富士ロジテックHD
富士ロジテックHD

通販D2CEコマース事業者の EC物流代行・発送代行オムニチャネルコマースでの流通加工から店舗物流までを、一般社団法人 通販エキスパート協会認定スペシャリスト:「通販CXマネジメント」・「フルフィルメントCX」メンバーとスタッフがサポート致します。
全国11拠点のDC/FCから、先進RaaSマテハンロボットRFIDなどと、OMS・WMSとコマースシステムをAPIで連携して、物流・発送代行サービスを「スタートアップ特別限定プラン」から、100億円を超える事業者に最適な分散保管・分散出荷返品・交換サービスまでを一貫でデザインする「顧客購買後体験」によって、LTVの向上が実現できる「感動物流サービス」を提供中です。物流業界の最新トレンドを盛り込んだお役立ち資料も無料でご提供しています。

サブスクリプションモデル:メリット・デメリットと成功事例

サブスクリプション ビジネスモデル

【D2C・eコマース カテゴリー事例研究】



Written by 植島 寛子

eコマースサブスクは、最近よく耳にする言葉です。ただどのようなサービスなのかよく分からないという日とも多いでしょう。今回は、eコマースサブスクとは何か、メリットやデメリット、成功事例をご紹介していきます。この記事を読めば、eコマースサブスクについて理解が深まるでしょう。

eコマースサブスクとは?

eコマースサブスクとはECサイトで利用できるサブスクリプションのことです。利用者は定められた金額を支払うことで、定められた製品の利用する権利を獲得します。サブスクリプションの代表例はAmazonプライムやSpotifyです。サブスクリプションサービスはは実際の店舗でも提供していますが、eコマースサブスクとはネット上にある店舗で利用できます。

定期便と何が違う?

サブスクとよく似た意味で定期便というものがあります。消費者の視点から見ると、定期便もサブスクも同じイメージであることが多いです。どちらも決められた金額を決めた期間支払い、商品やサービスが利用できます。ただし厳密には定期便が商品の代金を支払い所有する権利を得ますが、サブスクは料金と引き換えに商品の利用権を得られるという違いがあります。今後eコマースサブスクがますます発展すると、定期便との違いがさらにはっきりするかもしれません。

メリットやデメリットは?

ここからは、消費者から見たD2Cブランドが提供している、ecサブスクのメリットやデメリットをご紹介していきます。eコマースサブスクの利用を検討している方は、参考にしてみてください。

メリット

まずはeコマースサブスクのメリットです。メリットが多いので、サブスクは急速に伸びています。どのような点が魅力的なのか解説してみました。

毎回注文しなくても商品が手に入る

eコマースサブスクは、1度注文するとキャンセルするまでサービスや商品が決められた期間で届くサービスです。よく利用する商品をeコマースサブスクに登録していれば、注文する手間が省けます。ecサイトを経由して購入するので、自分で店舗に買いに行く手間も省けます。忙しい人は上手く利用すると生活の質が上がるでしょう。

プロが選んだ商品が利用できる

eコマースサブスクの中には、プロやAIが選んだ商品やサービスが提供されるキュレーション型と呼ばれるサービスもあります、特定の分野に詳しい人が選んだ商品やサービスを利用することで、自分が選ぶよりも失敗しない買い物ができそうです。例えば香水や洋服のecサブスクでプロが選んだ商品を見に纏って、デートに行けばいつもよりも自分に自信が持てる事でしょう。自分の選択に不安を感じる人も活用してみるといいでしょう。

割安感が感じられることも

eコマースサブスクの中には、お得感を感じるタイプもあります。普段手が届かないブランドのカバンや化粧品も、定期料金の中でお得に使えるサービスもありますよ。
さらにecサイトでは実店舗よりもきめ細かく利用履歴から特定商品の無料クーポンや期間限定割引クーポンを届けてくれる場合もあります。お得に商品を利用したい人にぴったりです。

