西間木 智
西間木 智

物流会社で20年経験しD2C EC スタートアップから中規模、大規模のeコマース事業者へフルフィルメントサービスの提供や物流の見直し・改善、スピード配送、複数拠点展開を設計して提唱している。 事業者様の売上貢献するために 「購買体験」 「リピート施策」 「Unboxing」 やOMO対応での「オムニチャネル」 「返品交換物流」 を提案し、事業者と常に伴走して最新の物流設計を試みる。

TOSAPLUS D2Cブランドインタビュー「人が健康で、楽しく生きるために」 TOSAPLUS for “to be” | HEALTH & BEAUTY

D2C D2Cブランドインタビュー

【お客様】AMAND株式会社 代表取締役 原川 達也 様(以下 原川 様)
【お客様】AMAND株式会社 代表取締役 原川 達也 様

【インタビューワー】株式会社富士ロジテックホールディングス 西間木 智

【インタビューワー】株式会社富士ロジテックホールディングス 西間木 智


『AMAND(=amaneku×beyond)』の由来への思い

西間木:

AMAND(アマンド)様の、会社の理念などについてお話しをお伺いできますでしょうか。

原川 様:

『AMAND(=amaneku×beyond)』の由来は、
遍く(あまねく)網羅し、そこから深堀りすることで超えていくことです。

弊社のテーマとしては、

「健康の質と人生の質のリンケージを追求していく」

ことをビジョンとして掲げています。

人生というと大それた感じになってしまいますが、起業する前に務めていた会社で、某エリアの拠点長という立場にも関わらず、無茶な働き方をしたが故に体を壊し、3ヶ月程仕事を休業することになったことがありました。多くの方へご迷惑をおかけすることになったものの、組織の有り難さを実感するとともに、健康に対する意識が変わるキッカケとなり、元々健康への意識も低く、栄養面などはそれほど気にすることがなかったのですが、当時妻から勧められたサプリやプロテインを飲んでみると確かに実感することがあり、正しく栄養を摂ることの重要性を体感したことによって、「健康で楽しく生きられる」ようなお手伝いをコンセプトとして、自社開発の商品を提供させて頂いております。

ただ、健康であればいいというわけではなく、自分がベストなパフォーマンスを発揮できる、コントロールできるようにならないと自分がやりたいものができたときにできない。それはすごく残念なので、そこを追求していくことを会社のビジョンとして掲げて、実現するための手段として、

「TOSAPLUS(糖鎖プラス)」

という商品デザイン・コンセプトとして同じ課題を持つ顧客へご提供を始めています。

西間木:

健康に対するご自分の体験から、実現したいという企業の思いへとつながったのですね。

正しく、D2Cとしての起業ストーリーですね。

今回Wellness事業で「TOSAPLUS」の商品展開をするにあたっての想いと、それを実現するために糖鎖」との出会いや、私たちもよく知らない「糖鎖とは?」についてと詳しく教えていただければと思います。

糖鎖(とうさ)とは

原川 様:

みなさん「糖鎖(とうさ)」というのはあまり聞かれたことがないと思いますが、一言でいうと細胞と細胞をつないでいる「第3の鎖」として注目を集めている、「糖の鎖」=糖鎖という存在です。(編集部注:核酸、たんぱく質についで)

このつながりが、健康や美容の質に左右されているのが、近年の研究でわかってきました。

編集部注:糖鎖に関する学術文献調査をすると

◎細胞の健康をサポート
◎免疫力をサポート
が研究報告として上がってきます。

参考検索リスト(検索ワード:糖鎖 効果)https://scholar.google.co.jp/scholar?q=%E7%B3%96%E9%8E%96+%E5%8A%B9%E6%9E%9C&hl=ja&as_sdt=0&as_vis=1&oi=scholart )

