日本の製造業を強くするためのコンサルティング会社、外資システム会社などを経て、通信販売(ダイレクトマーケティング)、Eコマースの事業運営・CRM/購買体験+購買後体験)運用・フルフィルメントサービス運用のアドバイザーとして、CS&BPOセンター(CX設計・運用からシステム設計・運用まで)の新規立上・受託までを担ってきた。通販基幹システム・Eコマース・オムニチャネル/OMO・CRM+MAシステムのマーケティングセールスから、業務設計・運用までをコマース・小売事業会社ととも一緒にアクション&グロースしてきた。
インタビュー&ライティング 吉村 典也
株式会社レバレッジは、VALXでプロテイン市場で1番を取ること、そして、次の「日本一」を目指しているからこそ、
これらから目指す日本一としては、現在は20~30代男性がメインターゲットとなっていますが、今後は
- 経営者層向けマーケット
- 女性向けマーケット
- 子ども向けマーケット
- 高齢者向けマーケット
を一気に立ち上げたいと考えていますとのこと。
そして、そのための体制と人材要件についてお伺いしてきました。
VALX 世界をフォーカスして日本一グロースハックしている理由 #1
今回は、実は、「日本一」は1つのプロセスであること、そして、目標は「世界一」であることについてお伺いさせていただきます。
みなさまに、気づきとインサイトをお届けさせていただきます。
日本ではなく、「世界一」を目指すことについて
ファシリテーター:吉村 典也 (以下:吉村)
日本だけではなく、世界を目指すことについてお伺いさせてください。
株式会社レバレッジ 代表取締役CEO 只石 昌幸 様(以下:只石 様)只石様Twitter:@kodawari_ceo
世界中にはもっと大きなチャンスがあると思っています。
僕の地元は、群馬県です。東京に比べたら田舎ですよね。そこには、1軒のスーパーがあります。
しかし、年々売上は下がっていきます。
何故か? みなさんお判りだと思います。
その原因の一つは、どんどん人口が減っているためです。
売上を上げる施策としては、東京などの人が多くて、成長していて、活気のあるところに進出することが1つの方法だと思いませんか?
日本のマーケット全体を俯瞰すると、少子高齢化が基礎的な条件になっています。
世界視点で捉えていくと、成長しているマーケットが見えているので、世界に展開する目的の理由の1つになっています。
吉村
先ほど #1 でのお話でもありました、日本でのポジション、アクションは、あくまでも目標の1つであること。
次の目標にむけて、圧倒的・徹底的に実施することの1つ1つの細かなやることだということですね。
只石 様
そうです。
「日本一になれなければ、世界一になれない」
ということです。
そして、僕が言っていることは、プロモーションテクニックよりマーケットのあるところで、やってみるということです。
日本から出ていかないから 自分たちのおかれている環境が、理解できない。
先程の群馬県を例にあげたときのように「村」だと思っていないことが問題だと考えています。
吉村
世界ですが、北アメリカ、ヨーロッパ、中国、そしてアジア、インド、アフリカなどのエリアがあると思っています。
具体的にどのマーケットから進出をしようとされていますか。
只石 様
僕は、世界の現地をみるようにしています。
それは、実際の現地の顧客のことを理解するためだけではなく、日本のことがよく見えること、俯瞰できるからでもあります。
そのような体験を重ねていく中で
プロテインについては、
- VALX-プロテインを表現する市場
- プロテインを売る市場
があると捉えるようになりました。
プロテインを表現する市場
VALX-プロテインを表現する市場としては、日本人は圧倒的に欧米に視点と意識と感情が向いています。
それを活かすために、ゴールドジムの発祥の地でもある、
Souce:https://www.goldsgym.com
Gold's Gym | Where Greatness & Legacies are Built.
It's where greatness lives. It's where legacies are built. And they're built every single day with the best weight & strength training, classes,
*Gold's Gym International, Inc.
