物流会社で20年経験しD2C EC スタートアップから中規模、大規模のeコマース事業者へフルフィルメントサービスの提供や物流の見直し・改善、スピード配送、複数拠点展開を設計して提唱している。 事業者様の売上貢献するために 「購買体験」 「リピート施策」 「Unboxing」 やOMO対応での「オムニチャネル」 「返品交換物流」 を提案し、事業者と常に伴走して最新の物流設計を試みる。
EC事業とはWEB上で商品を販売することをいい、インターネットやスマートフォンが普及していることからも需要が高まっています。EC事業の課題として売れれば売れるほど物流業務の負担が大きくなる点が挙げられます。さらに、EC事業はBtoCであることがほとんどで、少数の商品を扱うことやラッピングをはじめとした個別対応が必要です。
物流業務の業務負担やコスト削減、専門家のノウハウを導入する目的から物流代行を導入する企業が増える傾向にあります。
EC物流とは
EC(electronic commerce)物流とはEC事業を展開している物流のことをいいます。EC事業とはWEBで商品やサービスを販売することをいい、EC事業を展開する企業は年々増えています。
EC事業において商品が売れれば売れるほど物流が必要になり、物流における人手不足の問題が発生しています。
EC物流の需要が高い理由
EC物流の需要が高い理由として、スマートフォンの普及率向上が挙げられます。2011年には30%未満だったのが、2020年には86.8%と急上昇しています。さらに、タブレットも10%未満から約40%と急激にユーザーが増えています。
このことから消費者はWEB上で商品の検索をして購入しやすくなっています。
EC物流の流れとは
EC物流は次のような流れとなっています。
- 入庫
- ピッキング・検品
- 出庫
入荷
商品が倉庫に届いたら商品の内容や数を確認して保管していきます。商品の確認は人がおこなうことがほとんどであり、ヒューマンエラーが起きないような対策が重要です。入荷のときに商品の破損や異物混入など不良検品をおこないます。
保管するときは出庫しやすいように倉庫内を整理することが求められます。商品ごとに大きさや保管の方法(食品なら冷蔵や冷凍)が異なるため保管効率を保てるようにする工夫が必要です。
ピッキング・検品
消費者から注文が入ると保管場所から商品をピッキングします。このとき注文内容にあった商品か、数はあっているのかなどの確認をおこないます。支援システムを使う場合もありますが一般的には人がおこなう作業です。
出庫
検品が終わったら梱包やラッピングをはじめとした商品加工をおこないます。EC物流の場合BtoCであることがほとんどで一人ひとりに対して個別の対応をする必要があります。そのためピッキングや検品をしたあとも手間がかかる作業となります。
EC物流の特徴
EC物流には次のような特徴が挙げられます。
- 個別対応が必須
- 一度の配送の物量が少ない
- 受け取り方の柔軟性
- 返品対応が必要
個別対応が必須
個人が顧客となることが多く、贈り物としてECサイトを利用することが多いことからラッピングやのしなどの個別対応が求められます。さらに、消費者の利用状況によってランク分けをしていることが多く、ランクに応じてノベルティや案内を同梱することが求められます。
一度の配送の物量が少ない
EC物流の消費者は個人がほとんどであるため、1度のオーダーに対して配送の物量は少ないのが特徴です。1回の注文で商品が1つといったことも珍しくありません。さらに、現代においてさまざまな商品をWEBで購入できることから商品が多様化しています。
そのため、倉庫内の管理が複雑化しむずかしくなっています。
返品対応が必要
ECで商品を購入する場合、実店舗のように実際に見たり試着してから購入することができません。そのため色が違ったり、サイズが違ったりなどの理由で返品をする確率が実店舗よりも高い傾向にあります。
受け取り方の柔軟性
消費者が商品を受け取る方法は直接手渡し以外にコンビニ受け取りや宅配ボックス、置き配などさまざまな方法があります。受け取り方は年々多様化していることから、柔軟に対応する必要があります。
EC物流を成功させるために
EC物流を成功させるためには次の方法があります。
- 物流管理システムの活用