糖鎖は、老化にも関係するため、糖鎖が元気であることはとても大切なことです。

たとえば、ケガをした際の治りが早いなど、いわゆる免疫力が高い状態というのは糖鎖が多量にある状態になります。

ただ糖鎖は年齢を重ねるほど減っていくものなので、減少とともに自然に免疫も下がり、老化につながるため、糖鎖を摂取することがより重要になってきます。

もちろん摂取したからといって老化しないわけではありませんが、老化のスピードを抑えられるところが大きなポイントになります。

また、「糖鎖は日々の食生活では摂取しにくいものなので、サプリメントを通じて効率的に摂りましょう」というのが、「TOSAPLUS」になります。

ポイントなのが、糖鎖を多く含むのが「ツバメの巣」なのですが、「ツバメの巣」は高価な素材のため、高くて手が出しにくい点があります。

そこで今回、弊社の「TOSAPLUS」では、「アロエベラ」を主成分としています。


この「アロエベラ」は、「ツバメの巣」のように糖鎖栄養素を摂取できるものです。

自然に育ったアロエを丁寧に手摘みし、アロエベラから不要なアロインを丁寧に取り除き、

新鮮で肉厚な果肉部分から独自技術でファインパウダー状にし、高濃度で濃縮しました。

編集部注:
私たちが普段よく知っているのは、「キダチアロエ」です。TOSAPLUSは、「アロエベラ:Aloe Vera」になります、また、利用成分も違いますのでお間違いの無いようにしてください。

「アナツバメの巣よりも安価で手軽に摂取できる」「糖鎖を効率的に摂れ、いろいろな人の手が届きやすくなる」といった観点から、存在価値が高いのではないかと思い開発したものがTOSAPLUSです。

「to be □□□ なりたい私へ。」女性の声とは

西間木:

糖鎖を成分配合した、「TOSAPLUS」のサプリメントをご利用いただく女性のペルソナについてもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。

ファーストビューでも訴求されている

「to be □□□ なりたい私へ。」 の「□」の部分だと思うのですが。



原川 様:

30代後半の「健康美な女性」をイメージしています。「美容対策をたくさんしています!」といったコスメ系ではなく、健康的にキレイな方ですね。

適度に筋肉もありつつ、しなやかでプロポーションも良い、内面からでる「美」を体現されている女性をベンチマークしています。

そういった方になりたい、憧れている、そういった方が、「TOSAPLUS」のメインのターゲット層になってくるため、「美容意識」だけでなく「健康意識」も持たれている女性です。

例えば
スーパーフードのような身体に良いもの、自分に何が必要なのかを正しく勉強し、試してみたいという欲求もあるような、アクティブで前向きな女性が「TOSAPLUS」のメインのペルソナになっています。

西間木:

それがヘルス&ビューティの部分ですね。この部分をもっとD2Cとしてみなさんにお届けしたいというのがコンセプトですね。

日本は、まだまだ、インナービューティに関しての意識とか知識とかが不足していますから、女性は特に様々な身体のリズムがあるので、大変重要な要因だということを、広く醸成して行きたいですね。

原川 様:

そうですね。先程のお話のとおり、

「なりたい私。」というのがブランドテーマとしてあり、「なりたい私。」は自分次第なので、その人にとっての「なりたい私。」をサポートする役割や存在にブランドとしてなれると、
私たちとしてはすごくうれしいなと思っています。

寄り添う形で、お客様のライフスタイルをサポートしていきたいと考えています。

西間木:

今回のサプリメントには、プラセンタやヒアルロン酸も付加されていますが、こちらは、インナーケアの補完を目的として、配合されていらっしゃるのですね?

原川 様:

そうですね。
「健康だけではなく美容対策も同時にできます」といったところが、プラセンタやヒアルロン酸のもと(N-アセチルグルコサミン)を配合した主な目的となります。

加えて、『N-アセチルグルコサミン』は糖鎖栄養素の1つでもあるため、糖鎖栄養素の強化、という意味も含まれています。

今回、「お客様にとってご負担なくお届けするためには、価格をどうにか少しでも下げたい、でも効能を極力落としたくない」
という思いがあったので、どうにかできないかと思っていました。

初期のTOSAPLUSは「アロエベラ」を主としていたため、含有量のバランスから、商品価格が上がってしまい、なかなか価格を下げられませんでした。

そこで「アロエベラ」の量を少しだけ落としつつ、糖鎖栄養素をカバーするために、N-アセチルグルコサミン(糖鎖栄養素)をダイレクトに配合することで、価格を落としつつ、効能を担保できるように設計しています。

そうすることで糖鎖栄養素もしっかり入り、かつN-アセチルグルコサミンがヒアルロン酸のもとにもなるため、プラセンタだけではなく、+αでヒアルロン酸のケア、ひいては美容ケアも行うことができます。