1965 年 8 月に最初のゴールド ジムをカリフォルニア州ベニス ビーチにオープンしました。手作りの器具が特徴で、「ボディービルのメッカ」と呼ばれ、アーノルドシュワルツェネッガーとデイブ ドレイパーが頻繁に訪れています。
只石 様
ベニスビーチ(Venice Beach)にYouTubeスタジオを設立して、燦々と流れる雰囲気を背景として、ロスからVALXファンのための情報発信をしていき、ブランドとコミュニティを構築していきたいと考えています。
圧倒的に
「ロスの風を感じるブランド」
にしたいです。
キュレーション
*ベニスビーチとは
ヴェニス (Venice) は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス西部の一地区。
目の前に広がるビーチの他、運河とオーシャンフロントウォークでのパフォーマンスで知られる。ビーチ沿いにはたくさんの土産物屋や露店が立ち並び、砂浜に生えるヤシの木、建物の壁に描かれたグラフィティなどと相まって、いかにもカリフォルニアという雰囲気を持つため、ロサンゼルス周辺でも代表的な観光スポットの一つであり、さまざまな映像作品の舞台となってきた。
ベニス ビーチには、世界的に有名なウエイトリフティングとボディービルの屋外ジム、マッスル ビーチがあります。ボードウォークで見逃せないベニス ビーチのアトラクションの 1 つです。
優勢なボディタイプは、筋肉質のハルクです. 行くのに最適な時間帯は営業している日中で、真面目なウェイトリフター全員がトレーニングを行っています。
楽しい事実: アーノルド・シュワルツェネッガーは、ボディービルの競技中にここでトレーニングを行いました。今でもときどき登場します。
マッスルコンテスト
屋外トレーニングジムの近くで、5月の最終日曜日のメモリアルデー戦没将兵追悼記念日、7月4日の独立記念日、9月第一月曜日のレイバー・デーの年3回開催され、男・女・マスターズ(35歳以上)のボディビル部門、フィジック部門(男)、フィギュア部門(女)、ビキニ部門(女)に分かれビーチに似合う身体を競うカリフォルニア最大級のアマチュアコンテストでアメリカ合衆国内だけでなく国外からの参加も多い。
プロテインを売る市場
吉村
世界を狙った中での、「日本一」と、日本だけの「日本一」では視点が違ってくると言われています。
世界そして、アジアの各国を訪問されて感じられたことから、プロテインを売る市場として、アジアからを選択された理由について
- アジアの顧客が魅力的であり
- そこでの可能性が圧倒的にある
ある理由についてお伺いさせてください。
只石 様
よくある逸話ですが、ある国を訪れました。その国の人々は「裸足」だと気づきました。
A:「靴」は売れない
B:「靴」が売れる
の2つの捉え方があります。
僕は、競合のない地域では、Bの「靴」が売れるマーケットがあると捉えるタイプです。
そして、アジアを幾度もなく訪問して、アジアの成長をみて実感しているからこそ、これからがチャンスだと実感しています。
やると決めたから、これを「失敗を恐れず」に実施してくれる、スタッフを求めています。
吉村
ありがとうございます。
アジアは、DNVBとその一カテゴリーDTC/D2C 3.0ブランドにとっては、とても成長と可能性のあるマーケットです。日本は見逃していたり、過小評価をしがちですが、それは、中国でもいろいろなカテゴリーにおいて、欧米や韓国、中国ブランドに圧されて、マーケットでのポジションを得ることが出来ていないことと同じだと私は考えています。
eコマース 成長マーケット 東南アジアについてのインサイト 2023年版
eコマース 成長マーケット 東南アジアについてのインサイト 2023年版
・成長しているマーケット
・Eコマースの成長
・マーケットプレイス一覧
・顧客を維持するための鍵は顧客購買体験全体
eコマース 成長マーケット 東南アジア編 成功のための6つのPoint 2023年版
デジタル消費者の獲得競争で優位に立つための6つの方法
1.Re・write デジタルファーストのアジェンダを書き換える
2.Re・wire ビジネスモデルを再構築する
3.Re・imagine コンシューマーエンゲージメントを再構築する
4.Re・fresh 商品・製品ラインアップの刷新
and more
是非、レバレッジにジョインして、このマーケットに挑戦していくスタッフのエントリーに期待しています。
エントリーはこちらhttps://www.wantedly.com/companies/lev
本日はありがとうございました。
次回は、ベニスビーチと、アジアでインタビューさせていただきたいと思っています。
キュレーション
アジアでの勝算について、只石社長からは詳細な情報・判断をお聞かせいただいていますが、今回は伏せています。
それは、我こそは、アジアでのマーケティング、事業展開にチャレンジしたい方には、ぶつかってほしいと思っているからです。
富士ロジテックホールディングスが捉えている、アジアECマーケット環境などについては別コラムで展開しますのでしばらくお待ちください。
只石社長が語るレバレッジの強さは、こちらのコマースピックスさんの記事がとても刺激的です。
- 商品開発を現場に一任する理由とは?
