりやすくなります。

実店舗であれば対面での接客ができますが、対面でないため、一度のミスが信頼の低下につながる可能性が高いです。

特徴②短期間での配送を求められる

昨今では、同日や翌日などの短期間で配送を行うサービスが増えています。

そのため、配送までの期間が長くなればなるほど、商品が売れづらくなる要因になるでしょう。

しかし、短期間での配送は、ECサイトの運営者から配送パートナーまでのEC物流に関わるすべての人の連携が重要です。

特徴③ギフトラッピングへの対応が求められる

誕生日や記念日用のプレゼントを、実店舗ではなくECサイトから購入する人が増えています。

そのため、ギフトラッピングへの対応が求められるケースも少なくないでしょう。

ギフトラッピングでは、商品のラッピングだけでなくメッセージカードの対応も必要になる場合もあります。

特徴④顧客に合わせた個別対応ができる

EC物流では、顧客に合わせた個別対応ができます。

顧客を購入頻度や好み、1回あたりの会計額などで分類し、顧客に合わせた商品のチラシを同封することも可能です。

データに則って個別対応できるのは、EC物流の大きな特徴です。

特徴⑤顧客とのコミュニケーションがポイントになる

EC物流では、対面でのコミュニケーションができないため、実店舗と比べて、より顧客とのコミュニケーションがポイントになります。

注文から配送までのやり取りやアフターサポートなどのコミュニケーションを丁寧に行えば、口コミでの評価の向上やリピーターになる可能性が高められるでしょう。

特徴⑥返品や交換への対応が求められる

EC物流では、「サイズが違った」「配送中に破損した」などの理由で、返品や交換への対応が求められるケースがあります。

ただし、すべての商品を返品や交換すると損害が大きくなる恐れがあるため、返品や交換のルールを明確化しておく必要があるでしょう。

また、返品や交換理由をデータとしてまとめると、サービス改善の向上につなげられるでしょう。

EC物流の3つの改善ポイントとは? 

EC物流の3つの改善ポイントとは?

EC物流には、以下の3つの改善ポイントがあります。

  1. ロジスティクスの最適化
  2. 発送代行サービスの利用
  3. 倉庫管理の見直し

自社のEC物流を見直す際や、EC物流を改善して売上の向上を図りたい場合には、上記の改善ポイントを意識して施策を考えてみてください。

以下では、EC物流の3つの改善ポイントを、それぞれ詳しく解説します。

改善ポイント①ロジスティクスの最適化する 

EC物流のロジスティクス最適化には、注文処理から配送、返品処理までの全工程の見直しが必要です。

そのためには、在庫管理や倉庫の配置、出荷ルートの最適化、物流フローの改善など、さまざまな施策が必要です。例えば、配送ルートの最適化や倉庫の見直しによって、配送時間の短縮やコスト削減を実現できます。

また、返品処理では、受付から返品商品の受け取り、検品、再販の可否までの流れを簡素化すると、顧客満足度の向上につながります。ロジスティクス最適化は、EC物流での効率化に欠かせず、継続的な改善が求められる施策です。

 改善ポイント②発送代行サービスの利用する

EC物流での発送業務は、時間と手間のかかる作業です。

そこで、発送代行サービスを利用すると、出荷作業の負荷を軽減し、迅速な配送を実現できます。発送代行サービスは、配送業務に特化した専門業者が行っており、配送のプロセス全般を一元管理してくれるサービスです。

また、配送業者との連携もスムーズに進められ、追跡や問い合わせなども一元化されるため、顧客サポートの充実が期待できます。

物流代行サービスの利用によって、自社での配送業務にかかるコストや時間を削減でき、より効率的かつ迅速なEC物流を実現可能です。

改善ポイント③倉庫管理を見直す

EC物流での在庫管理は、正確かつ迅速な処理が求められます。

倉庫の見直しや物流フローの改善により、在庫管理の効率化が可能です。

EC物流での倉庫管理では、在庫の正確性や早期発見に重点が置かれています。例えば、あるECサイトがワンタイム限定セールを行った場合、急増する注文数に対応できるだけの十分な在庫数を確保する必要があります。

このような場合、倉庫内の物流フローを見直し、在庫の正確な管理を行うことが重要です。

また、倉庫内には取扱商品によって区分けされたエリアを設けることで、在庫管理の効率化が図れます。例えば、食品や家電製品など、特定の商品カテゴリーに関する品目は、倉庫内の特定エリアにまとめて保管すると、受注処理や在庫管理の効率化が可能です。