デメリット

便利そうなeコマースサブスクですが、デメリットもあります。消費者がデメリットに感じやすいことをまとめてみました。

解約を忘れると無駄な料金を支払い続けることになる

eコマースサブスクは解約しない限り、商品やサービスの利用料を支払わないといけません。解約を忘れてしまうと、無駄な料金がかかります。特にec上のサービスは、つい解約を忘れてしまう人が多いです。動画配信サイトや音楽聞き放題のサイトを気が付かないまま支払いを続けていた経験ある人もいるでしょう。

興味のない物が含まれる可能性がある

魅力的なeコマースサブスクですが、自分が興味のない物にも料金を支払わないといけないことがあるでしょう。同じ商品やサービスばかりの時は、飽きてしまう可能性もあります。必要のない物にはお金を使いたくない時は、その都度商品を選んだ方がお得感が感じられるでしょう。

解約方法が分かりにくいものも

eコマースサブスクはネット上で契約する物が多く、どのボタンを押せば解約できるのか分かりにくい、解約まで何度も引き止めるメッツセージが表示されるなど解約方法が分かりにくいものも少なくありません。実店舗であれば店員に聞けばすぐ分かりますが、ネットに不慣れな場合解約するのが一苦労です。eコマースサブスクを利用する場合は、解約方法が分かりやすいものを選ぶこともおすすめです。

eコマースサブスク成功事例

ここからは、eコマースサブスク成功事例をご紹介していきます。

セントピック

セントピックは、香水のecサブスクを提供しています。高額になりがちな香水を定額料金で利用できるだけでなく、AIがおすすめ商品を教えてくれる魅力的なサービスを実施しています。たくさんの香水を利用したいという香水ファンのニーズを上手くくみ取ったeコマースサブスクの事例と言えるでしょう。

Stitch Fix

Stitch Fixは、アメリカで人気の洋服のecサブスクです。好みを登録すると最新のトレンドを取り入れたおすすめの洋服5点が送られてきて、気に入れば購入する事も可能です。利用し続けるほど、学習を繰り返したAIスタイリストが的確な洋服を選んでおススメしてくれます。eコマースサブスクならではのサービスです。

Bark BOX

BarkBoxは、アメリカで人気の犬用の商品を定期的に利用できるeコマースサブスクです。毎回犬が喜びそうな高級なおもちゃや高級お菓子が送られてきます。30ドル以上はする商品を18ドル程度で利用できるので、犬を飼っている人から支持されています。今後日本でもペット向けのecサブスクが注目を集める可能性もあるでしょう。

まとめ

今回は、eコマースサブスクをご紹介してきました。ecサイトとサブスクの組み合わせは消費者目線に立っても、とても便利でしょう。今後ユニークなeコマースサブスクが続々と登場する可能性があります。eコマースサブスクを活用して、より便利で豊かな生活を目指してみてください。

 

 

富士ロジテックホールディンスが提供する

殿堂入り記事
発送代行完全ガイド

発送代行完全ガイド

発送代行に関しての基礎知識が全てわかる徹底ガイドです。発送代行サービスを検討されているEC事業者様は是非ご覧下さい。

株式会社富士ロジテックホールディングス

物流企業

株式会社富士ロジテックホールディングス

通販D2CEコマース事業者の EC物流代行・発送代行オムニチャネルコマースでの流通加工から店舗物流までを、一般社団法人 通販エキスパート協会認定スペシャリスト:「通販CXマネジメント」・「フルフィルメントCX」メンバーとスタッフがサポート致します。
全国11拠点のDC/FCから、先進RaaSマテハンロボットRFIDなどと、OMS・WMSとコマースシステムをAPIで連携して、物流・発送代行サービスを「スタートアップ特別限定プラン」から、100億円を超える事業者に最適な分散保管・分散出荷返品・交換サービスまでを一貫でデザインする「顧客購買後体験」によって、LTVの向上が実現できる「感動物流サービス」を提供中です。物流業界の最新トレンドを盛り込んだお役立ち資料も無料でご提供しています。

