日本の製造業を強くするためのコンサルティング会社、外資システム会社などを経て、通信販売(ダイレクトマーケティング)、Eコマースの事業運営・CRM/購買体験+購買後体験)運用・フルフィルメントサービス運用のアドバイザーとして、CS&BPOセンター(CX設計・運用からシステム設計・運用まで)の新規立上・受託までを担ってきた。通販基幹システム・Eコマース・オムニチャネル/OMO・CRM+MAシステムのマーケティングセールスから、業務設計・運用までをコマース・小売事業会社ととも一緒にアクション&グロースしてきた。
重要な「4つの指標」 1. 開封率
「配信したメールが送付先で開封されたか」を指す数字で、
(開封数➗送信したメール件数)×100(%)
で表されます。
メールが開封されない限り、リンククリックやコンバージョンは達成できないため、開封率はメルマガ配信において最も重要な指標です。
メール開封率アップの秘訣:
メールの開封率を上げるためには、メール購読者との強い信頼関係や高いブランド認知、そして適切なメールの件名が必要です。
信頼関係を築くには、メールを受け取る人にとって有益で価値のあるコンテンツを提供することが不可欠です。
メールの件名については、内容に合ったものを短くシンプルに作成します。
E-コマース、D2Cと、オムニチャネルコマースにおいて、メールキャンペーンの開封率を向上させるためのポイントは以下の通りで
- 魅力的な件名をつける
メールの件名は、開封率を左右する重要な要素の1つです。ターゲットの関心を引くような、興味をそそるものを考え、説得力のある表現を用いることが重要です。
- ターゲットに合わせた内容を作成する
メール本文の内容も、開封率を左右する重要な要素の1つです。ターゲットに合わせた内容を作成することで、関心を持ってもらいやすくなります。例えば、購入履歴に基づいたオススメ商品の紹介や、地域や性別に合わせたキャンペーンの配信などが挙げられます。
- シンプルでわかりやすいデザインを採用する
メールのデザインは、シンプルでわかりやすいものを採用することが重要です。読み手がすぐに内容を理解できるよう、見出しや箇条書きなどを活用し、情報の整理を心がけましょう。
- 読み手にとって使いやすい配信タイミングを選ぶ
配信タイミングも開封率に影響を与えます。ターゲットの生活リズムや行動パターンに合わせて配信タイミングを調整し、読み手にとって使いやすいタイミングでメールを配信することが大切です。
- セグメンテーションを行い、ターゲットに最適化された配信を行う
ターゲットに合わせたメールを配信するためには、ターゲットを細分化するセグメンテーションを行うことが重要です。顧客の属性や購買履歴、行動データなどを分析し、ターゲットに最適化されたメールを配信することで、開封率を向上させることができます。
以上が、オムニチャネルコマースにおけるメールキャンペーンの開封率を向上させるためのポイントです。これらのポイントを意識しながら、開封率を最大化するようなメールキャンペーンを作成することが重要です。
重要な「4つの指標」 2. クリック率
「送信したメールのうち受信者がリンクをクリックしたか」を指す数字で、
(クリックした受信者数➗送信したメール件数)×100(%)
で表されます。
メール配信の主な目的はエンゲージメントですので、クリックをしたかは重要な指標です。
キャンペーンへの参加、商品詳細ページへの訪問、アンケートへの回答などクリックしたくなるコンテンツと明確なCTA(コールトゥアクション)を設定します。
クリック率を上げる秘訣:
クリック率を上げるためには、購読者やそのオーディエンスの心理や動向を調査して、購読者が見たいコンテンツや商品を提供するように心掛けましょう。
CTAの置き方に気を配ることでクリック率を飛躍的に上げることもできます。
購買履歴や、行動データなどの指標を基にリストをセグメント化してコンテンツを送ることは効果的です。
重要な「4つの指標」 3. エラー率
「送信したメールのうち受信サーバーによって弾かれた件数」を指す数字です。
(受信サーバーによって弾かれたメール件数➗送信したメール件数)×100(%)
で表されます。
エラー率が高くなると、本来到達するはずのアドレスであっても受信サーバーに弾かれたり、迷惑メールフォルダに入りやすくなります。
エラー率の改善策:
改善するためには定期的なリストの整理を行い、古いアドレスなどには配信しないようご注意します。また ドメイン認証設定 を行うことで到達率を上げることができますので、設定を強くおすすめしています。
重要な「4つの指標」 4. 購読停止率
配信数に対して配信停止を選択したメールアドレスの割合を示す数字です。
(そのメールから配信停止した読者数➗到達したメール件数)×100(%)
で表されます。
配信停止を希望する人は常にいるものですが日頃から購読者の好みやベストな配信タイミングなどに気を配り、購読停止率を低く保つのが理想です。
購読停止率の改善策