- 社員主導の組織に変わったレバレッジの転換点
- 自由と責任、挑戦できる環境があるレバレッジ
- 会社の成長とともに圧倒的に成長したい人材を求む
- まずは日本一を目指す新たな5つの市場
- インタビューを通して:急成長組織を支える強い大黒柱の存在
VALX流、社員主導の強い組織を作るには?急成長中のレバレッジ代表の只石昌幸に訊く
なぜ、VALXがD2C(DTC)として成長しているのか。
派手な部分に目がいきがちですが、事業開発・マーケティングなどの担当経験のある方なら、いくつものインサイトポイントが思いつくはずです。
たとえば、デジタル広告マーケティングではなく、コミュニケーションマーケティングなのか。
圧倒的 とは
ファンを熱狂させる とは
YouTube なのか
などについては、こちらの
コマースピック記事
「ぶっちゃけVALXなぜ上手く行ったの?362%年商成長・いま最重要D2Cブランド「VALX」流マーケティングの秘密を徹底解明!」
Souce:https://www.commercepick.com/archives/22534
をご一読ください。
<ファシリテータープロフィール>
代表 吉村 典也
日本の製造業を強くするためのコンサルティング会社、外資システム会社などを経て、通販、Eコマースの事業運営・CRM購買体験運用・フルフィルメントサービスト運用のアドバイザーからBPOセンター(CX設計・運用からシステム設計・運用まで)新規立上・受託までを担ってきた。通販基幹システム・Eコマース・オムニチャネル/OMOシステムの営業と、業務設計・運用までを担って事業会社ととも一緒にアクション&グロースしてきた。
やずやグループの「基幹CRMシステム」外販導入サポート業務委託を通じて出会った事業者とのコミュニケーションと課題を通じて、まだまだ、日本のDNVB・D2Cビジネスには成長の可能性、未知のカテゴリーがあると確信しつつ、1社でも多くの30億、100億円事業にグロースするためのアドバイス・サポートを提供している。
参考になる国際コマース関連コンテンツ
Shopify Plusで国際的(日本国内と日本から)に販売して ブランドを拡大する方法
#1 国際Eコマースマーケット
第1章では、Eコマースビジネスが国際的なマーケットに拡大することの重要性と、そのための戦略について説明されています。国際化を成功させるためには、国際展開のタイミングを正確に把握し、十分な資金を調達する必要があります。また、Shopify、Shopify Plusでのオンラインストアの構築やマーケティング戦略、運用とコンプライアンス、ロジスティクスとフルフィルメントについても詳細に解説されています。資金調達の方法として、eコマースに特化した収益ベースの金融ソリューションが紹介されています。
#2 コマースプラットフォーム
第2章では、プラットフォームオンラインストアの構造は、URL構造、多通貨、多言語の要素を統合する必要があります。地域の顧客コンテキストの調査に基づいてデータ主導の決定を行うために、Eコマースストアを分析し、改善すべき弱点や領域を特定します。オンラインストアの構造を設計する際には、Shopify、Shopify Plusでは、単一のストアからすべての国への対応を運営するか、複数のストアアプローチを選択するかを選ぶことができます。
Shopify Marketsを使用すると、国際展開やローカライズされた購買体験を実現できます。URL構造の選択肢には、国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)、サブドメイン、サブディレクトリがあるので目的に応じて選択してください。正しいhreflangタグの実装が必要であり、顧客を適切なストアフロントに誘導するための努力をしてください。
#3 マーケティング と 戦略
第3章では、マーケティングと戦略に関するいくつかの重要なポイントが説明されています。
1. 新しい地域へのマーケティング戦略の適応 グローバル展開において、マーケティングキャンペーンを国際化し、ローカライズする必要があります。文化の違いや言語の違いに対処し、地域の市場の特徴を考慮して戦略を立てることが重要です。
