物流会社で20年経験しD2C EC スタートアップから中規模、大規模のeコマース事業者へフルフィルメントサービスの提供や物流の見直し・改善、スピード配送、複数拠点展開を設計して提唱している。 事業者様の売上貢献するために 「購買体験」 「リピート施策」 「Unboxing」 やOMO対応での「オムニチャネル」 「返品交換物流」 を提案し、事業者と常に伴走して最新の物流設計を試みる。
Written by
株式会社富士ロジテックホールディングス
通販営業部 部長
西間木 智
株式会社chipper COO 西田 圭佑 さん(以下:西田さん)をスピーカーにお招きして、D2C・EC特化型グロースハック支援のサービス内容、2023年のD2C・EC市場をこれからを俯瞰して、ブランド立上げのポイントについて、2部構成でお伝えしています。
#1 商品コンセプト・プロモーション設計術 について、
実際の事例をもとに、支援を通じた結果についてお伺いしました。
#2 ブランド立上げの3原則 について、
失敗しているブランドを反面教師として、どのように、chipperが支援・グロースハックしているかについてお伺いしていきます。
EC業界について
株式会社富士ロジテックホールディングス 通販営業部 部長 西間木 智 (以下 西間木)
前編 商品コンセプト・プロモーション設計術では、ここまでの情報を公開いただいてありがとうございます。後編は、より深い情報をご提供を頂けるとのことで楽しみにしております。よろしくお願いします。
西田さん
よろしくお願いします。前編のミクロ寄りから、後編はマクロ寄りの話になります。
先ずは、EC業界全体の話をしていくなかで、僕たちがなぜ、このプロセスで事業の支援をしてるのかっていう話ができればと考えています。
経産省のレポートをご覧になられたことがあると思います。右肩上がりでずっと成長し続けてiいる市場です。
モールの楽天やamazonでの出店数 ・カートの店舗数も大きく伸張しています。
ポイントサマリー
- 青部分物販系に関しては、伸び続けています
- 2019年からモールは伸びている
- インスタントECが、コロナで伸長している
- 自社ECカートも伸びている
- パッケージシステムも自社独自機能を重視する会社に支持されている
- スクラッチ開発も老舗の企業を中心に手堅い
- 2011年は189万店舗あったecの店舗数が2021年は418万店舗になりました
こちらの chipperさんのコラムも合わせてお読みください。
【2023年最新】コロナを経たEC市場規模変化から考えるこれからのECに必要なこと
結果
店舗数で、市場規模を割ると1店舗売上は減少
- コロナを経て、ECへ取り組みが必須になった事業者の参入が増えた
- ユーザーも、ECで購入したいというニーズは増えた
しかし、この2つがマッチしていない状況
「超過供給」
の状態です。
顧客視点では
膨大な選択肢の中から
どの商品を選んだらいいかわからない
事業者視点では
- 先行していたD2Cが成功したとの情報を得ている
- Google Yahooのリスティング・ディスプレイ広告から、Facebook Instagram などのソーシャルマーケティングなどへ多様化していった。
- ECの展開、ストア構築などが、BASE Stores Shopifyなどで簡単になりました。
- マーケティング手段が多様化していく中で、ノウハウもコモディティ化していきました。
競争の激化が起こって、「差別化」を追うあまり、モラルの無い状態へと
- グレーゾーンの広告表現
- それでも、コストパフォーマンスが合わない
- そして益々、過激になる
対策
消費者保護の観点から、国が規制を始める
何人規制で、薬機法は、誇大広告や未承認医薬品の広告を禁じ、罰則を設けています(2年以下の懲役または200万円以下の罰金)。 そして、この規制対象について、「何人も」と定めており、違法な広告に関わると誰でも逮捕されるリスクがあるようになった。
消費税問題
消費税の総額(税込)表示で、商品単価が上がったかのようになりCVRが下がる
これから
2025年クレジットカードの3Dセキュア―の導入が待っているのでより、CVRが下がる。
EC業界近年のイベント相関図
EC業界って、・・・・・
「めちゃくちゃ なんかいい業界じゃない、夢も希望もないじゃん」
風に見えてしまうと思います。
事業環境にこのようなイベントが起きてるってことをしっかり把握しないで、古い情報のまま
「ECって儲かるよね。夢あるよね」
と安易に参入されてきた会社から、軒並み失敗してる印象受けています。
ECよくある失敗3パターンとは
西間木
こちらは、YouTubeでご確認ください。
3つ以外にも沢山の失敗パターンがあるかと思います。ご自身で一度思い起こしてみてください。
質問・視点
- コスメなどリピート商品の場合