さらに、倉庫内のレイアウトも重要な要素となります。一般的に、商品の取り出しや入れ替えを容易にするよう、棚の配置に工夫が凝らされています。

例えば、よく売れる商品は出しやすい場所に配置すると、受注処理の迅速化を図ります。また、使用頻度の低い商品は、倉庫の奥や高い位置に保管すると、スペースの有効活用が可能です。

これらの倉庫管理の見直しによって、EC物流での在庫管理の効率化が図れます。

このように、EC物流の改善には、ロジスティクスの最適化、発送代行サービスの利用、倉庫管理の見直しが有効です。物流フローの最適化によって、顧客からの注文から出荷までの流れを最適化し、配送時間の短縮やコスト削減につながる改善を行います。

また、発送代行サービスの利用によって、出荷作業の負荷を軽減し、迅速な配送を実現できます。倉庫管理の見直しによって、在庫管理の効率化が可能となり、よりスムーズなEC物流を実現できるでしょう。

EC物流センターとは?ユーザーに物品が届くまでのすべての過程

EC物流センターとは?ユーザーに物品が届くまでのすべての過程

EC物流センターとは、ECサイトでユーザーが購入したものを、ユーザーの手元まで届けるすべての過程のことです。商品やECサイトを運営している企業のサービスの内容だけでなく、物流センターのサービスによって顧客の満足度に影響します。

購入した商品がなかなか届かない、届いた商品に傷がついているなどのトラブルがあった場合、対応次第ではECサイトを運営している企業の評価が下がります。

EC物流倉庫の3つの種類とは?

EC物流倉庫の3つの種類とは?

EC物流倉庫には、以下の3つの種類があります。

  1. 専用倉庫
  2. 複合倉庫
  3. フルフィルメントセンター

目的や取り扱う商品、委託したい業務内容など、求める条件によってどのEC物流倉庫を利用するのかが変わります。

以下では、3つのEC物流倉庫をそれぞれ詳しく解説します。

自社に合ったEC物流倉庫を選ぶ際の参考にしてみてください。

専用倉庫|ECサイト運営企業が自社で保有する倉庫

ECサイト運営企業が自社で保有する倉庫が挙げられます。

この場合、ECサイトで取り扱っている商品を自社倉庫に保管し、顧客からの注文に応じた出荷が可能です。

専用倉庫を利用すると、ECサイト運営企業は物流業務を自社で行えるため、在庫管理や配送などを自由にコントロールできます。

ただし、自社で倉庫を保有する場合、倉庫管理や物流業務に必要な人員や設備、システムの導入などにコストがかかるため、適切な経営判断が必要です。

複合倉庫|複数の企業が共同で利用する倉庫

複数の企業が共同で利用する倉庫であり、コスト削減や物流フローの最適化が可能です。

複合倉庫は、専用倉庫と一般倉庫を組み合わせた形態の倉庫です。例えば、食品や医薬品など特別な条件が必要な商品を扱う部分と、一般的な商品を扱う部分を分けることで、品質や衛生管理の面でのニーズにも応えられます。

また、商品の種類や個数によって収容場所を柔軟に調整できるのも特徴です。複合倉庫の例としては、Amazonなどの大手EC企業が保有する倉庫が挙げられます。

フルフィルメントセンター|ECサイトの注文処理から発送までを一括して行う倉庫

フルフィルメントセンターは、ECサイトの注文処理から発送までを一括して行う倉庫であり、顧客満足度の向上や迅速な配送を実現できます。

EC事業者は、商品の入出庫や梱包、発送に必要な作業をフルフィルメントセンターに委託すると、自社で行う場合に比べて手間や時間を削減可能です。

また、フルフィルメントセンターには在庫管理システムや物流システムが備わっており、迅速な配送や顧客サポートの向上につながる特徴があります。フルフィルメントセンターは、ECサイト運営者にとって重要な物流ツールです。

EC物流におけるDC(ディストリビューションセンター)とは?

EC物流におけるDC(ディストリビューションセンター)とは?

DC(Distribution Center、ディストリビューションセンター)とは、在庫型物流センターを意味します。商品を保管しておいて、必要なときに顧客への商品の配送が可能です。

次にDCについて以下の2つを解説します。

  1. DCの業務の流れ
  2. DCの特徴

DCを利用する上で、知っておくべき内容となっているため、ぜひ参考にしてみてください。

DCの業務の流れ

DCは以下のような流れで業務を進めていきます。

  1. 商品の保管
  2. 必要なタイミングで出荷
  3. ピッキング
  4. 出荷関連

商品を保管しておいて、必要なタイミングで迅速に出荷できる仕組みです。

DCで納品された商品を保管する際には、入庫や棚入れ作業が行われます。さらに入庫の際には検品を行い、入荷予定リストを確認しながら、商品の種類や数量、品質をチェックします。

DCの特徴

DCでは商品を保管することによって、必要なときにいつでも配送できるのが大きな特徴です。保管している商品を必要なタイミングで出荷しやすいように、WMS(Warehouse Management System)とよばれる倉庫管理システムを導入していることが多くあります。

WMSでは入荷管理、在庫管理、出荷管理、棚卸管理などが連動しており、スムーズに必要なときに出荷できます。

ユーザーが商品を購入したタイミングで即座に配達ができるため、小売店の利用が多いのが特徴です。

EC物流でのTC(トランスファーセンター)とは? 