配信停止率を下げるには、まず配信頻度を確認しましょう。受信するメールが多すぎると苛立って配信停止する可能性は高くなります。(そもそも関心がない場合は特にです)
また、メールを単に送信するだけではなく、顧客にとって読む価値のあるメールを提供するよう心掛けることが重要です。
このような小さな工夫でメールコミュニケーション運用を改善し、最適なパフォーマンスを得られるようになります。
コミュニケーションの目標設定をして、各指標の改善にお役立てください。富士ロジテックHDでは、E-コマース・D2C・DNVB オムニチャネルに関する最新情報を ブログ記事 でご紹介しています。
メールマーケティング用語集
メールキャンペーン
イベント参加など特定の目的をもち、間を置いて配信される複数のマーケティングメールを指します。
オムニチャネルコマースにおけるメールキャンペーンのポイントについては以下のようになります。
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メール配信先のリストの質を向上させる
メール配信先のリストは、キャンペーンの成功に大きく関わります。メールアドレスの購読者を収集することで、購入履歴や興味・関心などの情報を基に、ターゲットの顧客に特化したキャンペーンを配信することができます。また、リストのクリーンアップやセグメンテーションを行い、ターゲット顧客に最適化された配信を行うことも重要です。
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キャンペーンの目的を明確にする
メールキャンペーンの目的を明確に定めることが重要です。例えば、新商品の紹介や特定のセールのプロモーション、あるいは季節限定商品の販売促進など、目的に応じて配信内容やアプローチを変えることで、受け手にとって魅力的なメールキャンペーンを作り上げることができます。
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メールのデザインや配信タイミングにこだわる
メールのデザインは、見た目が良くわかりやすいものにすることが大切です。また、配信タイミングも重要です。特定の曜日や時間帯に配信することで、受け手の注意を引きやすくすることができます。ただし、過剰な配信はスパム扱いされる可能性があるため、適度な頻度で配信することが望ましいです。
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メールのコンテンツを最適化する
メールのコンテンツは、キャッチーなタイトルやクリックベイトな内容を作成することで、開封率を向上させることができます。また、ボタンの配置やテキストのフォントなど、読みやすさにもこだわりましょう。さらに、リンク先のLPや商品ページも最適化することで、コンバージョン率を上げることができます
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キャンペーンの成果を分析し、改善を加える
メールキャンペーンは定期的に実施し、その成果を分析することが大切です。配信数、開封率、クリック率、コンバージョン率などの指標を見ることで、キャンペーンの効果を測定し、改善することができます。例えば、開封率が低い場合は、件名や配信タイミングの見直し、クリック率が低い場合は、コンテンツの改善やボタンの配置など、改善策を検討することができます。
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モバイルフレンドリーな配信を心がける
現在、多くの人がスマートフォンを利用しているため、モバイルフレンドリーな配信を心がけることが重要です。レスポンシブデザインを採用し、スマートフォン画面でも見やすいレイアウトやフォントサイズを用いることで、受け手にとって読みやすく使いやすいメールキャンペーンを作り上げることができます。
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パーソナライズされたメッセージを配信する
顧客情報を活用し、受け手に合わせたメッセージを配信することで、顧客との関係性を深めることができます。例えば、顧客の名前を挿入するなど、パーソナライズされたメッセージを配信することで、顧客の心をつかむことができます。
以上が、オムニチャネルコマースにおけるメールキャンペーンのポイントです。これらのポイントを意識しながら、ターゲットに最適化されたメールキャンペーンを作成し、成果を最大化することが大切です。
メールブロック
通常ISPによるブロックをメールブロックと呼びます。ブロックされたメールはISPで処理されないため受信先には到達しません。ISPは常にスパム送信者からのメールの疑いがあるものをブロックしています。
メール到達率
どれだけのメールを受信箱まで届けることができるか、をメール到達率と呼びます。メールのサービスプロバイダの多くが迷惑メールやスパムの疑いのあるメールに対し厳しく規制をかけているため、メール到達率は非常に重要です。