あなたはこちらのコラムにもご興味がおありかもしれません おすすめコラム

【2024年4月最新】楽天の最強配送ラベルとは?獲得条件と対策法
【2024年4月最新】楽天の最強配送ラベルとは?獲得条件と対策法
楽天市場の最強配送ラベルについては、仮称「配送認定ラベル」として以前から何度か規制緩和や調整が実施されてきました。 本記事では運用を3ヶ月後に控え、今いちど最新の情報を整理してお伝えします。物流整備のご参考になさってください。 最強配...
続きを読んでみる
EC向け発送代行サービスとは?選び方とおすすめの発送代行業者を7社紹介
EC向け発送代行サービスとは?選び方とおすすめの発送代行業者を7社紹介
EC物流の需要が加速し、発送代行会社も徐々に増えている傾向にあります。選択肢の幅が広がる一方、利用を検討する方にとって選ぶのが難しい現状があるでしょう。なぜなら料金体系が異なるうえに項目が細かく、さらに業者ごとに代行の対応範囲も変わっ...
続きを読んでみる
Amazon・楽天・ヤフーを7つの出品者視点で徹底比較【購入者視点の解説もあり】
Amazon・楽天・ヤフーを7つの出品者視点で徹底比較【購入者視点の解説もあり】
Amazon・楽天・ヤフーは3大ECモールと呼ばれ、他のモールと比較しても圧倒的な利用率を誇っています。 選択肢が多いと、出店する際に何を基準としてモールを決めたらよいか悩みますよね。 そこで本記事では、出品者と消費者の視点の両方から...
続きを読んでみる
ヤフーが定める優良配送とは?条件やメリット、土日の取扱まで徹底解説!
ヤフーが定める優良配送とは?条件やメリット、土日の取扱まで徹底解説!
Yahoo!ショッピングでは、2020年12月から配送品質の向上を目指した優良配送の取り組みが始まりました。 2022年8月には、優良配送に認定された商品を優先的に上位表示する取り組みも始まり、優良配送の重要度がますます高まっています...
続きを読んでみる
在庫管理におけるSKUとは?改善できる管理方法紹介
在庫管理におけるSKUとは?改善できる管理方法紹介
在庫管理を成功へと導く鍵、「SKU」とは一体何でしょうか?この記事では、SKUがもたらす効率化とその具体的な管理方法について、商品識別から物流改善まで幅広くご紹介します。SKUの基本から最先端の活用法まで、明確かつ実践的な知識をお届け...
続きを読んでみる
3温度帯とは?4温度帯との違いや冷凍・冷蔵倉庫の温度について解説
3温度帯とは?4温度帯との違いや冷凍・冷蔵倉庫の温度について解説
3温度帯とは、保管や輸配送において温度を区分けして指定することを意味します。温度区分は商品の特性によって分けられており、品質を守るために重要なシステムです。 3温度帯がなければ、生鮮食品や冷凍食品などの温度管理を必要とする商品を遠方に...
続きを読んでみる
EC事業者必見!物流コストを削減するコツ
EC事業者必見!物流コストを削減するコツ
ネットショッピングの普及により、物流の重要性が増す中、EC事業者にとってコスト削減は避けて通れないテーマです。本記事では、物流コストを賢く削減し、ビジネスを加速させるヒントを提供します。物流コストの現状理解から3PLの利用、在庫管理の...
続きを読んでみる
転売対策から売上向上までメーカー/D2C企業様と伴走するサービスを拡充
転売対策から売上向上までメーカー/D2C企業様と伴走するサービスを拡充
自社のビッグデータを用いてECブランドの販売支援とブランド育成の2事業を展開する株式会社ACROVE(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒井 俊亮、以下ACROVE)はこの度、メーカー/D2C企業向けに、主要なモールである楽天市場...
続きを読んでみる

タグ一覧

カテゴリー