EC物流でのTC(トランスファーセンター)とは?

TC(Transfer Cente、トランスファーセンター)は通過型センターのことであり、在庫を保管することはありません。入荷した荷物はすべて、コンテナやパレット単位で仕訳をすることでトラックに積み替えていきます。

次にTCについて以下の2つを解説します。

  1. TCの業務の流れ
  2. TCび3つの特徴

これから、TCの利用を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

TCの業務の流れ

TCの業務の流れは以下のようになっています。

  1. 入荷した商品の確認
  2. 出荷先ごとに振り分け
  3. 梱包

TCの主な機能は商品が入荷されたら、それらの商品を出荷先ごとに分けて揃え、すぐに出荷します。

そのため、上記のような3つの業務の流れに分けられます。

次にTCの業務の流れをそれぞれ詳しく解説するため、TCで行われる業務を把握し、自社でTCを利用するイメージをしてみてください。

入荷した商品の確認

TCではまず入荷してきた商品の確認をおこないます。

ここで確認する内容としては、入荷した商品の種類や数量です。

入荷した商品の確認は、基本的にTCの作業者が行いますが、場合によってはトラック運転手が行うこともあります。

入荷した商品の確認作業が作業者によって行われるのか、トラック運転手によって行われるのかが気になる場合は、TCの運営元に問い合わせていましょう。

出荷先ごとに振り分け

大量に商品が運ばれてくるため、スピーディーに配達しやすいようにそれぞれの地域担当のトラックに振り分けられます。

メーカーからTCに納品された商品を直営店やチェーン店など、配送先の各店舗ごとに仕分けるようなイメージです。

商品によっては、納品や入荷前に仕分けされていることもありますが、その場合は、トラックの積み替え作業のみがTCで行われます。

商品の梱包

出荷ごとに振り分けた後は、梱包をして荷札を貼ります。また梱包をしないで荷札を貼るだけの場合もあります。

パレットやカゴ車への商品の積み込みが終わっている場合には、荷札の入れ替えや確認作業後に、フタを閉める作業へと移るでしょう。

商品の梱包が完了した後は、出荷先のトラックに商品を積み込み発送します。

以上のような流れで、TCの業務は行われます。

TCの3つの特徴

TCには以下のような特徴が挙げられます。

  1. 商品の在庫を持たない
  2. 倉庫が不要
  3. コンビニや大手量販店がよく利用している

TCの利用が自社に合っているのかを判断するためにも、TCの特徴を知っておきましょう。

また、これからTCを利用した場合に、自社にどのようなメリットがあるのかを特徴から判断してもよいですね。

以下では、TCの3つの特徴を、それぞれ詳しく解説します。

TCの特徴① 商品の在庫を持たない

TCは商品の在庫を持たない物流センターであり、荷物を開梱して検品をしたあと、送り先別の仕訳をして、それぞれ担当のトラックへ積み替えます。一般的には店舗の近くに配置しており、一度の配送は小ロットのため、何度も配送します。

TCによっては納入業者が仕分けまでを済ませておいて、トラックの積み替えだけをする場合もあるでしょう。仕分けの時点で間違えるとトラブルになるため、繊細な物流管理が必要です。

TCの特徴② 倉庫が必要ない

TCは商品の在庫を持たないため、倉庫は必要ありません。そのためコンパクトな規模であることが多いのが特徴です。

また、商品を保管するスペースが必要ないことから、コストの削減につながるメリットもあります。

TCは倉庫があることで必要となる、倉庫での商品の管理コストやスペースを削減できます。

TCの特徴③ コンビニや大手量販店がよく利用している

TCはコンビニや大手量販店がよく利用しており、日本の物流センターの主流となっています。コンビニや大手量販店のように、頻繁に商品が出入りする場合はTCが向いています。

また、TCでは頻繁に商品を出荷するため、1回に発送する量が少ないです。

そのため、出荷先で商品を受け取る時間の短縮につながり、短時間で配送用のトラックがTCに戻ってくるため、トラックの台数の削減も可能です。

これらのメリットがあるからこそ、コンビニや大手量販店ではTCが利用されているでしょう。

EC物流でのPDC(プロセスディストリビューションセンター)とは?