日本のサプリメントの課題を超えていく成分配合

西間木:

日本のサプリメントの課題・問題は、必要成分量を配合しておらず、なかなか体感しにくいなどがあるのですが、そういう不満を解消するために「体感をお届けできる」形で成分を作ったのですね。

原川 様:

初期のTOSAPLUSは業界慣習の3倍以上の含有率でしたが、商品価格が高くなってしまい、ご利用いただくにはハードルが高かったと感じております。

そこで、今回のTOSAPLUSは、販売価格を落とすために、少しだけ主成分となるアロエベラの含有率を下げたものの、N-アセチルグルコサミンをダイレクトに入れることで糖鎖栄養素を補完することで、効果を維持できるような設計にしており、開発段階にスタッフ間で飲んだ所、「ちゃんと体感できる」と感じたため、リニューアルへと至っています。

西間木:

現在の商品展開は、「TOSAPLUS」と「TOSAPLUS PROTEIN」をされていますが、先々でなにか構想はありますか?

顧客の声とともに、ブランドを進化させていく

原川 様:

今プロダクトは2種類ですが、今後どんどん増やしていきたいと思っています。

「TOSAPLUS」を中心として、セットで飲むことでより効果的な商品を作って、ご提供できればと考えています。

TOSAPLUS PROTEINに関しても、現在はココア味しかないので、味のバリエーションを増やしたり、ニーズのある成分も入れたプロテインを増やしたり、あるいはスポーツ選手向けといった目的に合わせた商品を開発していけると、お客様の「なりたい私。」に向けてお喜び頂けるのではと思っています。

西間木:

たとえば「私はこうなりたい」でも季節や歳によっても変わるでしょうしね。

原川 様:

そうですね。なので、お客様からそういったお声をいただいた方がいいのかなと思っており、アンケートなどを通じて、そうしたお声をいただく仕組みが作れると理想かなと思いますね。

「私〇〇味がほしいです」や「〇〇がほしいです」など、ご意見を頂ける方もいらっしゃるので、そういった方のご意見を参考に商品開発ができると、「TOSAPLUSを使ってよかった」と思ってもらえるといいなと思いますね。

また、そうしたコミュニケーションを通じて、ご自身のタイミングで定期商品の購入もご判断いただく仕組みをご提供することはお客様目線に立つと、とても大切ではと考えています。

<最後に>

今回取材をさせていただき、AMAND原川様の商品開発ストーリーやペルソナ、購入していただいた方の気持ちになった目線でのコミュニケーション、無理に定期購入させない、継続したいときに購入していただく。

商品が良いからこそ自信をもって販売していることを感じました。

これからfanを増やしfanとのコミュニケーションを繰り返し新商品開発、カスタマイズし「TOSAPLUS」を中心に広めていただきたいですね。

今後の商品展開も楽しみですね。

AMAND株式会社 はこちらから

https://amand.jp/

TOSAPLUS はこちらから

https://bit.ly/3jDmENI

AMAND株式会社

代表取締役 原川 達也

『No Wellness,No Life. (人が健康で、楽しく生きるために)』を理念とし、「健康の質」と「人生の質」のリンケージを追求していくために『TOSAPLUS(糖鎖プラス)』という細胞間を繋ぐ「糖鎖」を通じた、今までにない新しいアプローチで、自分らしくアクティブに活躍する方へ向けた健康・パフォーマンス支援を行う。

株式会社富士ロジテックホールディングス

通販営業部 西間木 智

物流業界で約20年従事し15年前からec通販に特化した営業をしております。

D2C_ec事業者のスタートアップから年商10億円以上の事業者様を担当し、フルフィルメントからUnboxing、商品設計まで参画しUI/UXでの購入者目線で施策を提案しております。

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株式会社富士ロジテックホールディングス

西間木 智 / 通販営業部 部長

物流会社で20年経験しD2C EC スタートアップから中規模、大規模のeコマース事業者へフルフィルメントサービスの提供や物流の見直し・改善、スピード配送、複数拠点展開を設計して提唱している。 事業者様の売上貢献するために 「購買体験」 「リピート施策」 「Unboxing」 やOMO対応での「オムニチャネル」 「返品交換物流」 を提案し、事業者と常に伴走して最新の物流設計を試みる。

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