開封
メールクライアントで開封、あるいはプレビューパネルで最後まで閲覧されたHTMLを「開封」メールとします。開封とカウントされるには、開封ビーコンが埋め込まれた画像が読み込まれる必要があります。テキストメールでは開封ビーコンの埋め込みが出来ないため開封をトラッキングすることができません。
開封率
到達したメール件数を開封数で割った数値を指します。
クリックスルー
受信者がメールを開封しクリックするまでのアクションを指します。クリックスルー率はクリック数÷配信件数で計算。(x100で%に換算)
ユニーククリック
クリックをしたユーザー数を指します。リンクが統計何回クリックされたか、ではなく受信者のうち何人がクリックをしたかの値となります。
反応率
開封者のうち何人がメール内のリンクをクリックしたかを示す数値。反応率はクリック数÷開封数で計算されます。(x100で%に換算)
コンバージョン率
広告メールやプロモーションなどのCTAに反応しクリックを行なった人の割合を指します。メール配信における成功度を測る項目であり、売上や電話、アポイントなどにも応用できます。
オムニチャネルコマースにおいて、コンバージョン率を向上させるためには、以下のポイントが重要です。
- 複数のチャネルを連携させる
オムニチャネルコマースでは、複数のチャネルを組み合わせることが重要です。例えば、店舗で商品を試着し、オンラインで注文する「クリック&コレクト」などを実現することで、顧客がシームレスな体験を得られるようになり、コンバージョン率を向上させることができます。
- パーソナライズされたアプローチを取る
顧客が求めるものは人それぞれです。パーソナライズされたアプローチを取ることで、顧客が求めるものを提供し、コンバージョン率を向上させることができます。例えば、顧客の購買履歴や検索履歴を元にしたオススメ商品の提案や、地域や性別に合わせたキャンペーンの配信などが挙げられます。
- ユーザビリティを向上させる
ユーザビリティを向上させることで、顧客がスムーズに商品を探したり、購入手続きを行うことができます。例えば、シンプルで分かりやすいデザイン、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末に最適化されたデザイン、商品を探しやすい検索機能などが挙げられます。
- アフターケアを充実させる
アフターケアを充実させることで、顧客の信頼を獲得し、リピート率を向上させることができます。例えば、問い合わせやクレームへの対応、商品の修理や返品に対するスムーズな対応などが挙げられます。
- データ分析に基づいた施策を行う
データ分析を行い、どのチャネルでどのような施策が効果的かを判断することが重要です。例えば、アクセス数の多いページでのキャンペーン配信、特定の時間帯に配信するなど、データに基づいた施策を行うことで、コンバージョン率を向上させることができます。
- モバイル対応を徹底する
スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末からのアクセスが増えている現代において、モバイル対応は欠かせません。モバイル端末からのアクセスであっても、スムーズに商品を探したり、購入手続きを行うことができるようにすることが重要です。
- 購入までのストレスを減らす
顧客が商品を購入するまでのストレスを減らすこともコンバージョン率を向上させるポイントです。例えば、必要な情報を入力するフォームを簡素化する、商品画像や説明を詳細に掲載する、送料や返品に関する情報を明確にするなどが挙げられます。
- ソーシャルメディアを活用する
ソーシャルメディアを活用することで、顧客とのコミュニケーションを活性化させることができます。例えば、SNS上でのキャンペーンやクーポンの配布、フォロワー限定のセールなどが挙げられます。
- 顧客の声に耳を傾ける
顧客の声に耳を傾けることで、改善すべき点や問題点を把握し、コンバージョン率の向上につなげることができます。顧客からの問い合わせやクレームに対する対応を改善することで、顧客満足度を向上させることができます。
これらのポイントを踏まえ、顧客のニーズに合わせた戦略を展開することが、オムニチャネルコマースにおけるコンバージョン率の向上につながります。
CTA(コール トゥ アクション)
画像やテキストなど、特定のアクションを促すためのコンテンツです。「購入はここをクリック」や「今すぐ登録」などがその例です。
ヘッダー
メールトップに表示される、メールの出所に関する詳細情報を指します。送信者、受信者の情報、件名の表示があり、受信した人がメールを開封するかどうかの決断材料として使用されます。件名にはメールコンテンツを正しく反映し受信者の信頼を獲得しましょう。
件名
メールのタイトルとなる一文です。受信者がメールを開封するかどうかの重要な判断材料となり、興味を持ってもらえるよう工夫が必要です。
ファーストビュー