EC物流でのPDC(プロセスディストリビューションセンター)とは?

PDC(Process Distribution Center、プロセスディストリビューションセンター)とは、商品ストックとしての機能以外に、食品や家具などの加工ができるセンターです。スーパーやコンビニへの配送が多いことから、高度な商品管理ができるのが特徴です。

次にPDCについて以下の2つを解説します。

  1. PDCの業務の流れ
  2. PDCの3つの特徴

PDCの利用を検討する場合には、ぜひ参考にしてみてください。

PDCの業務の流れ

PDCには以下のような流れがあります。

  1. 通常の物流センターの流れ
  2. 鮮魚や肉の加工

PDCの物流業務には、鮮魚や肉の加工が含まれているため、他の物流センターとは異なる業務の流れになります。

以下では、業務の流れをそれぞれ詳しく解説します。

他の物流センターとPDCの業務の流れの違いを確認してみてください。

通常の物流センターの流れ

商品の入荷や保管、ピッキングから包装といった通常の物流センターの働きをします。在庫を保管することから、DCと同様の特徴があります。

そのため、以下の6つを含むものがPDCの業務です。

  1. 入荷
  2. 保管
  3. ピッキング
  4. 検品
  5. 梱包
  6. 出荷

このように、納品された商品を入荷予定リストをチェックしながら検品したり、決められた場所に保管したりする業務を行います。

鮮魚や肉の加工

PDCは工場と倉庫の両方の役割があり、鮮魚や肉の加工機能があります。そのため食品の品質を保ちつつ、安全にまた迅速に配送が可能です。つまりPDCはDCの働きに加えて、鮮魚や肉の加工など、より精密な加工をする工場の働きがあります。

また、鮮魚や肉などの生鮮食品を取り扱う場合には、繊細な品質管理が必要であるため、生鮮食品の加工から保管までの業務が行えることが、PDCの大きなメリットだと言えるでしょう。

PDCの3つの特徴

PDCには以下のような特徴があります。

  1. 高度な加工ができる
  2. スーパーやコンビニ向けが多い
  3. 工場レベルの生産ライン
  4. 富士ロジテックグループのサービス

 

PDCでは鮮魚や肉の加工ができることは解説しましたが、その他にも上記のような特徴があります。

以下では、PDCの3つの特徴を、それぞれ詳しく解説します。

PDCの特徴① 高度な加工ができる

PDCでは鮮魚や肉の加工以外に、機械部品の組み立てや梱包、ラベルの変更などの高度な加工ができます。そのためPDCから発送をすると、より食品を鮮度の高い状態で保てる、機械が組み立てられた状態で発送できるなどの特徴があります。

また、加工をPDCで行えるため、商品の加工から配送までをスピーディーに行えることが大きなメリットだと言えるでしょう。

PDCの特徴② スーパーやコンビニ向けが多い

PDCは食品の加工をしながら、鮮度を保ち配送できる性能があります。そのため、PDCはスーパーやコンビニ向けの配送がメインです。

PDCには、品質管理に必要不可欠な空調やその他の設備や高度な商品管理を可能とする生産ライン、労働力が求められます。

そのため、PDCがスーパーやコンビニで利用されています。

PDCの特徴③ 工場レベルの生産ラインがある

PDCは工場と変わらない生産ライン、さらには温度管理説部や防塵設備があり、鮮度を保ちつつ安全に配送できます。そのため他の物流センターと比べて、労働力や高度な設備が必要になります。

DCとPDCは商品を保管できますが、PDCは食品の精度を保つための加工ができるなど工場と変わらない要素がある物流センターです。またTCは商品を保管することはなく、入荷された商品を仕訳して出荷することになります。

このようにEC物流センターにはさまざまな種類があり、それぞれの企業のニーズにあった物流センターを選ぶことが必要です。

EC物流倉庫の選び方のポイント5選とは? 

EC物流倉庫の選び方のポイント5選とは?