2. 顧客体験のパーソナライズ オンラインストアを通じて顧客とつながるために、個別に合わせた顧客体験を提供することが重要です。パーソナライゼーションを活用して、地域に合わせた商品やコンテンツを提供し、顧客の関与と購買意欲を高めます。
3. メールマーケティング メールマーケティングは国際展開において重要なチャネルです。地域のコンプライアンスやマーケティングの態度を調査し、パーソナライズされたメッセージを作成することが求められます。また、ユーザー生成コンテンツを活用して、消費者との信頼関係を構築することも重要です。
これらのポイントを考慮しながらShopify、Shopify Plusを活用して、新しい地域へのEコマースマーケティング戦略を展開し、顧客体験をパーソナライズし、メールマーケティングやユーザー生成コンテンツを活用することで、国際的な成功を目指すことができます。
#4 運用 と コンプライアンス
第4章では、Eコマースの運用とコンプライアンスの自動化について説明されています。特に、カスタマーサポート、国際税務、および運用の自動化に焦点が当てられています。自動化は、ビジネスプロセスを合理化し、効率を向上させるために活用されます。Shopifyや、Shopify Plusでの具体的な自動化の例としては、自動化ソフトウェアの導入、詐欺の検出、在庫管理の自動化、カスタマーサポートの向上、国際税金の計算などが挙げられます。これらの自動化は、顧客体験の向上と効率化に役立ちます。
#5 ロジスティクス と フルフィルメント
第5章では、ロジスティクスとフルフィルメントについての重要なポイントが説明されています。Shopify、Shopify Plusでの要点を以下にまとめます。
1. 在庫管理 複数の市場に展開するためには、自動化されたシステムを使用して在庫管理を効率化する必要があります。マルチロケーション在庫管理システム(IMS)は、在庫を同期し、リアルタイムで在庫レベルや需要を把握するためのツールとして役立ちます。
2. 倉庫保管 グローバルサプライチェーンでは、倉庫が重要な役割を果たしています。国際的な倉庫の確立は、短納期や返品ポリシーなどのローカライズされた購買体験を提供するために必要です。3PL(サードパーティロジスティクス)を使用することで、国際的なビジネス展開を容易にすることができますが、制御や認識の制約も考慮する必要があります。
3. 配送 海外への配送においては、利益率を保ちながら効果的な配送方法を見つけることが課題です。適切な国際配送会社との関係を築くことが重要であり、複数の運送業者を使用することで送料を最適化することができます。
これらのポイントを把握し、Eコマースのロジスティクスとフルフィルメントを効果的に管理することで、顧客の期待に応えることができます。
発送代行完全ガイド
発送代行に関しての基礎知識が全てわかる徹底ガイドです。発送代行サービスを検討されているEC事業者様は是非ご覧下さい。
監修者
アドバイザー
吉村 典也
日本の製造業を強くするためのコンサルティング会社、外資システム会社などを経て、通信販売(ダイレクトマーケティング)、Eコマースの事業運営・CRM/購買体験+購買後体験)運用・フルフィルメントサービス運用のアドバイザーとして、CS&BPOセンター(CX設計・運用からシステム設計・運用まで)の新規立上・受託までを担ってきた。通販基幹システム・Eコマース・オムニチャネル/OMO・CRM+MAシステムのマーケティングセールスから、業務設計・運用までをコマース・小売事業会社ととも一緒にアクション&グロースしてきた。
大手通販グループの「単品リピート(サブクリプション)/通販基幹CRMシステム」外販・導入サポート業務を通じて出会った事業者とのコミュニケーションを通じて、まだまだ、日本のDNVB・D2C(DTC)ビジネスにはチャネルとしてではなく、「顧客中心」としてのホネストビジネスとして、再成長の可能性、未知のカテゴリー、オムニチャネルコミュニケーションからのオムニチャネルコマース体験がある、それを支えるコマース事業者のインハウス化が必要であること、そして柔軟に迅速にその業務を支持・運用できる、MACH・コンポーザブルタイプのシステムを広めることが大切と確信しつつ、1社でも多くの30億、100億円事業にグロースするためのアドバイス・サポートを提供している。
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