- EC物流戦略の策定
- 物流代行の活用
物流管理システムの活用
注文に対して在庫や売上額を合わせる必要があることから、物流管理システムの導入が効率的です。ECサイトで注文をした内容と売上額、在庫管理が連携しているシステムを使うことをおすすめします。一連の流れを可視化できることから、ミスをなくすことができるほか経営者が事業の状況を把握することができます。
EC物流戦略の策定
EC物流において現状把握をしたうえで、的確なEC物流戦略の策定をすることが大切です。物流管理システムの選択や代行サービスの活用、受注生産型か在庫保有型かなど的確な課題の解決策を判断する必要があります。
物流代行の活用
物流業務は倉庫内での作業以外に宅配や決裁業務、顧客からの問い合わせ対応などさまざまな業務があります。これらの業務をすべて、または一部専門家に外注することで業務効率化につなげることができます。
しかし、物流代行を利用する場合、顧客の情報を共有することになるので実績が豊富な信頼できる代行会社を選ぶことが重要です。
富士ロジテックグループの特徴
通販物流にはさまざまな特徴がありますが、富士ロジテックグループは以下のような特徴があります。
- 独自でシステムを開発している
- 10年の実績
独自でシステムを開発している
通販物流においてシステムは必須になっています。しかし、既存のシステムであればそれぞれの企業の業務内容や商品にあわせてシステムを選ぶ必要があります。そのため自社にあうシステムを選ぶのがむずかしい場合があります。
富士ロジテックでは物流経験のあるSEがシステムを企業のニーズにあわせて開発をしているのでシステムを使ったけど機能していない、システムが使いづらいといったことがありません。
10年の実績
富士ロジテックでは、通販事業を10年間運営しており蓄積されたノウハウを使って、高品質でのサポートを提供しています。基本的な入荷から出荷、返品までの対応以外にも、以下のようなオプションをご依頼いただくこともできます。
- 品質検査
- 商品補強ギフト包装
- チラシ同梱
- 検針
富士ロジテックでは、以下のようにさまざまな業種形態に対して長年取引している実績があります。
- 日経ベビーネット通販(ベビー用品全般)
- 日経ネット通販(女性向けアパレル・化粧品・健康食品・下着・雑貨)
- 日経ネット通販(飲料・雑貨・高級ブランド)
- 外資系アパレル通販(女性向けアパレル)
- 外資系アパレル・雑貨(アウトドアアパレル、雑貨、家具)
まとめ
EC物流とはECサイトで消費者が商品を届けるまでの工程すべてをいいます。ECサイトとはWEBを通して商品を購入することをいい、近年インターネットやスマートフォンなどの普及率が高まっていることから需要が高まっています。
さまざまな企業がECサイトを運営しているのですが、売れれば売れるほど物流の負担が大きくなり、物流に対応しきれずに販売を止めている企業もあります。そこで物流業務の一部または全てを外注することにより、従業員はコア業務に専念することができ売上を伸ばす環境ができます。
しかし、代行会社によってもサービスや実績、対応方法などが異なります。そこで物流業務を外注する場合は実績豊富な会社を選ぶことをおすすめします。EC業務の外注をご検討の企業様、10年間物流業務をサポートしてきた富士ロジテックにお問い合わせください。
富士ロジテックでは経験とノウハウを活かして、企業様にあったEC物流戦略の策定をご提案させていただきます。
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監修者
株式会社富士ロジテックホールディングス
西間木 智 / 通販営業部 部長
物流会社で20年経験しD2C EC スタートアップから中規模、大規模のeコマース事業者へフルフィルメントサービスの提供や物流の見直し・改善、スピード配送、複数拠点展開を設計して提唱している。 事業者様の売上貢献するために 「購買体験」 「リピート施策」 「Unboxing」 やOMO対応での「オムニチャネル」 「返品交換物流」 を提案し、事業者と常に伴走して最新の物流設計を試みる。
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