EC物流倉庫を選ぶ際には、以下の5点を考慮する必要があります。

  1. 在庫量や商品の種類
  2. 発送頻度や配送先
  3. 倉庫の立地条件
  4. セキュリティ対策
  5. 在庫管理システムなどの設備

EC物流をこれから選ぼうとしている方は、上記のポイントを意識してみましょう。

以下では、それぞれのポイントを解説してるので、ぜひ参考にしてみてください。

選ぶポイント① 在庫量や商品の種類

EC物流倉庫を選ぶ際には、在庫量や商品の種類、発送頻度、配送先などを考慮する必要があります。在庫量が多く、商品の種類が豊富な場合は、広いスペースや専用の保管方法が必要です。

大型商品を扱う場合は広いスペースが必要になるため、専用倉庫が適しています。一方、小型商品を扱う場合は、スペースの効率化が重要となるため、複合倉庫が適しているでしょう。

在庫量が少なく、発送頻度が高い場合は、フルフィルメントセンターが適しています。EC物流倉庫を選ぶ際には、自社のニーズに合わせた倉庫を選定し、効率的な在庫管理を行うことが大切です。

選ぶポイント② 発送頻度や配送先

発送頻度が高い場合には、在庫を多く抱えずに迅速な発送が求められます。このような場合には、複合倉庫が適しています。また、配送先が海外の場合には、輸出入に関する手続きや言語の壁などがあるため、海外に物流ネットワークを持つ物流代行会社を選ぶことが重要です。

倉庫の立地条件は、物流ノウハウの豊富な物流代行会社に相談すると、最適な立地条件を選定できます。

選ぶポイント③倉庫の立地条件

また、物流拠点としての位置も重要です。物流拠点としての位置が優れた倉庫は、物流会社の物流ネットワークに組み込まれることが多く、効率的な物流を実現できます。

さらに、倉庫周辺に物流拠点や卸売市場がある場合、配送先への輸送コストの削減や納期の短縮につながることがあります。倉庫の立地条件は、物流戦略の成功に大きく影響するため、慎重な選定が必要です。

選ぶポイント④ セキュリティ対策

倉庫内に保管される商品によっては、温度や湿度の管理が必要になる場合もあります。特に食品や医薬品などの商品は、適切な温度管理が必要となるため、その点も倉庫選びの重要なポイントです。

さらに、倉庫内での事故や災害に備えた対策も必要です。火災や地震などの自然災害に対する対策が整備されている倉庫を選ぶことが、リスク回避につながります。

倉庫のセキュリティ対策は、商品の保護だけでなく、ビジネスの安定性にも大きく影響するため、慎重な検討が必要です。

選ぶポイント⑤ 在庫管理システムなどの設備

在庫管理システムや物流システムは、EC物流での重要な役割を担っています。倉庫に設備が整っていることで、商品の受発注や在庫管理、返品処理などの業務の効率化が可能です。

物流会社が保有している専用倉庫や、EC事業者が複数の商品を保管できる複合倉庫は、これらの設備を整えた倉庫としてEC物流に適しています。

また、AmazonのFBA倉庫などのフルフィルメントセンターは、商品の保管・出荷・返品処理までを代行するサービスを提供しているため、EC物流アウトソーシングの代表的な形態として注目されています。

EC物流を物流代行会社にアウトソーシングする4つのメリットとは?

EC物流を物流代行会社にアウトソーシングする4つのメリットとは?

物流代行サービスには、以下のような4つのメリットがあります。

  1. コストを削減できる
  2. リスクを回避できる
  3. 効率的な配送ができる
  4. 専門的な知識を活用できる

自社で物流業務を行うことによる負担軽減や、専門的な知識を持つ業者による安定したサービス提供が可能となります。具体的に見ていきましょう。

メリット① コスト を削減できる

自社で倉庫を所有している場合、倉庫の維持管理や人員の確保、安全管理に多大なコストがかかりますが、物流業者の倉庫を利用するとこれらの費用を節約可能です。

また、複数の企業が物流業者の倉庫を共有すると、倉庫内の空きスペースを有効活用できます。

メリット② リスク を回避できる

商品の保管や配送中のトラブルへの対応は重要です。例えば、配送中に商品が破損した場合、自社で対応する場合は補償を行う必要がありますが、物流業者による配送の場合、物流業者が保有する保険に加入している場合は、その保険によって補償が行われます。

これにより、自社で保険に加入する必要がなくなり、リスク回避につながります。

メリット③ 効率的な配送ができる

物流業者が持つ配送ルートの活用や出荷業務のアウトソーシングにより、作業効率の向上が期待できます。例えば、物流業者が持つ配送ルートの情報を活用すると、配送時間の短縮や迅速な対応が可能です。

また、受注処理や出荷業務のアウトソーシングにより、自社の人員を削減するとコスト削減にもつながり、作業効率の向上も期待できます。

メリット④ 専門的な知識 を活用できる

物流業者が持つ物流や配送に関する知識や技術を活用できます。海外配送や複雑な配送ルートの場合に特に有効です。

例えば、海外に配送する場合には、各国の輸入ルールや関税に関する知識が必要ですが、物流業者が持つこのような知識を活用すると、スムーズな海外配送が可能になります。また、物流業者が持つ技術を活用すると、迅速な配送や効率的な在庫管理が可能となります。

EC物流を物流代行会社にアウトソーシングする2つのデメリットとは?