メールやウェブページを開いた際にスクロールせずに最初に見える範囲を指します。コンテンツの良し悪しを判断される材料となるため、重要な内容はこの範囲に入れることが推奨されています。
コンテンツ
ウェブページ、メール、ニュースレターなどの内容をコンテンツと呼びます。コピーライティング、画像、動画などいかなる形態の内容にも当てはまります。マーケティングにおける最も重要な要素です。
ランディングページ
クリック後に遷移する最初のページをランディングページと呼びます。「ランディング」は「着地する」という意味があり、サイト訪問者が最初に閲覧する(着地する)ページであり、離脱を防ぐためには魅力的で分かりやすいコンテンツを用意することが推奨されています。
セグメント
興味の対象、購入履歴、居住地域など特定の条件でメーリングリストを分割する行為を指します。ターゲットを特定し、より高いエンゲージメントやコンバージョン率を達成するのに効果的です。
パーソナライズ
宛先名や件名など受信者の名前や以前の購買情報などを差し込むことでメールに親しみを持ってもらえるように計らう運用です。
オプトイン
「購読許可」とも呼ばれ、広告メールやメルマガなどに対し受信を許可する行為を指します。
オプトアウト
「購読停止」とも呼ばれ、広告メールやメルマガなどに対し購読を停止する行為を指します。オンラインで購読停止ができる導線の提供は義務化されています。
オプトイン確認
オプトイン確認はダブルオプトインとも呼ばれ、2段階のステップで購読を確認する方式です。購読者はまず自身の情報を送信して登録し、その後確認メールで再度購読の意思を明らかにするプロセスとなります。
ダブルオプトイン
メール購読の意思確認におけるグッドプラクティスで、登録フォームやチェックボックスなどからメルマガ登録し、その後届く認証メールで改めて購読の意思を告げる2ステップのオプトイン方式です。
ダブルオプトイン方式で得る購読者情報はエラーや苦情報告が目に見えて少なく、理想的なメール配信運用の土台となります。「オプトイン確認」も合わせてご確認ください。
事前承認
オプトインと同様、メール受信者は自身のメールアドレスがどのような目的で取集されて、その使用方法とメールアドレスの収集に同意したことを指します。
事前承認はメールマーケティングにおけるベストプラクティスであり、メール配信サービス利用において必須条件となります。
オリジナルリスト
ブランドがオリジナルで獲得した、配信許可を得ている配信リストです。広告メールを送ったり、アップセル・クロスセルなど顧客との信頼関係を築いていく第一歩であり、マーケターにとって非常に重要な資産となります。
メーリングリスト
メール配信における配信リスト、顧客リストを指します。
ターゲットリスト
関連性の高いコンテンツを送信するためメーリングリスト内の特定のコンタクトのみを抽出する行為です。
レンタルリスト
「購入リスト」とも呼ばれ、対価を支払うことでアクセルできる特定の情報に対しメールを受け取ることを許可した人のリストとなります。Benchmark Emailではユーザー自身で収集したオプトインリスト以外はご利用を許可しておらず、レンタル・購入リストのご利用は即座のアカウント停止に繋がります。
フィッシング
メールや偽リンクなどを使用し、ユーザー名、パスワード、クレジットカード情報などを不正に獲得する詐欺行為で、個人情報を悪用するアイデンティティ詐欺の主な手口です。
プライバシー
個人的な情報をみだりに公開されない法的な保障と権利を指します。顧客との連絡においてはプライバシーの侵害がない旨をクリアにし、名前や連絡先などの個人情報提供に抵抗をなくす配慮が必要です。
購読
オプトインしてメール受信への許可を行う行為を指します。
購読停止
メーリングリストからの削除を行い、ニュースレターやメルマガ受信を停止することを指します。
受信者
メール受信を希望した、メール送信先のエンドユーザーを指します。
送信者
メールを送信する個人あるいは組織を指します。
評価
送信者のドメイン・サーバーに対し、善良なメール送信者であるかどうかが評価されます。苦情報告件数やエラー率などが主な判断材料となっています。
スパム
受信者の許可なしに送信される迷惑メールです。
スプーフィング
スパム送信者が他者のメールアドレスを詐称し不当に個人情報を得る詐欺行為を指します。送信者として表示されるメールアドレスが信頼できるものであるため誤ってメールを開封・返信してしまう仕組みとなっており、受信者の個人情報が盗まれる、また詐称されたメールアドレスドメインの評価も下げる2重でのダメージが起こります。フィッシング詐欺との併用が多くみられます。
トラッキング
メールの効果測定のため開封やクリックなどの統計情報を収集することを指します。
SPF & CNAMEレコード
メール到達率の向上に役立つ、送信ドメイン認証設定です。詳細は こちらをご覧ください。
URL