- アパレルなどの買い切り型商品の場合
- マーケティング費用はどう決めていきますか
- 商品の原価設計はどうするべきですか
- ターゲットの選定はどうするべきか(前編を視聴されていると理解できているはずです。)
- 次の展開はどうする
- 差別化・バリューポジションはどうするべきか
chipperからのアドバイスポイント
西田さん
EC事業の形っていうのは、マーケティングの手法から逆算されたコスト設計であるとも言えます。
このパターンだったら、赤字になっちゃう。
このパターンなら、いける黒字になる。
しっかりこのパターンで対応できるようなコスト設計を考えていることが大事です。
このパターンが1番いいだろうということを仮説もしながら、全パターンを試していって、実際に投入してみないと何が良いのかわからないので、このパターンでも試してみる、試せるだけの設計になっていることが大事です。
Instagramでのマーケティング事例
2つめの重要なポイントは・・・・・「顧客の〇〇〇〇ト」
3つめの重要なポイントは・・・・・「〇〇プロモーション設計」
こちらはYouTubeにてご確認ください。
まとめ
西間木
はい、ありがとうございます。 非常に内容が濃い話をぎゅっていう形で、収めていただきました。
前編の事例だけではなく、どのような事業規模のクライアントさんからのご相談が多いのですか。
西田さん
そうですね、、「誰でも」と言いたいとこではあるのですけど、実際には、ご案内しているだけでも、これだけの、リソースをかけていく必要があります。
お話させていただき、内容を見ていただくと、「これ”ムズイ”わ」と思われた方、すごく多いと思います。
僕たちも、そういった「”ムズイ”わ」と思ってる人たちを育成することにも注力してます。
僕もゴリゴリこう稼働しながら、ユーザーインサイトと、上位の価値設計などを出していきます。
そのプロセスをやってくためには、結構リソースもかかっっています。
結果としての、成功確率は高いのですけど、現状で言うと、やはりある程度予算のある会社さんであることがすごく多くなっているところはあります。
- 補助金とかを活用してやっていきましょう。ということもあります。
- 予算がない場合でも、コンサルティングプランをいくつかご用意させてもらっています。
- Amazon単体でのご支援プラン
- 長期的なSEOが大事であれば、SEO単体のご支援プラン
まずは、お問い合わせいただいて、 事業の改善のお話や、お客様のご状況をアリングした上で、これとこれやった方がいいですよ。
弊社は、これをやらせていただくことをご提案できます。とお話しをさせていただいています。
お仕事にならないからお話しないってことは僕たちはしないので、そこはご安心していただければと思います。
西間木
ありがとうございます。
本日のプレゼン資料はいただけるものでしょうか。
西田さん
かしこまりました。配布できないページは省いてご提供します。
それだけではなく、特別に、
僕たちがecを企画する時に考えて企画実行に必要なマインドマップみたいなもの作っています。
こちらは、お問い合わせいただいた方にはお渡しさせていただきます。
ご予算的に難しい場合に関しては、このマインドマップを見ながらご自身で進めてくださいね。
D2C・EC特化型グロースハック支援
chipper お問い合わせ
西間木
ありがとうございました。
スピーカープロフィール
株式会社chipper COO 西田 圭佑 さんのプロフィールはこちらの note で
EC事業構築マーケター西田の自己紹介(約1万文字:読了20分)
<プロフィール>
事業者様の売上貢献するために 「購買体験」 「リピート施策」 「Unboxing」 やOMO対応での「オムニチャネル」 「返品交換物流」 を提案し、事業者と常に伴走して最新の物流設計を試みる。
Twitter:@d2c_logi にしまきさとし_d2c_ec物流支援
YouTube オムニチャネル/OMO TV でも対談・最新情報をお届けしています。
発送代行完全ガイド
発送代行に関しての基礎知識が全てわかる徹底ガイドです。発送代行サービスを検討されているEC事業者様は是非ご覧下さい。
監修者
株式会社富士ロジテックホールディングス
西間木 智 / 通販営業部 部長
物流会社で20年経験しD2C EC スタートアップから中規模、大規模のeコマース事業者へフルフィルメントサービスの提供や物流の見直し・改善、スピード配送、複数拠点展開を設計して提唱している。 事業者様の売上貢献するために 「購買体験」 「リピート施策」 「Unboxing」 やOMO対応での「オムニチャネル」 「返品交換物流」 を提案し、事業者と常に伴走して最新の物流設計を試みる。
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