物流代行会社にEC物流に関する業務をアウトソーシングする場合には、以下の2つのデメリットがあります。

  1. 自社にノウハウが蓄積されづらい
  2. 出荷数が少ない場合はコストが高くなりやすい

EC物流を物流代行会社にアウトソーシングする前に、デメリットも理解したうえで、アウトソーシングを検討しましょう。

以下では、EC物流を物流代行会社にアウトソーシングする2つのデメリットを詳しく解説します。

デメリット① 自社にノウハウが蓄積されづらい

物流代行会社にEC物流に関する業務をアウトソーシングすると、EC物流に関するノウハウが自社に蓄積されづらいです。

そのため、将来的にアウトソーシングをやめて自社でEC物流の業務を行おうと思うと、ノウハウが蓄積されていないことから、自社での業務が難しくなります。

ただし、今後方針をEC物流に関する業務をアウトソーシングすると決めれば、ノウハウの蓄積は必要ありません。そのため、EC物流に関する業務に使うリソースを他の業務に使え、売上アップにもつなげられます。

デメリット② 出荷数が少ない場合はコストが高くなりやすい

物流代行会社にEC物流に関する業務をアウトソーシングする場合には、出荷数が少ないとコストが高くなりやすいことにも注意しましょう。

物流代行会社によって、アウトソーシングする際の初期費用や管理費などのコストは異なります。

しかし、出荷数が少ないと費用対効果が合わない可能性が高まります。

EC物流を物流代行会社にアウトソーシングする場合には、見積もりを依頼し、費用対効果を考えるようにしましょう。

おすすめのEC物流代行会社とは?10社を徹底比較

おすすめのEC物流代行会社とは?10社を徹底比較

EC物流をアウトソーシングするメリットやデメリットを解説しましたが、どのような会社に頼めばよいのか迷われる方もいるでしょう。

そこで、おすすめのEC物流代行会社として以下の10社を紹介します。

  • 株式会社富士ロジテックホールディングス
  • 株式会社STOCKCREW
  • アートトレーディング株式会社
  • 株式会社スクロール360
  • ウルロジ
  • オープンロジ
  • 株式会社共栄物流サービス
  • 株式会社ユウサイ
  • 株式会社清長
  • TOKYOガールズソリューション