Universal Resource Locator の略で、ウェブページのアドレスを指します。インターネット上で特定のページがどこにあるかを開示する情報となり、コロンとスラッシュ線で分かれた2つの要素で成り立っています。最初の部分(HTTP、FTP、HTTPなど)は特定のページで使用されるプロトコルで、サーバーやブラウザがどのようにページを読み込むかの情報が表示されています。2つ目の部分はリソース情報でドメインやIPアドレスを指定しています。(例:www.benchmarkemail.com)
HTML
HTMLはHyperText Markup Languageの略で、大半のウェブページを構成するプログラミング言語です。HTMLはコード形式で入力され、画像や動画、テキスト表示などコンテンツの形成に使用されます。メールやウェブページへテキストコンテンツを挿入する場合、タグと呼ばれる指標を利用し、コンテンツの種類を指定します。
例:<h1> はヘッダータグとしてウェブページのタイトルを表示するため大きなフォントを使用するテキストコンテンツに適用します。テキストの最後には </h1> と入力することで、タイトル表示の終わりを指定します。
メールクライアント
メールを閲覧するためのソフトウェア、アプリを指します。メールクライアントによってメールコンテンツの表示などに違いが発生します。Mac MailやスマホのGmailアプリ、Outlookなどがメールクライアントにあたります。
ホワイトリスト
受信者によってスパムフィルターに引っかからないよう設定されたコンタクトあるいはIPアドレスを指します。件名やコンテンツに関わらずメールが到達するようになります。
ブラックリスト
ISPや企業、メールサーバーなどにより不当なメール送信者と認識されるIPアドレスを指します。商業メールを許可なしに送りつけるスパムメール送信者や危険なウイルス・マルウェア送信者などが通常ブラックリスト化されます。
ブロック
受信側から受信を拒否されることをブロックと呼びます。受信サーバー、ドメイン、あるいはISPによるセキュリティフィルタが原因となります。
エラー
受信先に到達せず送信サーバーへ返送されるメールを指します。エラーはハードエラー、ソフトエラーと分かれ、ハードエラーは存在しないアドレスや受信サーバーによるブロック設定で永続的に受信不可となっている場合に発生し、ソフトエラーは受信箱の容量不足や受信サーバーのエラーなど一時的な理由で受信不可となっている場合に発生します。
ハードエラー・ソフトエラー
受信不可なメールはエラーと呼ばれます。ハードエラーは存在しないアドレスや受信サーバーによるブロック設定で永続的に受信不可となっている場合に発生し、ソフトエラーは受信箱の容量不足や受信サーバーのエラーなど一時的な理由で受信不可となっている場合に発生します。
フィードバックループ
メール受信者からの苦情をISPから送信者にフィードバックし、メール配信リストから削除を求める仕組みです。通常購読停止のリクエストとして扱われます。「苦情報告」も合わせてご参照ください。
苦情報告
スパムメールに対する迷惑メール報告です。
API連携
APIはApplication Programming Interfaceの略で、全く異なるソフトウェア間でのデータ通信を実現するプログラミングの一種です。
自動返信メール
自動で返信メールを送信する機能、プログラムです。ステップメール機能はウェルカムメールに活用します。
発送代行完全ガイド
発送代行に関しての基礎知識が全てわかる徹底ガイドです。発送代行サービスを検討されているEC事業者様は是非ご覧下さい。
監修者
アドバイザー
吉村 典也
日本の製造業を強くするためのコンサルティング会社、外資システム会社などを経て、通信販売(ダイレクトマーケティング)、Eコマースの事業運営・CRM/購買体験+購買後体験)運用・フルフィルメントサービス運用のアドバイザーとして、CS&BPOセンター(CX設計・運用からシステム設計・運用まで)の新規立上・受託までを担ってきた。通販基幹システム・Eコマース・オムニチャネル/OMO・CRM+MAシステムのマーケティングセールスから、業務設計・運用までをコマース・小売事業会社ととも一緒にアクション&グロースしてきた。
大手通販グループの「単品リピート(サブクリプション)/通販基幹CRMシステム」外販・導入サポート業務を通じて出会った事業者とのコミュニケーションを通じて、まだまだ、日本のDNVB・D2C(DTC)ビジネスにはチャネルとしてではなく、「顧客中心」としてのホネストビジネスとして、再成長の可能性、未知のカテゴリー、オムニチャネルコミュニケーションからのオムニチャネルコマース体験がある、それを支えるコマース事業者のインハウス化が必要であること、そして柔軟に迅速にその業務を支持・運用できる、MACH・コンポーザブルタイプのシステムを広めることが大切と確信しつつ、1社でも多くの30億、100億円事業にグロースするためのアドバイス・サポートを提供している。
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