次に、10社のおすすめのEC物流代行会社をそれぞれ詳しく解説します。

株式会社富士ロジテックホールディングス|分析やシステム開発で柔軟に対応

株式会社富士ロジテックホールディングス|分析やシステム開発で柔軟に対応

引用:株式会社富士ロジテックホールディングス

株式会社富士ロジテックホールディングスの物流代行サービスでは、商品の在庫管理から梱包や配送までをアウトソーシングできます。

データの分析や独自のシステムを用いてEC物流の業務を行うため、改善を繰り返しながら業務を遂行します。

また、以下の物夕センターが利用可能です。

  • アパレル特化
  • 冷凍・冷蔵品に対応
  • 化粧品製造業の許認可
  • 大型商品に対応

EC物流代行にはさまざまなサービスがあり、実績も豊富なため、ぜひ利用を検討してみてください。

株式会社STOCKCREW|物流管理用のシステムを無償で提供

株式会社STOCKCREW|物流管理用のシステムを無償で提供

引用:株式会社STOCKCREW

株式会社STOCKCREWは、従量課金制の物流代行サービスを提供しています。

利用した分だけ料金を支払う仕組みのため、初期費用や固定費が0円で、物流管理用のシステムを無償で提供しています。

そのため、事業規模が小さい場合や、始めたての事業で利用するのがおすすめです。

アートトレーディング株式会社|オーダーメイドの依頼が可能

アートトレーディング株式会社|オーダーメイドの依頼が可能

引用:アートトレーディング株式会社

アートトレーディング株式会社は、ECサイトの構築を100社以上行ってきた実績があります。

アートトレーディング株式会社が提供する物流代行サービスの特徴として、オーダーメイドの依頼が可能なことが挙げられます。

事業者によって、ギフトラッピングをしてほしい、特定の梱包資材を使いたいなど、求めるサービスが異なるでしょう。

このように、アートトレーディング株式会社では、自社が物流代行サービスを利用する目的に合わせて物流代行を依頼できます。

株式会社スクロール360|35年以上の実績とノウハウ

株式会社スクロール360|35年以上の実績とノウハウ

引用:株式会社スクロール360

株式会社スクロール360は、35年以上の実績とノウハウを兼ね備えた物流代行会社です。

顧客分析から商品発生までの、EC物流に関わるすべての業務をサポートしています。

関東以外にも、北海道・東海・関西・九州に拠点があるため、幅広いエリアに対応しています。

ウルロジ|専用のチャットツールで対応を迅速化

ウルロジ|専用のチャットツールで対応を迅速化

引用:ウルロジ

ウルロジはディーエムソリューションズ株式会社で提供している、物流代行サービスです。

専用のチャットツールで直接支持を出せるため、対応の迅速化につながるでしょう。

EC物流の業務を全般的にカバーし、満足感のあるサービスでしょう。

オープンロジ|物流をオンラインで完結

オープンロジ|物流をオンラインで完結

引用:オープンロジ

オープンロジは、オンラインでEC物量に関する完結できるサービスです。

データをオンラインで管理できるだけではなく、クラウド上にデータが保存されるため、スマートフォンからでもアクセスできます。

株式会社共栄物流サービス|幅広い範囲で翌日発送可能

株式会社共栄物流サービス|幅広い範囲で翌日発送可能

引用:株式会社共栄物流サービス

株式会社共栄物流サービスは、30年以上の実績がある会社です。

島を除くと、以下の地域で翌日発送を実現しています。

  • 東北地方
  • 関東地方
  • 中部地方
  • 近畿地方
  • 四国地方
  • 中国地方

幅広い地域で翌日発送ができるため、スピード感重視の場合には、おすすめです。

株式会社ユウサイ|事業規模に合ったプランを提供

株式会社ユウサイ|事業規模に合ったプランを提供

引用:株式会社ユウサイ

株式会社ユウサイは、1,000社以上の取引実績がある物流代行会社です。

関東と関西に拠点があるため、全国各地に商品を届ける場合でも、少ないタイムラグで配送できます。

株式会社ユウサイは、事業拡大したい場合でも、事業規模にあわせたプランを提案してもらえるため、拡大中の事業者でも利用しやすいでしょう。

 株式会社清長|従量課金制を採用

株式会社清長|従量課金制を採用

引用:株式会社清長

株式会社清長は、中小EC企業向けの代行サービスのロジプロモを提供している会社です。

初期費用や月額の固定費はかからず、利用した分だけ料金を支払う従量課金制を採用している特徴があります。

従量課金制であれば、物流代行の利用量が減る閑散期に、コストを抑えられます。

TOKYOガールズソリューション|即日納品が可能

TOKYOガールズソリューション|即日納品が可能

引用:TOKYOガールズソリューション

TOKYOガールズソリューションは、営業の社員から作業スタッフまでがすべて女性の特徴があるサービスです。

そのため、女性向けの商品を扱う場合には、利用を検討してもよいでしょう。

また、東京の中心にオフィスがあり、打ち合わせがしやすく、即日納品も可能です。

おすすめのEC物流システムとは?5つのサービスを紹介

おすすめのEC物流システムとは?5つのサービスを紹介

EC物流代行会社だけでなく、おすすめのEC物流システムも見ていきましょう。

ここでは、以下の5つのEC物流システムを紹介します。

  • AiRLogi
  • COOOLa
  • クラウドトーマス
  • ロジザードZERO
  • Loogia

それでは、5つのEC物流システムをそれぞれ詳しく解説します。

AiRLogi|機材のレンタルが可能

AiRLogi|機材のレンタルが可能

引用:AiRLogi

AiRLogiは、1,400以上の事業者が利用している倉庫管理システムで、株式会社コマースロボティクスが提供しています。

クラウド型のサービスのため、インターネット環境があれば、どこからでもアクセスして利用できる特徴があります。

さらに、ハンディターミナルのレンタルも行っています。

COOOLa|ユーザー数が増加しても変動しない利用料金

COOOLa|ユーザー数が増加しても変動しない利用料金

引用:COOOLa

COOOLaは、豊富な機能を柔軟にカスタマイズできる倉庫管理システムで、株式会社ブライセンが提供しています。

ユーザー数が増加しても、利用料金は増えない料金体系のため、コストを抑えやすいでしょう。

そのため、事業拡大にともなってシステムを利用するスタッフが多くなる可能性がある場合には、導入を検討してもよいでしょう。

クラウドトーマス|規模に合わせたプランを選択可能

クラウドトーマス|規模に合わせたプランを選択可能

引用:クラウドトーマス

クラウドトーマスは、ITトレンド4年連続1位受賞している倉庫管理システムで、株式会社関通が提供しています。

クラウドトーマスには、現役の物流会社が物流現場のノウハウを用いて作られたシステムのため、使いやすい特徴があります。

また、物流センターの規模に合わせたプランを選べることも魅力的です。

ロジザードZERO|ECに特化した機能が搭載

ロジザードZERO|ECに特化した機能が搭載

引用:ロジザードZERO

ロジザードZEROは、ECや卸売業に特化した機能が搭載されたシステムで、ロジザード株式会社が提供しています。

クラウド型のシステムで、定期的なバージョンアップされるため、常に最新の機能を利用できます。

Loogia|走行車両から集めたデータから配車計画を立案

Loogia|走行車両から集めたデータから配車計画を立案

引用:Loogia

Loogiaは、走行車両から集めたデータから配車計画を立案する配送管理システムで、株式会社オプティマインドが提供しています。

実際のデータをもとに配送計画や配送ルートを決めるため、効率的な配送を実現し、車両台数と人件費の削減につながるでしょう。

EC物流の4つの課題とは?在庫管理や受注管理の複雑化 

EC物流の4つの課題とは?在庫管理や受注管理の複雑化

EC物流での課題には、以下の内容が挙げられます。

  • 在庫管理がうまくできていない
  • 受注管理が複雑化する
  • イレギュラーな対応が発生しやすい
  • コストがかかる

こうした課題に対しては、物流代行サービスの活用が有効です。物流代行サービスを利用すると、EC物流の業務負荷を軽減し、在庫管理や配送、返品処理などの課題解決が期待できます。

また、物流代行サービスによって、顧客サポートの充実や顧客満足度の向上も可能です。

EC物流における課題は多岐にわたりますが、物流代行サービスを利用すると、これらの課題に対しての解決策を見出せます。

ECサイト運営者は、自社のニーズに合わせた物流代行サービスを選定し、EC物流の改善に積極的に取り組むことが重要です。

続いて、EC物流の4つの課題を詳しく解説します。

課題①在庫管理がうまくできていない

EC物流で、在庫数に間違いはないか、破損しているものはないかなど、在庫管理が重要です。

在庫管理ができていなければ、商品がなくなっているだけでなく、商品が足りずに顧客へ届けられないトラブルが発生する可能性があります。

事業経営にとって重要な要素のため、在庫管理を適切に行う必要があるでしょう。

課題②受注管理が複雑化する

ECサイトでは、実店舗よりも複数の店舗を持ったり、多種多様な商品を扱ったりしやすいです。

店舗が増えたり、商品の種類が増えたりすると受注管理が複雑化し、ミスの原因につながります。

課題③イレギュラーな対応が発生しやすい

EC物流では、以下のイレギュラーへの対応が発生しやすいです。

  • 商品のキャンセル
  • 配送先の変更
  • 商品の交換や返品

これらのイレギュラーは、迅速に対応する必要があるため、負担が大きいです。

また、イレギュラーな対応が多すぎた場合には、人材のリソースを使ってしまい、人材不足につながる可能性もあります。

課題④コストがかかる

EC物流には、主に以下のコストがかかります。

  • 人件費
  • 保管費
  • 運送費
  • 資材費
  • システム費

特に繁忙期にはコストがかかりやすいです。さらに、人材不足や燃料費の価格上昇による運送費の高騰もコストがかかる要因です。

EC物流とEC物流センターのまとめ

EC物流とEC物流センターのまとめ

今後、ますますオンラインショッピングの需要が増加し、EC物流の社会的なニーズも増えていくと思われます。

現在、EC物流センターにはさまざまな種類があり、それぞれの企業のニーズにあった物流センターを選ぶことが必要です。

富士ロジテックホールディングスでは、倉庫サービスから流通加工、通販物流などさまざまな物流センターとしてのサービスを提供しています。EC物流センターの導入をお考えの企業様は、ぜひお問い合わせください。

 

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発送代行に関しての基礎知識が全てわかる徹底ガイドです。発送代行サービスを検討されているEC事業者様は是非ご覧下さい。

西間木 智

監修者

株式会社富士ロジテックホールディングス

西間木 智 / 通販営業部 部長

物流会社で20年経験しD2C EC スタートアップから中規模、大規模のeコマース事業者へフルフィルメントサービスの提供や物流の見直し・改善、スピード配送、複数拠点展開を設計して提唱している。 事業者様の売上貢献するために 「購買体験」 「リピート施策」 「Unboxing」 やOMO対応での「オムニチャネル」 「返品交換物流」 を提案し、事業者と常に伴走して最新の物流設計を試みる。

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